賃貸トラブル!オーナーからの退去要求への対処法

現在賃貸マンションに暮らしています。昨年、オーナーが変わったのですが、オーナーは私ども家族の退去を願っています。そんなオーナーと今後どのように対応すればよいかお知恵をお貸しください。私の部屋は、築20年の分譲マンションの一部屋を持ち主がオーナーとして貸し出している形式です。2年前に入居したのですが、昨年、入居当時のオーナーがこの部屋の所有権を売りに出し、現オーナーがそれを買い取りました。数か月後、オーナーが退去して欲しいと言っている事を管理会社から聞きました。理由は、所有権を購入する時に「〇〇さん(私ども)は次回の更新で引っ越す」と仲介業者から聞き、次回の更新でオーナー自身がこの部屋に入居しようと思い買ったそうです。私どもは何も知りませんでしたし、子供や仕事や駐車場の関係で引っ越しなど全く考えた事も無いのでどこから出た話なのかも分からず、当然次回も更新して住むつもりの旨をお伝えしました。その後入居後2年が過ぎ初めての更新があったのですが、更新手続きに応じて頂けず、管理会社が法律に則って手続きをして下さいました。(自動更新となり、新たな契約書などの取り交わしはなく、入居時の契約書の内容を継続する形です)先月、急にお湯が出なくなり管理会社経由へ連絡。業者を手配して頂き、17年前の給湯器であるため経年劣化による故障と判断。管理会社からオーナーへ交換の許可を取って頂きましたが「退去するのなら交換してあげよう」と言い、対応してくれないとの事でした。最終的に管理会社がオーナーへ渡る家賃から交換費用を差し引き、強制的に手配をしてくれましたが、故障から交換まで20以上もかかりました。先日管理会社から連絡があり、今月末で管理の契約を終了されてしまうと連絡がありました。年明けからは、オーナー自身の直接管理、もしくは別の管理会社に委託するとの事です。私からすると親身になって対応して下さった管理会社さんがいなくなり非常に不安です。そこでご質問致します。・オーナー自身の直接管理になった場合・別の管理会社になった場合に私が気を付けるべき点などがありましたらお知恵を下さい。「退去して欲しい」と思っているオーナーさんですので、非常に不安です。どうぞよろしくお願い致します。補足本文にも書きましたが、色々な理由で別の場所へ越す事はできない現状があります。仕事柄、朝4時から車を運転するので、駐車場も何とか空きを見つけて借りました。法律的な面からも気を付けるべき点、やるべき事をお教えいただければ幸いです。

賃貸トラブル発生!オーナーからの退去要求と今後の対応

築20年のマンションで、オーナーチェンジ後に退去を迫られている状況、非常に不安な気持ちを抱えていることと思います。 オーナーの言い分は仲介業者からの情報に基づいているようですが、ご自身はそれを承知していません。この状況下で、冷静に、そして法的に正しい対応をすることが重要です。

オーナー直接管理になった場合の注意点

管理会社を介さずに、オーナーと直接やり取りすることになるため、コミュニケーションの取り方に細心の注意が必要です。

  • 全ての連絡を文書で残す:メールや手紙でやり取りし、証拠を残すことが重要です。口約束は信用せず、書面での確認を徹底しましょう。内容証明郵便を利用することで、より法的証拠としての効力が高まります。
  • 定期的な家賃の支払いを確実に:家賃の滞納は、オーナーに退去を迫られる大きな理由となります。期日を守り、きちんと支払うことで、法的立場を強化します。
  • 修繕依頼は迅速かつ丁寧に行う:修繕が必要な場合は、速やかにオーナーに連絡し、状況を説明しましょう。写真や動画で状況を記録しておくと、後々のトラブル防止に役立ちます。また、修理完了後も必ず書面で確認を取りましょう。
  • 法律を熟知する:民法や借地借家法を理解し、自分の権利を主張できるよう準備しましょう。必要であれば、弁護士や不動産会社に相談することをお勧めします。特に、正当な理由なく退去を迫られた場合、違法行為に当たる可能性があります
  • 記録を徹底する:オーナーとのやり取り、修繕の履歴、家賃の支払い記録など、全ての記録を保管しておきましょう。これらは、後々のトラブル発生時に重要な証拠となります。

別の管理会社になった場合の注意点

新しい管理会社との関係構築が重要になります。

  • 管理会社との良好な関係を築く:新しい管理会社と積極的にコミュニケーションを取り、良好な関係を築くことが重要です。修繕依頼や相談など、スムーズなやり取りを心がけましょう。
  • 契約内容の確認:新しい管理会社との契約内容をしっかりと確認し、不明な点は質問しましょう。特に、修繕に関する規定や、更新時の手続きについて確認することが重要です。
  • 管理会社への連絡方法を明確にする:連絡方法、連絡先などを明確に確認し、緊急時の対応についても確認しておきましょう。
  • 前管理会社との連携:前管理会社から重要な情報(修繕履歴など)を引き継いでもらうように依頼しましょう。スムーズな引継ぎが、今後のトラブル防止に繋がります。

専門家の意見:弁護士への相談が重要

オーナーからの退去要求は、非常にデリケートな問題です。 状況証拠から、オーナーの主張は法的根拠が弱い可能性が高いです。 しかし、オーナーの意向が強固な場合、精神的な負担は大きくなります。

弁護士に相談することで、法的観点からのアドバイスを受け、適切な対応策を立てることができます。弁護士費用はかかりますが、将来的なトラブルを防ぎ、精神的な負担を軽減する上で、非常に有効な手段です。

弁護士への相談で得られるメリット

* 法的根拠に基づいた対応:弁護士は、法律に基づいた適切な対応策を提案してくれます。
* 交渉のサポート:オーナーとの交渉をサポートし、有利な条件で解決を目指します。
* 法的措置の検討:必要に応じて、裁判などの法的措置を検討します。
* 精神的な負担軽減:専門家に相談することで、精神的な負担を軽減することができます。

具体的な行動計画

1. **全ての連絡を文書化:** オーナー、管理会社との全ての連絡をメールや手紙で記録します。内容証明郵便も検討しましょう。
2. **家賃の支払い記録を厳守:** 滞納は絶対に避けましょう。
3. **修繕依頼は迅速に:** 問題が発生したらすぐに連絡し、写真や動画で記録を残します。
4. **弁護士への相談:** 早期に弁護士に相談し、法的アドバイスを受けましょう。
5. **証拠集め:** 契約書、家賃領収書、修繕履歴など、全ての証拠を保管します。
6. **記録の保管:** 全てのやり取り、証拠を安全に保管します。

まとめ

オーナーからの退去要求は、非常にストレスの多い状況ですが、冷静に対処することで、状況を改善できる可能性があります。 法的知識を身につけ、記録を徹底し、必要であれば専門家に相談することで、自分の権利を守り、安心して暮らせる環境を確保しましょう。 今回のケースでは、オーナーの主張に法的根拠がない可能性が高いですが、専門家のアドバイスを得ながら、適切な対応を進めていくことが重要です。

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