賃貸アパート退去時の原状回復:喫煙による壁紙汚れとドア枠の穴の補修費用について

賃貸アパート退去時の原状復帰について教えてください。5年間住んだ賃貸アパート(大東建託)の退去を考えています。入居してから4年間、喫煙をしていて、部屋の中でも吸っていました。新築で入居した物件でしたが、壁紙もうっすら煙草のヤニのせいもあってか汚れています。2DKのアパートですが全部屋の壁紙の張り替え代金全額を請求されるんでしょうか?また、請求されるとして、敷金を13万円ほど払っているのですが、それで足りますでしょうか?アドバイスお願いします!また、部屋のドアの枠にある木製のサッシのようなものに6か所ほどネジで穴を開けてしまいました。これは当然交換が必要だと思うのですが、いくらぐらいするものかご存知の方いらっしゃいましたら教えてください。

賃貸アパート退去時の原状回復と費用負担

5年間居住された賃貸アパートの退去、そして喫煙による壁紙の汚れやドア枠への穴開けによる修繕費用についてご心配されているとのこと、ご質問ありがとうございます。結論から言うと、壁紙の張り替え費用とドア枠の修繕費用は、状況によっては全額ご負担いただく可能性があります。しかし、必ずしも全額負担とは限りません。詳細を見ていきましょう。

喫煙による壁紙のヤニ汚れと費用

4年間の喫煙により、壁紙にヤニ汚れが付着しているとのこと。これは、通常使用の範囲を超える損耗と判断される可能性が高いです。賃貸借契約書には、「原状回復義務」が記載されているはずです。これは、借主が居住中に生じた損耗を、退去時に元の状態に戻す義務を負うことを意味します。

しかし、重要なのは「通常使用の範囲」です。通常使用による経年劣化は、大家さんの負担となりますが、喫煙によるヤニ汚れは通常使用の範囲外と見なされるケースが多いです。そのため、壁紙の張り替え費用を全額請求される可能性が高いと言えるでしょう。

2DKであれば、張り替え費用は部屋数や壁紙の種類、施工業者によって大きく変動しますが、1部屋あたり2~5万円程度と仮定すると、合計で4~10万円程度になる可能性があります。

ドア枠の穴と費用

ドア枠への穴開けも、通常使用の範囲外です。これは明らかに故意による損傷であり、修繕費用のご負担は避けられないでしょう。穴の個数や大きさ、材質などによって費用は異なりますが、穴を埋めるパテ処理だけで済む場合と、部分的な交換が必要な場合があり、費用は数千円から数万円と幅があります。6ヶ所も穴が開いているとのことですので、数万円程度の費用を見込んでおいた方が良いでしょう。

敷金と費用負担のバランス

敷金が13万円とのことですが、壁紙とドア枠の修繕費用が合計で10万円~15万円程度になる可能性があります。敷金だけでは足りない可能性が高いです。不足分は、退去時に大家さんから請求されることになります。

具体的なアドバイス

1. **賃貸契約書を確認する:** 契約書に、原状回復に関する特約事項がないかを確認しましょう。特約事項があれば、それに従う必要があります。
2. **大家さんとの交渉:** 大家さんとの話し合いが重要です。現状を説明し、費用負担の軽減を交渉してみましょう。例えば、一部の部屋の壁紙のみの張り替え、またはヤニ汚れのクリーニングで済ませられないかなどを提案してみましょう。
3. **見積もりを取る:** 複数の業者から見積もりを取り、費用を比較検討しましょう。これは交渉材料にもなります。
4. **写真撮影:** 退去前に、部屋全体の状況を写真や動画で記録しておきましょう。これは、後々のトラブル防止に役立ちます。
5. **専門家への相談:** 必要であれば、不動産会社や弁護士などに相談しましょう。

専門家の視点:不動産会社に相談することの重要性

退去時のトラブルを避けるためには、早めに行動することが重要です。大東建託のような大手不動産会社の場合、独自の原状回復ガイドラインを持っている可能性があります。まずは、大東建託に連絡し、現状を説明し、相談することが最善策です。

まとめ

喫煙による壁紙のヤニ汚れやドア枠への穴開けは、通常使用の範囲外と判断され、修繕費用のご負担を求められる可能性が高いです。敷金だけでは足りない可能性も考慮し、大家さんとの交渉、見積もりの取得、そして専門家への相談を検討しましょう。早めの対応が、費用負担の軽減につながる可能性があります。

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