賃貸アパートの換気扇からの異臭問題:解決策と対処法

D-roomのセジュールウィットタイプの賃貸アパートですが、部屋の中に他のお宅の排気のにおい(料理のにおいや、タバコのにおい)が充満します。窓の通気口も閉めており、台所付近でにおいが強いた め、多分IHの上にある換気扇からにおいがきているのではないかと思われます。 こんなことは、よくあることですか?今までいくつかの賃貸アパートに住んできましたが、換気扇から他のお宅の排気のにおいが部屋中に充満したことがなく、また他のお宅の夕食の時間がかなり夜中に近い時間で油っこいにおいが不快です。またタバコを吸う人がうちにはいないため、タバコのにおいもかなり不快です。 でも我慢するしかないのでしょうか?それとも排気の配管のミス?か何かで、直すことができることなのでしょうか? 管理会社には問い合わせましたが(かなり低姿勢に、少し困っていて、ご相談ですが…という感じで話したのに…)、他のお宅も悪気がないですから、とか、暗に我慢しろというか、クレームつけてくるなよ、という対応をされ、窓からなのか換気扇からなのか、調べてみてくれと言われ、後日改めて電話したほうがいいですか?とかなりやる気なさそうに言われましたが、一応電話くださいと伝えたのに、もう数ヶ月たちますが電話がありません。 とっっっても気分を害されたので、管理会社には再度問い合わせはしたくなく、でもにおいには困っているので、どなたか詳しい方、このタイプのアパートでは我慢するしかないのか、何か対処法があるのか、教えてください。(途中、愚痴っぽくなってしまいすみません。)

賃貸アパートからの異臭:よくある問題?

他人の生活臭、特に料理やタバコの臭いが自分の部屋にまで充満するというのは、残念ながら、決して珍しいことではありません。特に、集合住宅では、換気システムの設計や管理状況によっては、臭気の流入が発生しやすくなります。 セジュールウィットタイプに限らず、多くの賃貸アパートで換気システムの共有部分に問題があるケースも存在します。 あなたの経験のように、管理会社が適切に対応してくれないケースも少なくありません。 大切なのは、冷静に問題点を整理し、効果的な解決策を探ることです。

換気扇からの異臭の原因究明

まず、臭いの原因を特定することが重要です。 あなたの推測通り、IHクッキングヒーターの上の換気扇から臭いが流入している可能性が高いです。 しかし、窓やドアの隙間から侵入している可能性も否定できません。

原因特定のためのチェックポイント

* 換気扇の稼働状況を確認する: 換気扇を停止させた時、臭いが弱まるか確認しましょう。弱まれば換気扇からの流入が濃厚です。
* 窓やドアの隙間をチェックする: 窓やドアの隙間から風が通っていないか確認します。テープなどで一時的に塞いでみて、臭いの変化を確認しましょう。
* 臭いの発生源を特定する: 臭いの強さが時間帯や状況によって変化するか観察しましょう。特定の時間帯に臭いが強くなるなら、その時間帯に何が行われているのかを推測できます。
* 近隣住民への聞き込み(任意): (難しい場合もありますが)近隣住民に、同様の臭いを感じているか、あるいは、何か異臭の原因となりそうなことをしていないかを確認するのも有効です。

管理会社への対応と法的根拠

管理会社への対応は、非常に重要です。 一度、丁寧な書面(内容証明郵便が望ましい)で、問題点を具体的に伝え、改善を求めましょう。 口頭でのやり取りでは、記録が残らず、後々不利になる可能性があります。

書面で伝えるべき内容

* 具体的な臭いの状況:いつ、どのような臭いがどれくらいの強さで発生するかを詳細に記述します。
* 発生源の推測: 換気扇からの流入を強く疑っていることを明確に記述します。
* これまでの対応と結果: 管理会社へのこれまでの問い合わせ内容と、その回答を具体的に記述します。
* 改善要求: 換気システムの点検と修理、もしくは適切な対策を要求します。
* 期限設定: 管理会社に改善期限を提示します。

法的根拠

賃貸借契約において、居住者は「静穏に居住できる権利」を有します。 他人の生活臭による著しい不快感は、この権利を侵害する可能性があります。 管理会社は、居住者の快適な生活を確保する義務を負っています。 管理会社が適切な対応を取らない場合は、弁護士に相談するのも選択肢の一つです。

具体的な対策とDIY

管理会社への対応と並行して、自分自身でできる対策も検討しましょう。

室内空気の改善

* 空気清浄機を使用する: 高性能な空気清浄機は、臭いを効果的に除去するのに役立ちます。特に、脱臭機能付きのものがおすすめです。
* 換気を工夫する: 換気扇からの臭気流入が懸念される場合は、窓を開けて換気する際に、風の流れを工夫し、臭気が室内に滞留しないようにします。
* 消臭剤や芳香剤を使用する: 消臭効果の高いスプレーや、アロマディフューザーなどを活用し、臭いをマスキングするのも有効です。ただし、強い香りはかえって不快感を招く可能性もあるので、控えめに使用しましょう。
* インテリアファブリックの活用: カーテンやラグ、クッションカバーなどに消臭効果のある素材を使用することで、臭いを軽減できます。

換気扇周りの対策(自己責任で行う場合)

※専門家の指導なしに、換気扇の構造を改変したり、配管を触ることは危険です。火災や故障の原因となる可能性があります。必ず管理会社に相談の上、専門業者に依頼してください。

* 換気扇フィルターの清掃: 換気扇フィルターに汚れが溜まっていると、臭いの原因となる可能性があります。定期的に清掃しましょう。
* 換気扇カバーの清掃: 換気扇カバーにも油汚れなどが付着している可能性があります。清掃することで臭いを軽減できる場合があります。

専門家の意見

建築士や不動産管理の専門家に相談することで、より具体的な解決策を得られる可能性があります。専門家は、換気システムの構造や法律的な問題点について、的確なアドバイスをしてくれます。

まとめ

賃貸アパートでの異臭問題は、我慢する必要はありません。 管理会社に適切な対応を求めることが重要です。 書面での連絡、専門家への相談などを検討し、快適な生活を取り戻しましょう。 そして、自分自身でもできる対策を講じることで、より効果的に問題を解決できるでしょう。

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