賃貸トラブル!水漏れとカビで引越し費用は請求できる?具体的な対処法と解決策

賃貸アパートのカビや水漏れで引越し代の請求などは出来ますか?先月、上階から水漏れがあり私の住んでいる部屋の和室に落ちてきました。すぐに管理会社に連絡すると次の日には水道屋の方がこられました。水道屋の方が上階を確認に行ったのですが、あまりにも上階の部屋の状態がひどく(汚く物が散乱しており異臭がすごい)現時点では修理が出来ない。と言われたため、ハウスクリーニングをいれてから原因を調査する。との事でした。それから1週間がたち、「ハウスクリーニングが終わったので今から修理する」と言われました。その頃にはタタミにカビが生えていた為、「カビがはえているので早くお願いします。」と伝えました。そしてまたさらに1週間ほどたち管理会社から「水漏れはどうですか?」と電話がかかってきました。私は、もう修理に入っているもんだと思い「まだ毎日たれてきています。ポタポタたれる音にイライラしてしまい、寝られないので早くして下さい。」と言いました。2日たっても連絡がないのでこちらから管理会社に連絡すると「担当が休みなんですが、すぐに伝えておきます」と言われました。そして翌日に電話があり「昨日業者が入ったので(上階の修理の)」と連絡がありました。業者の方には今からきてもらえる様ですが、水漏れからここまでくるのに20日以上かかっています。タタミの張替えなどはしてもらえる様ですが、ずっとカビが生え続けていた部屋に住みたくありません。ペットを飼っているのですが、アレルギーもちと旦那が喘息もちなので心配です。この水漏れ以外にもお風呂場のカビがひどいです。換気扇はなく窓が1つあるのですが、毎日喚起をしていてもカビがずっと生えています。一度自分で掃除したのですが、またすぐに生えてきて困っています。出来る事なら引越しをしたいのですが、引越し費用の請求など行っても無理でしょうか・・?築30年ほどの物件で入居して1年ちょと経過しています。長々と申し訳ありません。。ご回答の程、よろしくお願い致します。

賃貸における水漏れとカビ問題:引越し費用請求の可能性

長期間にわたる水漏れとカビの発生は、居住者の健康と生活に深刻な影響を与えます。今回のケースでは、管理会社の対応の遅れが問題を悪化させている可能性が高いです。 引越し費用請求の可能性は十分にあります。 ただし、請求を認めさせるためには、適切な証拠と手続きが必要です。

水漏れとカビの状況証拠の確保

まず、現状を詳細に記録することが重要です。以下の証拠を収集しましょう。

  • 写真・動画:水漏れの状況、カビの発生状況、部屋全体の状況を複数枚撮影・録画します。日付と時刻がわかるようにしましょう。
  • 管理会社との連絡記録:メール、電話の履歴などを全て保存します。日付、時間、内容を明確に記録しておきましょう。
  • 修理・清掃依頼記録:管理会社への修理依頼、ハウスクリーニング依頼などの記録を保存します。
  • 医師の診断書(必要に応じて):カビによる健康被害(アレルギー症状、喘息の悪化など)を証明するために、医師の診断書を提出する必要があるかもしれません。

これらの証拠は、管理会社の対応の遅れと、それが居住者の健康に及ぼした影響を証明する上で非常に重要です。

管理会社への対応と交渉

現状を踏まえ、管理会社に対して改めて改善を要求しましょう。その際、上記の証拠を提示し、具体的な要求事項を明確に伝えましょう。

  • 和室の畳の張替え
  • 部屋全体の消毒・清掃
  • お風呂場のカビ対策(換気扇の設置など)
  • 健康被害への補償(医療費など)
  • 引越し費用負担

これらの要求を一度に伝えるのではなく、優先順位を付けて段階的に交渉を進めることをお勧めします。 まずは、早急な修理と清掃を強く要求し、それが完了した後に、引越し費用について交渉に入るのが良いでしょう。

専門家への相談

管理会社との交渉が難航する場合、専門家の力を借りましょう。

  • 弁護士:法的措置を検討する場合に必要です。弁護士に相談することで、法的根拠に基づいた適切な対応策を立てることができます。
  • 不動産会社:賃貸トラブルに詳しい不動産会社に相談することで、交渉のサポートやアドバイスを受けることができます。
  • 消費者センター:消費者センターに相談することで、客観的なアドバイスや情報を得ることができます。

専門家への相談は、交渉を有利に進める上で非常に有効です。

引越し費用請求の成功可能性を高めるポイント

引越し費用請求が認められる可能性を高めるためには、以下の点に注意しましょう。

  • 管理会社の対応の遅れを明確に示す:管理会社が適切な対応を怠ったこと、その結果として居住者の健康被害や生活上の支障が生じたことを明確に示す必要があります。
  • 健康被害との因果関係を証明する:カビによる健康被害を訴える場合は、医師の診断書など、健康被害とカビとの因果関係を明確に示す証拠が必要です。
  • 具体的な損害額を算出する:引越し費用だけでなく、医療費や精神的苦痛に対する慰謝料なども請求できる可能性があります。具体的な損害額を算出し、請求内容を明確にしましょう。
  • 書面でのやり取りを重視する:口頭での約束は証拠として弱いので、全てのやり取りをメールや書面で行い、記録を残しましょう。

予防策:カビ対策と快適な住まいづくり

今回のトラブルを教訓に、今後のカビ対策を徹底しましょう。

  • 定期的な換気:窓を開けて十分な換気を行うことで、湿気を溜め込みにくくします。浴室乾燥機があれば積極的に活用しましょう。
  • 除湿機の活用:梅雨時期や湿度の高い時期には、除湿機を使用することで室内の湿度を下げることができます。
  • カビの発生しやすい箇所の清掃:浴室、キッチン、クローゼットなどは、こまめに清掃し、カビの発生を防ぎましょう。重曹や漂白剤などを活用するのも有効です。
  • 空気清浄機の設置:空気清浄機を設置することで、室内の空気をきれいに保ち、アレルギー症状や喘息の悪化を防ぐ効果が期待できます。

まとめ

賃貸住宅での水漏れやカビ問題は、放置すると深刻な事態を招きます。適切な証拠を収集し、管理会社と積極的に交渉することで、解決への道筋が見えてきます。必要に応じて専門家に相談することも検討しましょう。 快適な住環境を確保するためにも、日頃から予防策を講じることも大切です。

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