賃貸トラブル!大家さんの一方的な行為と対処法

大家さんともめて困ってます。勝手に部屋に入ってきて、友人を追い出されました。。。私の友人が、最近一人暮らしをはじめました。賃貸のアパートなんですが、そこは1階に大家さんが住んでいて、2階がアパートになっています。ある日、友人を連れてきて、その友人は泊まりました。次の日、本人は仕事にでかけ、その友人は熟睡していたそうです。すると、突然大家さんが入ってきて、契約者でない人が1人でいられると困るということで追い出されたそうです。アパートは2階に監視カメラがついています。そのカメラで出入りをチェックしているらしいのです。大家さんにカメラでチェックするのをやめてくれといったところ、「契約者外の人が1人で部屋にいるのは論外だ。」と言って、全く話し合いになりません。不動産やにも相談したところ、大家さんがおかしいので、出て行く準備をした方がいいとのことだったそうです。そこで、大家さんに「出て行きたいので、敷金・礼金・引越し代」を払って欲しいといったところ、あなたの契約違反なんだから、そんなことには応じられないとつっぱねられたそうです。もちろん、そんな契約なんて、どこにも記載されていませんし、聞いてもいません。人の出入りをチェックして、勝手に部屋に入ってくるなんて、あきらかにプライバシーの侵害だと思います。このまま引っ越したら、泣き寝入りするようで、金銭的にも大きな損害です。法律的におかしくないんでしょうか?何か、大家さんと交渉できる知恵をお借りできないでしょうか?

大家さんの一方的な行為:プライバシー侵害と契約違反の可能性

今回のケースは、大家さんの行為がプライバシー権の侵害にあたる可能性が高いです。賃貸借契約において、大家さんは居住者のプライバシーを尊重する義務があります。監視カメラによる常時監視や、無断での部屋への立ち入りは、この義務に違反する行為と言えるでしょう。 さらに、契約書に明記されていないにも関わらず、来訪者を制限するような一方的な通告は、契約違反に該当する可能性も否定できません。

プライバシー権侵害について

日本の法律では、個人のプライバシーは憲法によって保護されています。 大家さんが設置した監視カメラは、居住者の行動を常時監視するものであり、プライバシー権を侵害する可能性が高いと判断できます。特に、部屋の中まで監視できるようなカメラであれば、その侵害の度合いは大きくなります。 また、無断で部屋に立ち入った行為も、プライバシー権侵害に当たります。 賃貸借契約において、大家さんは緊急の場合を除き、居住者の承諾なく部屋に入ることはできません。

契約違反について

賃貸借契約書に、来訪者に関する具体的な制限が記載されていない限り、大家さんは居住者の来訪者を制限する権利を持ちません。 今回のケースでは、大家さんが一方的に「契約者以外の人が1人で部屋にいるのは論外だ」と主張していますが、これは契約書に明記されていないため、法的根拠に乏しいと言えます。

具体的な対処法:証拠集めと専門家への相談

現状を打破するためには、以下の3つのステップを踏むことをお勧めします。

1. 証拠の収集

まずは、大家さんの行為を証明する証拠を集めることが重要です。

  • 監視カメラの映像:もし可能であれば、監視カメラの映像をコピー・入手しましょう。これは、大家さんの行為を客観的に証明する強力な証拠となります。
  • 証言:友人や近隣住民など、大家さんの行為を目撃した人の証言も有効な証拠となります。証言を得る際には、日付、時間、場所、状況などを具体的に記録しておきましょう。
  • 契約書:賃貸借契約書を改めて確認し、来訪者に関する規定がないことを確認しましょう。契約書のコピーも証拠として保管しておきましょう。
  • メールやLINEなどの記録:大家さんとのやり取りを記録したメールやLINEの履歴なども、証拠として有効です。

2. 専門家への相談

証拠集めが完了したら、弁護士や不動産会社などに相談しましょう。弁護士に相談することで、法的観点からのアドバイスを受け、適切な対応策を立てることができます。不動産会社は、賃貸トラブルの解決に豊富な経験を持つため、具体的な交渉方法や解決策を提案してくれる可能性があります。

3. 交渉と法的措置

専門家からのアドバイスに基づき、大家さんと交渉を行いましょう。交渉がうまくいかない場合は、法的措置(裁判など)も検討する必要があります。

敷金・礼金・引越し代の請求について

大家さんの一方的な行為によって、友人は精神的な苦痛を受け、引っ越しを余儀なくされた可能性があります。この場合、損害賠償請求を検討できます。 敷金、礼金、引越し代だけでなく、精神的苦痛に対する慰謝料の請求も可能です。 弁護士に相談することで、請求できる金額や手続きについて具体的なアドバイスを得られます。

インテリアと関係するグレーな賃貸事情

今回のケースは、インテリアとは直接関係ありませんが、賃貸生活において、居住者の権利と大家さんの権利のバランスが崩れるケースは少なくありません。例えば、壁の色を変える、ペットを飼う、DIYを行うといった行為は、契約書によって制限されていることが多く、大家さんとのトラブルに発展する可能性があります。 事前に契約書をよく確認し、不明な点は大家さんや不動産会社に確認することが重要です。 また、インテリアを選ぶ際には、退去時の原状回復費用を考慮することも大切です。 例えば、壁紙を剥がしたり、床に傷をつけたりするようなDIYは避けるべきです。

まとめ:権利を主張し、適切な解決を目指しましょう

大家さんの一方的な行為は許されるものではありません。 証拠を集め、専門家に相談することで、あなたの権利を守り、適切な解決を目指しましょう。 泣き寝入りせず、積極的に行動することで、より良い解決につながる可能性が高まります。 グレーな部分が多い賃貸トラブルにおいて、専門家の意見を参考に、冷静かつ毅然とした対応を心がけましょう。

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