賃貸トラブルQ&A:管理会社への連絡はクレーマー?騒音・設備トラブルへの対処法

今回住んでいる賃貸では何かと管理会社へ電話する機会があります。 この一年で ドアノブをかなり引っ張らないと玄関ドアが閉まりきらない。 テレビが映らなくなった(上の部屋のリフォームでテレビ配線が切れたため) 上の部屋の騒音(深夜23時~2時くらいの間に毎日1、2時間掃除機がけ) 隣のベランダのペットの排尿放置の異臭 排水口から音がしたあと臭い ベランダの排泄は去年の夏に管理会社から注意してもらったら綺麗になりました。 最近また排泄させてベランダが臭いのですが 今まで7,8年住んでいた2件の賃貸では トイレの換気扇が新築当初から回っていなかったことで1度電話しただけなので 1年で何回も電話しているので今回も管理会社へ電話するのが億劫です。。。 苦情内容や回数からクレーマーっぽいですか? それとも苦情を伝えて当たり前の内容でしょうか。

賃貸におけるトラブルと管理会社への連絡:クレーマーかどうかは回数ではなく内容で判断

一年で何度も管理会社に連絡する必要がある状況、確かに不安になりますよね。 しかし、連絡内容が正当なクレームであれば、連絡回数は問題ではありません。 むしろ、放置することで事態が悪化したり、あなたの生活の質が著しく低下したりする可能性があります。 大切なのは、連絡の仕方連絡内容の明確さです。 今回は、それぞれのトラブルについて詳しく見ていきましょう。

具体的なトラブルと対処法

玄関ドアの閉まりが悪い

玄関ドアが閉まりにくいのは、安全上の問題にも関わる重大なトラブルです。 防犯上も問題ですし、隙間風による冷暖房効率の低下も考えられます。 管理会社に連絡する際に、「ドアノブを強く引っ張らないと閉まらない」と具体的な状況を伝え、早急な修理を依頼しましょう。 修理状況の写真や動画を記録しておくと、後々のトラブル防止にも役立ちます。

テレビが映らない

上の部屋のリフォーム工事でテレビ配線が切れたとのこと。これは明らかに管理会社の責任です。 工事の影響で発生したトラブルであることを明確に伝え、速やかな復旧を要求しましょう。 工事の際に事前に連絡がなかったのか、工事内容の説明不足だったのかなども合わせて伝えましょう。

上の部屋からの騒音

深夜の掃除機の音は、明らかに時間外騒音であり、居住者の静穏な生活を妨げるものです。 管理会社に連絡する際には、騒音発生日時、頻度、具体的な音(掃除機の音など)を明確に伝えましょう。 可能であれば、騒音の録音も証拠として有効です。 管理会社は、入居者間のトラブル解決にも責任を負っています。

隣のベランダのペットの排泄

一度注意してもらったにも関わらず、再びペットの排泄が放置されているとのこと。これは衛生上の問題であり、放置すると害虫発生などのリスクも高まります。 管理会社に再三の注意喚起を依頼し、改善が見られない場合は、法的措置も視野に入れることを伝えましょう。 過去の対応履歴も合わせて伝え、管理会社に責任ある対応を求めることが重要です。

排水口からの異臭

排水口から異臭がする場合は、配管の詰まりや破損の可能性があります。 管理会社に連絡し、原因究明と修理を依頼しましょう。 異臭の発生状況(いつから、どのくらいの頻度で)を具体的に伝え、写真や動画を撮っておくと、よりスムーズな対応が期待できます。

管理会社への連絡方法

管理会社への連絡は、電話、メール、または管理会社のポータルサイトなど、複数の方法があります。 状況に応じて適切な方法を選びましょう。 電話の場合は、日時、氏名、部屋番号、トラブルの内容を明確に伝え、担当者からの連絡を待ちましょう。 メールの場合は、写真や動画などの証拠資料を添付すると効果的です。

クレーマーとみなされないためのポイント

「クレーマー」とみなされないためには、以下の点を意識しましょう。

  • 冷静に、事実を正確に伝える:感情的にならず、客観的な事実を淡々と伝えましょう。
  • 具体的な状況を説明する:いつ、どこで、どのような問題が発生したのかを明確に説明しましょう。
  • 解決策を提案する:問題解決のため、具体的な対応策を提案することで、建設的な話し合いを進めることができます。
  • 記録を残す:連絡日時、内容、担当者名などを記録しておきましょう。 証拠となる写真や動画も残しておくと安心です。
  • 丁寧な言葉遣いを心がける:言葉遣いは、相手に与える印象を大きく左右します。

専門家のアドバイス:弁護士への相談

もし、管理会社との交渉が難航したり、解決に至らない場合は、弁護士への相談を検討しましょう。 弁護士は、あなたの権利を擁護し、適切な解決策を提案してくれます。 法律的な観点からアドバイスを受けることで、より効果的な対応が可能になります。

まとめ:あなたの権利を守り、快適な生活を

今回のケースは、どれも正当なクレームであり、管理会社に連絡するのは当然のことです。 連絡回数が多くなったとしても、冷静に、丁寧に、そして具体的に問題点を伝えることで、クレーマーとみなされるリスクを軽減できます。 あなたの権利を守り、快適な生活を送るために、積極的に管理会社とコミュニケーションを取りましょう。 必要であれば、専門家の力を借りることも検討してください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)