賃貸トラブルと引っ越し費用:隣人トラブルによる引っ越し費用負担の可能性

先日、自分(男 学生)が借りている賃貸の部屋に友人(男1女2)を呼んだとき隣人の方とトラブルになりました。静かにしていたつもりなのですがうるさかったようで、自分の部屋を訪ねてきて、「部屋に入れや」と言われ、確かにこちらが悪いのですが部屋に入ると何をされるかわからないので、許してもらおうとしたのですが聞いてもらえず、結局部屋に連れ込まれました。部屋では脅しのような言葉をかけられました。(殺すぞ、実家燃やすぞ、鼻の骨バキバキに折るぞ、など)またその人が執行猶予中であることもわかりました。(後で来てくださった警察の方に聞いたところ本当に執行猶予中であることわかりました)腕全体に刺青も入っていました。友人も後から連れ込まれ、同じように脅しの言葉をかけられました。私が酒を買いにいかされることになり(私のお金)その時に、女の子もいるのでなにかあってからでは遅いと思い警察に連絡し、私が帰ってしばらくして警察の方が来てくださり、なんとか部屋に戻ることが出来ました。(警察の方の前でも脅しの言葉をかけられました。)こんなことがあり住み続けるのは怖いので、自分が引っ越すことに決めました。(その人が、自分はせっかく見つけた部屋なので絶対引っ越さないということを言っており、変に出ていってもらいたいなどと言って刺激して逆上されると怖いため。)しかし、実家に費用を出してもらう余裕はなく、大学の授業料を払うために奨学金とバイト代を貯めて積み立てていたお金から出すしかなく、初期費用を安いところを探したのですが、それでも十万円はかかります。ハイツの管理側が入れた人が問題で、女の子まで部屋に連れ込まれたり脅しの言葉も散々かけられして、警察沙汰にもなるほどのトラブルになり、それでこちらが引っ越すのだから、それにかかる費用をなんとか負担してもらえないものかと思い質問させて頂きました。すでに不動産業者と大家さんには連絡し、不動産業者の方はその人を紹介したのが別の不動産業者なのでなんとも言えないと言われ、大家さんとは今度直接話をすることになっています。こういう場合やはり費用を負担してもらうことはできないのでしょうか?またもしできるのであれば、大家さんとの話し合いの時に、どういうことを言えばよいでしょうか?なにか持ち出せる法律のようなものはあるのでしょうか?長文失礼致しました。ご回答の方よろしくお願いします。

隣人トラブルと引っ越し費用負担:法的観点から解説

大変な状況でしたね。隣人からの脅迫や暴行は許される行為ではありません。警察沙汰になったという事実、そして女性も巻き込まれたという状況から、引っ越し費用を負担してもらう可能性は十分にあります。しかし、必ずしも費用負担が認められるとは限りませんので、法的根拠を踏まえた対応が必要です。

民法上の損害賠償請求の可能性

今回のケースでは、隣人による不法行為(脅迫、暴行)によって、あなたが精神的苦痛を受け、引っ越しを余儀なくされたと主張できます。民法709条に基づき、隣人に対して損害賠償を請求できる可能性があります。

損害賠償請求を成功させるためには、以下の点を明確にする必要があります。

  • 隣人の行為が不法行為に該当する:脅迫や暴行は明らかに不法行為です。警察への通報記録や証言などを証拠として提示しましょう。
  • あなたの精神的苦痛:恐怖や不安を感じていたこと、日常生活に支障が出ていたことなどを具体的に説明します。友人たちの証言も有効です。
  • 引っ越し費用が損害である:引っ越し費用は、隣人の不法行為によって発生した直接的な損害です。見積書や領収書などの証拠を準備しましょう。
  • 因果関係の証明:隣人の行為とあなたの引っ越しとの間に因果関係があることを証明する必要があります。隣人の行為がなければ引っ越しをしなかったことを明確にしましょう。

大家さんとの話し合いのポイント

大家さんとの話し合いでは、以下の点を伝えましょう。

  • 事件の概要を冷静に説明:感情的にならず、事実を淡々と説明します。警察の介入があったこと、脅迫の具体的な内容、精神的な苦痛を訴えましょう。
  • 引っ越しせざるを得ない状況を説明:隣人との関係修復が不可能であること、安全な生活を送るために引っ越しが必要であることを伝えましょう。
  • 引っ越し費用負担の要請:隣人の不法行為によって発生した損害として、引っ越し費用を負担してもらうよう要請します。具体的な金額を提示しましょう。
  • 証拠を提示:警察の通報記録、隣人からの脅迫の証拠(録音など)、引っ越し費用に関する領収書などを提示します。
  • 法的措置の可能性を示唆:大家さんが費用負担に応じない場合、民事訴訟を起こす可能性を示唆することも有効です。ただし、訴訟は時間と費用がかかります。

専門家の活用

弁護士に相談することを強くお勧めします。弁護士は、あなたの権利を保護し、大家さんとの交渉を支援してくれます。法律的な知識がないと、損害賠償請求が難しくなる可能性があります。

インテリアと心の健康:安全な住環境の重要性

今回のトラブルは、住環境の安全性がいかに重要であるかを示しています。安全で快適な住まいは、心身の健康にも大きく影響します。

安全な住まい選びのポイント

将来、このようなトラブルを避けるために、次の点に注意して住まいを選びましょう。

  • 物件の周辺環境の確認:治安の良い地域を選びましょう。防犯カメラの設置状況なども確認しましょう。
  • 管理体制の確認:管理会社や大家さんの対応の良さも重要です。迅速な対応をしてくれる管理体制が整っているか確認しましょう。
  • 近隣住民とのコミュニケーション:引っ越し後、近隣住民と挨拶を交わし、良好な関係を築く努力をしましょう。

インテリアで安心感を高める

インテリアにも、安心感を高める効果があります。

  • 防犯対策:防犯カメラや防犯ブザーなどを設置しましょう。窓に防犯フィルムを貼るのも効果的です。
  • 照明:明るくすることで、防犯効果を高め、心理的な安心感を高めます。玄関や廊下は特に明るくしましょう。
  • 落ち着いた色調:グレーなどの落ち着いた色調は、リラックス効果があり、精神的な安定をもたらします。寝室などには特に適しています。

まとめ

今回のトラブルは非常に残念な出来事でしたが、この経験を活かし、より安全で快適な住まい選び、そしてインテリア選びを心がけましょう。大家さんとの話し合いは、弁護士などの専門家の力を借りながら、冷静に進めてください。

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