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賃貸トラブルは決して「普通」ではありません!
ご質問にあるような大家や管理会社の対応は、決して「普通」ではありません。おとり広告、火災保険の未加入、一方的なフェンス設置、近隣からの騒音問題…いずれも、賃貸借契約における重要な問題であり、我慢すべきことではありません。 「頭のおかしい人」と思われることを心配される気持ちも理解できますが、不当な扱いを受け、権利を侵害されている状況を放置することは、むしろ不利になります。
問題点と具体的な対応策
ご質問の内容を整理し、それぞれの問題点と具体的な対応策を提案します。
1. 管理会社のおとり広告
* 問題点: 不正な広告によって、入居者を騙している可能性があります。これは宅地建物取引業法違反に該当する可能性があります。
* 対応策:
- 証拠を確保: おとり広告の証拠となるスクリーンショットやURLを保存しておきましょう。
- 国土交通省の消費者ホットラインに相談: おとり広告に関する相談窓口です。具体的な状況を説明し、アドバイスを受けましょう。
- 弁護士に相談: 必要に応じて、弁護士に相談し、法的措置を検討しましょう。損害賠償請求も可能です。
2. 管理会社の火災保険加入ミスと対応の遅延
* 問題点: 管理会社の重大なミスにより、万一の火災に備えられていない期間がありました。謝罪も不十分です。
* 対応策:
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- 書面での抗議: 管理会社に、書面で厳重に抗議しましょう。ミスに対する責任と再発防止策を求めましょう。
- 損害賠償請求: 万が一、火災が発生していた場合の損害を考慮し、損害賠償請求を検討しましょう。
- 消費者センターへの相談: 管理会社の対応に納得できない場合は、消費者センターに相談しましょう。
3. 大家による一方的なフェンス設置
* 問題点: 契約内容に反する可能性があり、居住者の生活環境を著しく悪化させています。プライバシーも侵害されています。
* 対応策:
- 契約書を確認: 契約書に、フェンス設置に関する条項がないか確認しましょう。
- 写真・動画撮影: フェンス設置による日照条件の変化、防犯上の問題点を写真や動画で記録しましょう。
- 書面での抗議: 大家に、書面でフェンス撤去または改善を求めましょう。日照権やプライバシー権の侵害を主張しましょう。
- 弁護士に相談: 必要に応じて、弁護士に相談し、法的措置を検討しましょう。
4. 隣室からの犬の鳴き声
* 問題点: 騒音による日常生活への支障です。大家の家族からの騒音であるため、対応が難しいケースです。
* 対応策:
- 騒音記録: 騒音の発生日時、時間などを記録しましょう。録音も有効です。
- 大家への再交渉: 騒音問題について、改めて大家と話し合い、解決策を探りましょう。具体的な対策(犬の鳴き声抑制策など)を提案しましょう。
- 自治体への相談: 騒音問題が解決しない場合は、自治体(区役所や市役所)の環境衛生課などに相談しましょう。
専門家の意見:弁護士からのアドバイス
このようなケースでは、弁護士に相談することで、法的根拠に基づいた対応が可能になります。弁護士は、契約書の内容、関連法規に基づき、適切なアドバイスとサポートを提供してくれます。特に、おとり広告やフェンス設置については、法的措置も視野に入れた対応が必要です。
まとめ:あなたの権利を守りましょう
賃貸トラブルは、我慢するべきことではありません。あなたの権利を主張することは、決して非常識ではありません。 証拠をしっかりと集め、適切な対応を取ることで、より良い住環境を取り戻すことができます。 今回のケースのように、複数の問題が重なっている場合は、弁護士への相談を検討することを強くお勧めします。 諦めずに、積極的に行動を起こすことが大切です。