賃貸トラブル解決ガイド:不動産会社との上手な付き合い方

不動産賃貸会社の対応の解決法をお教えてください。昨年、ペット可の賃貸マンションに入居しました。不動産賃貸会社(〇〇ブルのシステム導入会社)なのですが、以下の事で困ってます。1.室内の台所のコンセントが壊れた(コンセントを抜こうとしたところ、壁からコンセント自体、ケースごと抜けてしまった)ため連絡したら、「大家さんに修理依頼をすると時間がかかるので、自分で修理したほうが早いですよ」と言われました。まあ、ネジ一本だったので直してしまったんです。が、詳しい方ならわかると思いますが、石膏ボードに鉄板ネジだけでとまっているのです・・・また壊れます。ちゃんとステイ等を入れて直してくれと言っても「大家さんがケチなので・・・」となって話が進みません。2.クーラーなのですが、昨夏から日本全国で節電していると思います。そこで部屋についているクーラーがかなり古いため、電気代は高いし、クーラーは効かないしで、次の事を不動産屋に伝えました。「クーラーがついているのでこの部屋を選んだが、クーラーが効かないので交換できないか?」。そしたら業者が見に来たんですが、業者は「このクーラーは古いのでこれ以上は冷やす能力がないから、電気代がかかっても設定温度をかなり低くしないとだめです。不動産屋に伝えておきます。」でした。のちに不動産屋から「クーラーは多少は効くので、大家さんがケチなので交換交渉できない」と言われました。そこで、「じゃあ、クーラーの中古(1年前に購入したもの)1台あるからこの部屋に寄付するから設置費だけ負担できないの?」といったところ「大家さんに聞かないと・・・」となり「大家さんがケチなので・・・」で終わっちゃいます。3.自分たちの駐車場の道路反対側に一軒家があります。道幅4m位です。そこに向かいの家の方の親族の方が路駐して自分の車を駐車するのにいつも大変です。そこで不動産屋に「このトラブルって、自分が向かいの家に注意してきていいのかな?それとも不動産屋さんで向かいの方に言ってくれるのかな?」と聞いたところ、「上の者がいないのでわかりません。後日連絡します。」で連絡なし・・・自分はあくまで借りている身なので、近隣とマンション自体がトラブルを起こすのは避けなくては思ってましたが、この対応。対応してくれないので警察に電話して路駐きてもらいました。4.本当に何事もめんどくさがって電話のみで対応しないんです。こちらから連絡するまで電話ですらかけてこない・・・このような場合の解決方法やアドバイスをお願いします。また、当方が間違っ事を言っているなどがありましたら教えてください。間違ってるものは間違っているで反省したいので・・・

賃貸トラブル!不動産会社との対応策

賃貸生活において、トラブルはつきものです。特に、今回のケースのように不動産会社が適切に対応してくれない場合、非常にストレスを感じますよね。一つずつ、具体的な解決策とアドバイスを提示していきます。

1. 台所のコンセント修理問題

問題点:コンセントが抜けるほど劣化しており、応急処置では根本的な解決にならない。不動産会社は大家の意向を理由に、適切な修理を拒否している。

解決策:

  • 書面での修理依頼:電話だけでなく、内容証明郵便で修理依頼を行いましょう。日付、具体的な状況、修理箇所の明記、そして「応急処置ではなく、適切な修理(石膏ボード補修を含む)を希望する」旨を明確に記載します。これは証拠として残ります。
  • 法律に基づく請求:賃貸借契約書を確認し、修繕義務の条項を確認しましょう。大家には、居住者の安全・快適な生活を確保する義務があります。この義務を怠っている場合は、民法616条に基づき、修繕を請求できます。必要であれば、弁護士に相談しましょう。
  • 他の不動産会社への相談:もし、この会社との交渉が難航するようであれば、他の不動産会社に相談し、セカンドオピニオンを得るのも有効です。専門家の視点からアドバイスをもらえる可能性があります。
  • 写真・動画の証拠:コンセントの破損状況を写真や動画で記録しておきましょう。証拠として非常に有効です。

専門家の視点:建築士や不動産管理士に相談することで、適切な修理方法や、大家への交渉方法についてアドバイスをもらえます。

2. エアコンの不具合問題

問題点:古いエアコンによる電気代の高騰と、冷却能力の不足。不動産会社は大家の意向を理由に、交換を拒否している。

解決策:

  • 書面での交換依頼:コンセントと同様に、書面でエアコン交換を依頼しましょう。現状の不具合(冷却能力の不足、電気代の高騰)を具体的に説明し、健康面への影響なども含めて訴えることが重要です。中古エアコンの寄付提案についても記載しましょう。
  • 家主への直接交渉:不動産会社を通じた交渉が難航する場合は、大家に直接連絡してみるのも一つの方法です。ただし、不動産会社を介さないことで、新たなトラブルが発生する可能性も考慮する必要があります。
  • 専門業者による診断:エアコンの性能を客観的に評価してもらうために、専門業者に診断を依頼し、その結果を不動産会社と大家に提示しましょう。これにより、交換の必要性を客観的に示すことができます。
  • 契約内容の確認:賃貸借契約書に、エアコンの性能に関する記述がないか確認しましょう。もし、一定の性能を満たすことが契約条件であれば、それを根拠に交渉できます。

専門家の視点:エアコン修理業者に相談し、現状のエアコンの修理費用と、新品または中古への交換費用を比較検討することで、大家への交渉材料となります。

3. 駐車場の路駐問題

問題点:近隣住民の路駐が、自身の駐車に支障をきたしている。不動産会社は対応を曖昧にしている。

解決策:

  • 不動産会社への再三の連絡:書面で、路駐による迷惑行為と、不動産会社への対応を求める旨を伝えましょう。警察への通報済みの事実も記載します。
  • 近隣住民との直接交渉:どうしても解決しない場合は、近隣住民と直接話し合うことも検討しましょう。ただし、感情的にならず、冷静に現状を説明し、解決策を探ることが重要です。仲介役を立てるのも有効です。
  • 管理会社への連絡:マンションの管理会社があれば、管理会社にも状況を伝え、対応を求めましょう。
  • 警察への相談:路駐が繰り返し発生する場合は、警察に相談し、適切な対応を依頼しましょう。

専門家の視点:弁護士に相談することで、法的措置の可能性や、近隣住民との交渉方法についてアドバイスをもらえます。

4. 不動産会社の対応問題

問題点:不動産会社が電話での対応しかせず、積極的な問題解決に動こうとしない。

解決策:

  • 書面での連絡:すべての連絡をメールや書面で行い、記録を残しましょう。電話でのやり取りは、証拠として残りにくいので注意が必要です。
  • 苦情窓口への連絡:不動産会社の上司や、苦情窓口に連絡し、対応の改善を求めましょう。
  • 消費者センターへの相談:不動産会社の対応に問題がある場合は、消費者センターに相談し、適切なアドバイスを受けましょう。
  • 弁護士への相談:改善が見られない場合は、弁護士に相談し、法的措置を検討しましょう。

まとめ:賃貸トラブルを解決するためのポイント

賃貸トラブルを解決するには、証拠をしっかり残すこと、そして粘り強く交渉することが重要です。 電話でのやり取りだけでなく、書面で記録を残し、必要に応じて専門家(弁護士、建築士、不動産管理士など)に相談しましょう。 また、契約書をよく読み、自分の権利を理解しておくことも大切です。 今回のケースのように、不動産会社が消極的な対応をとる場合でも、諦めずに適切な手段を講じることで、解決への道筋が見えてきます。

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