賃貸コンクリート壁でも大丈夫!壁面収納術と無印良品壁付け家具の活用法

部屋の壁に棚を取り付けたいのですが、私の住んでいる場所は賃貸で壁の左右はコンクリートで、釘などは打てません。無印良品の壁に取り付けができる家具というのを 見つけ購入を考えましたが、これはコンクリートの壁でも使用は可能でしょうか?また、コンクリートの壁でも棚(本や小物など)を取り付けれる収納方法がありましたら教えていただきたいです。

無印良品壁付け家具とコンクリート壁の相性

無印良品の「壁に付けられる家具」シリーズは、様々なタイプの壁に対応できるよう設計されていますが、コンクリート壁への取り付けについては、壁の素材や状態によって適応できるかどうかが異なります。

結論から言うと、全ての「壁に付けられる家具」がコンクリート壁で使用できるわけではありません。 商品によっては、石膏ボード壁や木材壁を想定した設計になっているものもあります。 購入前に必ず、商品ページや説明書で「コンクリート壁への取り付け可否」を確認することが非常に重要です。 コンクリート壁への取り付けが可能な商品には、その旨が明記されているはずです。 もし記載がない場合は、無印良品のカスタマーサービスに問い合わせて確認することをお勧めします。

コンクリート壁への棚取り付け方法

賃貸物件でコンクリート壁に棚を取り付ける方法は、穴を開けずに済む方法を選ぶことが重要です。いくつか具体的な方法を提案します。

1. 粘着タイプの棚

粘着タイプの棚は、強力な粘着剤を使用することで、コンクリート壁にもある程度の重量のものを載せることができます。ただし、耐荷重には限界があるため、重い本などを収納する場合は注意が必要です。

  • メリット: 穴を開ける必要がない、取り付けが簡単
  • デメリット: 耐荷重が限られる、粘着剤の跡が残る可能性がある、剥がれやすい場合がある

選び方のポイント: 耐荷重を確認し、収納する物の重さに見合ったものを選びましょう。また、粘着剤の跡が残りにくいタイプを選ぶことも重要です。 商品レビューを参考に、実際に使用した方の意見を確認することをお勧めします。

2. 石膏ボード用ピンを使用する(一部コンクリート壁に有効)

コンクリート壁であっても、表面が薄い石膏ボードで覆われている場合があります。この場合、石膏ボード用のピンを使うことができます。ただし、必ずピンがコンクリート壁に届かないことを確認し、石膏ボード部分にのみ固定する必要があります。 コンクリート部分に無理やり打ち込むと、壁に損傷を与える可能性があります。

  • メリット: 比較的安価で入手しやすい
  • デメリット: 石膏ボードが薄い場合にのみ有効、耐荷重が限られる、壁に穴が開く(小さい穴だが)

選び方のポイント: ピンを選ぶ際は、石膏ボードの厚さに合った長さのものを選びましょう。 また、耐荷重も確認することが大切です。

3.突っ張り棒を使う

突っ張り棒は、天井と床の間に設置することで、棚を支えることができます。コンクリート壁に穴を開ける必要がなく、比較的簡単に取り付けられます。ただし、天井高さが低い部屋では使用できない場合があります。また、重いものを収納するには不向きです。

  • メリット: 穴を開ける必要がない、取り付けが簡単、比較的安価
  • デメリット: 天井高さが低いと使用できない、耐荷重が限られる、見た目が気になる場合がある

選び方のポイント: 耐荷重を確認し、収納する物の重さに見合ったものを選びましょう。 デザインも様々なものがあるので、お部屋のインテリアに合うものを選びましょう。

4. 壁面収納システム

本格的な収納を求めるなら、壁面収納システムの導入も検討できます。様々なデザインやサイズがあり、収納力も抜群です。ただし、費用は他の方法に比べて高額になります。専門業者に依頼して設置する場合もあります。

  • メリット: 収納力が高い、デザイン性が高い、オーダーメイドも可能
  • デメリット: 費用が高い、設置に時間がかかる場合がある

選び方のポイント: 予算と収納ニーズに合わせて、適切なシステムを選びましょう。 事前に専門業者に相談して、最適なプランを提案してもらうことをお勧めします。

5.賃貸OKの棚受け金具

賃貸でも使えるように設計された棚受け金具も販売されています。強力な粘着テープや特殊なネジを使用し、コンクリート壁にも取り付けられるものがあります。 ただし、耐荷重や取り付け方法をしっかり確認しましょう。

  • メリット: 穴を開けずに設置できる、比較的安価
  • デメリット: 耐荷重に注意が必要、粘着テープの跡が残る可能性がある

選び方のポイント: 商品説明をよく読んで、コンクリート壁への取り付けが可能かどうか、耐荷重を確認しましょう。

専門家のアドバイス

インテリアコーディネーターの山田先生に、コンクリート壁への収納についてアドバイスをいただきました。

「コンクリート壁への収納は、壁に穴を開けずに済む方法を選ぶことが重要です。粘着タイプの棚や突っ張り棒は手軽ですが、耐荷重に注意が必要です。重いものを収納する場合は、壁面収納システムなどの本格的な収納を検討するのも良いでしょう。また、取り付け前に必ず壁の状態を確認し、適切な方法を選択することが大切です。」

まとめ

賃貸のコンクリート壁でも、工夫次第で様々な収納方法があります。 無印良品の壁付け家具を使用する場合は、必ずコンクリート壁への対応を確認しましょう。 上記の方法を参考に、お部屋のインテリアに合った最適な収納方法を見つけてください。

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