賃貸トラブル!防音・防犯対策が不十分な部屋からの退去について

家の契約の事で相談です。 彼女の借りている部屋の事でなんですが、大学に通う為部屋を借りたんですが、女の子とゆう事もありセキュリティが高い所を探し防犯カメラ完備しかも防音性が高いといわれたので周りの物件 よりかなり高い部屋に住んでいます。 ですが…横の部屋のトイレの紙を巻き取るカラカラという音、階段の横でもないのに階段を上がる音、横の部屋の窓を開ける音が聞こえるなど防音なのかなと思うくらいです。 しかも防犯カメラ完備と言われたと言われたのに写っているか心配と彼女に言われたので部屋の廊下についている防犯カメラを壁にむけて映らなくして1ヶ月たちましたがカメラは、壁を向いたままで直してもないので絶対に写っていません。 実際周りの物件からしても2万円くらい高い部屋なので高い家賃払ってるのもバカバカしいと思っているらしく部屋を探しているのですが今の部屋に初期費用で30万円近く払ってるので余裕がない状態らしいのです、今更新しい防犯カメラをつけられたって信用出来ないから絶対に出て行く気らしいのですがこの場合、賃貸会社に相談して次の物件に入る為の初期費用等を負担していただく事等できるのでしょうか?

賃貸契約における防音・防犯の問題と解決策

彼女さんが現在お住まいの賃貸物件は、契約時に謳われていた防音性と防犯性に大きな乖離があり、居住者の満足度を著しく損なっている状況です。 高額な家賃を支払っているにも関わらず、騒音問題や防犯カメラの不備に悩まされているのは、非常に残念な事態です。 この問題を解決するために、賃貸会社への相談と具体的な対応策を検討する必要があります。

1. 賃貸会社への相談:具体的な手順と証拠集め

まず、賃貸会社に現状を伝え、問題解決に向けて交渉することが重要です。その際、以下の点を踏まえて対応しましょう。

  • 具体的な騒音の内容を記録する: いつ、どのような音がどのくらいの頻度で発生するのかを詳細に記録します。日付、時刻、音の種類、発生時間などをメモし、できれば録音もしておきましょう。これは、賃貸会社への交渉において強力な証拠となります。
  • 防犯カメラの不備を写真・動画で記録する: 壁に向けられた防犯カメラの状態を写真や動画で撮影し、証拠として残しておきましょう。設置場所、カメラの向き、日付・時刻を記録することが重要です。1ヶ月間も放置されている状態は、賃貸会社の管理体制に問題があることを示す証拠になります。
  • 賃貸契約書を確認する: 契約書に記載されている防音性能や防犯設備に関する記述を確認し、現状との違いを明確にしましょう。契約内容と現実の状況に大きな乖離があることを示すことが重要です。
  • 賃貸会社への連絡方法: 電話やメールだけでなく、内容証明郵便で連絡することで、証拠を残すことができます。重要な交渉は、記録が残る方法で行いましょう。
  • 相談窓口の確認: 賃貸会社には、クレーム対応窓口や担当者がいるはずです。その窓口に直接連絡し、状況を説明しましょう。

2. 解約時の初期費用負担について

賃貸会社に相談した結果、問題が解決しない場合、契約解除を検討する必要があるかもしれません。 契約解除に伴う初期費用の負担については、以下の点を考慮する必要があります。

  • 契約書の確認: 契約書に解約に関する規定が記載されているかを確認しましょう。解約違約金やその他の費用に関する規定が記載されている可能性があります。
  • 民法上の規定: 賃貸物件に重大な瑕疵(欠陥)がある場合、借主は契約解除を請求し、損害賠償を請求できる可能性があります。今回のケースでは、防音性・防犯性の欠如が重大な瑕疵に該当するかどうかが争点となります。
  • 交渉の余地: 賃貸会社は、責任を負うことを避けるため、解約に応じない可能性があります。しかし、証拠を提示し、粘り強く交渉することで、解約に伴う初期費用の負担を軽減できる可能性があります。具体的には、解約違約金の減額や、次の物件への引っ越し費用の一部負担などを交渉してみましょう。
  • 弁護士への相談: 交渉が難航する場合は、弁護士に相談することをお勧めします。弁護士は、法的観点から適切なアドバイスを行い、交渉をサポートしてくれます。

3. 専門家の視点:不動産コンサルタントの意見

不動産コンサルタントの視点から見ると、今回のケースは、賃貸会社に瑕疵担保責任がある可能性が高いです。 契約時に「防音性が高い」「防犯カメラ完備」と説明されているにも関わらず、実際にはその性能が満たされていないためです。 借主は、契約内容と現実の状況の乖離を主張し、解約と初期費用の返還を求めることができます。ただし、交渉は慎重に進める必要があり、証拠をしっかりと準備することが重要です。

4. 具体的なアドバイス:次の物件探しと費用負担の軽減

彼女さんが安心して暮らせる新しい物件を探すためには、以下の点を考慮しましょう。

  • 物件選びのポイント: 防音性と防犯性を重視し、事前にしっかりと確認しましょう。実際に部屋を見て、音の聞こえ具合や防犯設備の状況を確認することが大切です。近隣住民への聞き込み調査も有効です。
  • 初期費用の負担軽減: 賃貸会社との交渉が難航する場合は、引っ越し費用の一部を負担してくれる仲介業者を探すのも一つの方法です。また、保証会社を利用することで、初期費用を抑えることができる場合があります。
  • 家賃相場の調査: 周辺の家賃相場を調べ、妥当な家賃の物件を選びましょう。高すぎる家賃を支払う必要はありません。

まとめ

今回のケースは、賃貸契約におけるトラブルの一例です。 契約前にしっかりと物件を確認し、不明な点は賃貸会社に確認することが大切です。 トラブルが発生した場合は、証拠をしっかりと集め、賃貸会社と冷静に交渉しましょう。 必要であれば、弁護士などの専門家に相談することも検討してください。 彼女さんが安心して暮らせる新しい住まいが見つかることを願っています。

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