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築15年の木造アパート、壁と床の隙間とドアのきしみ…原因と対処法
賃貸住宅で、壁と床の隙間から隙間風が入り、ドアがきしむといった問題は、居住者の安全・快適な生活に大きく影響します。特に、築15年の木造アパートでは、経年劣化による建物の老朽化が原因として考えられます。5mmもの隙間は、明らかに異常な状態です。
壁と床の隙間:大家さんの修繕義務?
壁と床の隙間は、通常、大家さんの修繕義務に該当します。 民法606条では、賃貸借契約において、貸主は「賃借人の目的物の使用、収益を妨げる瑕疵」を修繕する義務があると定められています。5mmもの隙間は、明らかに居住の快適性を損なう瑕疵であり、大家さんが修繕費用を負担するのが一般的です。
ただし、以下のケースでは借主負担となる可能性があります。
- 借主の故意または過失による損傷:例えば、壁に大きな穴を開けたり、床を傷つけた場合など。
- 通常の使用を超える損耗:長年の使用による自然な劣化を超える損耗の場合。
- 契約書での特約:賃貸借契約書に、修繕に関する特別な条項が記載されている場合。
今回のケースでは、築15年、重たい家具も置いていないことから、借主の故意または過失による損傷とは考えにくく、大家さんの修繕義務に該当する可能性が高いです。
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ドアのきしみ:こちらも大家さんの修繕義務の可能性が高い
ドアのきしみも、同様に大家さんの修繕義務に該当する可能性が高いです。ドアの開閉が困難な状態は、居住の快適性を著しく損なうためです。きしみの原因は、ドアの蝶番の緩み、ドア枠の歪みなど様々ですが、いずれも経年劣化によるものと考えられます。
具体的な対応策
まず、大家さんに対して、現状を写真や動画で撮影し、状況を詳しく説明した上で、修繕を依頼しましょう。 メールや手紙で連絡するだけでなく、できれば直接対面して説明することで、状況をより正確に伝えられます。
- 写真・動画の撮影:隙間やドアのきしみの様子を具体的に記録しましょう。複数箇所の写真・動画を撮ることで、問題の深刻さをより明確に示せます。
- 具体的な説明:「隙間風で寒い」「ドアの開閉が困難」といった具体的な影響を伝えましょう。数値データ(隙間が5mmなど)も有効です。
- 修繕依頼:修繕を依頼する旨を明確に伝え、いつまでに対応してほしいかなども伝えましょう。書面で依頼することで、証拠として残ります。
- 専門家への相談:大家さんとの交渉がうまくいかない場合は、地域の住宅相談窓口や弁護士などに相談することを検討しましょう。
寒さ対策:応急処置と長期的な対策
大家さんへの連絡と並行して、応急処置として、隙間風対策を行いましょう。
応急処置
- 隙間テープ:ホームセンターなどで手軽に購入できる隙間テープで、壁と床の隙間を塞ぎましょう。様々な素材・厚みがあるので、状況に合わせて選びましょう。特に、断熱効果の高い素材を選ぶと効果的です。
- ドラフトストッパー:ドアの下に設置するドラフトストッパーも効果的です。布製やウレタン製など様々な種類があります。
- 窓際の断熱対策:窓から冷気が入り込む場合は、カーテンや断熱シートなどを活用しましょう。厚手のカーテンや断熱効果の高いカーテンを選ぶと、より効果的です。
長期的な対策
応急処置だけでは限界があるため、根本的な解決策として、大家さんへの修繕依頼が重要です。 修繕が完了するまでは、上記のような応急処置で寒さ対策を行いましょう。
専門家の視点:建築士の意見
建築士の視点から見ると、5mmの隙間は、断熱性能の低下だけでなく、建物の構造上の問題にもつながる可能性があります。 特に木造住宅の場合、隙間から湿気が入り込み、腐朽やシロアリ被害の原因となる可能性も否定できません。 そのため、早急に大家さんに修繕を依頼することが重要です。
まとめ
賃貸住宅における壁と床の隙間、ドアのきしみは、大家さんの修繕義務に該当する可能性が高いです。 まずは大家さんと状況を伝え、修繕を依頼しましょう。 交渉がうまくいかない場合は、専門家への相談も検討してください。 その間、応急処置として隙間風対策を行い、快適な生活を送りましょう。