賃貸アパートの床カビ問題と管理会社とのトラブル解決策

管理会社に3年前伝えた建物の欠陥の話を持ちかけたところそんな話聞いた覚えないと言われました。 もうどうしようもないですよね・・・? 近々今住んでいるアパートを退去する予定ですが、この部屋は冬季暖房を付けると部屋の一部の床が湿ってしまいます。 なので管理会社に困っていると連絡したところ、何も対応がなかったので、わたしの方で対策を考え除湿機を購入したり、雪国なので換気は厳しい日もありますがなるべくするようにしてました。 でも次第にカビが生えるようになり、床が黒っぽいです。 再度連絡をしなかったわたしに落ち度があるのですが、実は管理会社の担当の方ともめた経験があり、明らかに毛嫌いされていたため、連絡にしくいという理由もありました・・・。 (因みにもめた件はクロスが破けてしまって張り替えを頼んだことがあり、その料金は次月分の家賃と一緒に振り込んでいいか?と聞いたところ『はい』と返事をいただいたので一緒に振り込みました。 すると仕事中に電話。わたしが電話には出れなかった為保証人である父に連絡・・・(笑) 内容は『お子さんが納めるべき金額を払っていない』と・・・。 当然ではありますが、父には家賃を滞納していると思われ、父とももめました。 管理会社に仕事が終わったので連絡したところ、伝えてあったのにも関わらず管理会社は家賃とクロス代を別々で支払うと思っていたと言ってました。 家賃と一緒に振り込むと連絡もいれたし、保証人に連絡するのもどうかと思う・・・と不満をぶつけたところ嫌われたようです) 話しは戻りますが、昨日管理会社に『入居した年の冬に床が湿って困っていると伝えていた部分にカビが生えてしまったのですが、状況を確認していただくのは立会いの日でいいですか?』と問い合わせたところ『そんな話聞いたことありません』と回答・・・。 証拠もないし、どうしようもないですよね・・・?

賃貸トラブル:床のカビと管理会社の対応

賃貸住宅で発生した床のカビ問題、そして管理会社とのトラブルについて、解決策を探っていきましょう。3年前の連絡を管理会社が覚えていないという状況は残念ですが、まだ諦める必要はありません。 今回のケースは、証拠の有無管理会社との良好な関係構築の難しさ、そして退去時のトラブル回避という3つの課題を抱えています。

1.証拠の確保と記録

まず、重要なのは証拠の確保です。3年前の連絡を証明する証拠がないことが最大のネックです。しかし、完全に絶望的ではありません。以下の点を徹底的に確認してみましょう。

  • メールの履歴:管理会社とのやり取りをメールで行っていた場合、過去のメールを検索してみましょう。送受信日時、内容を記録に残すことで、証拠として有効になります。
  • 電話記録:通話記録が残っている可能性があります。携帯電話会社や固定電話の通話明細を確認してみましょう。通話内容までは確認できない場合が多いですが、通話日時だけでも証拠となります。
  • 写真・動画:カビの発生状況を写真や動画で記録しておきましょう。特に、カビの広がり具合や床の湿り具合を詳細に撮影することが重要です。撮影日時を記録に残すことを忘れずに。
  • 証人:もし、友人や家族に状況を話していた人がいれば、証言を得られる可能性があります。証言を得る際には、いつ、どのような状況で話をしたのかを明確に記録しておきましょう。

これらの証拠を元に、改めて管理会社に連絡を取り、状況を説明しましょう。

2.管理会社とのコミュニケーション

管理会社との関係修復は難しいかもしれませんが、冷静に、そして客観的な事実を伝えることが重要です。感情的な言葉は避け、事実を淡々と伝えましょう。

  • 具体的な日時と内容:いつ、どのような内容で連絡したかを具体的に伝えましょう。「3年前の冬頃、電話で床の湿気について相談しました」といった曖昧な表現ではなく、「〇〇年〇月〇日、午後〇時頃に電話で、〇〇という担当者に対して、部屋の北側の床が暖房使用時に湿ることを伝えました」といったように、具体的な情報を伝えましょう。
  • 客観的な証拠提示:メールの履歴や写真などを提示することで、あなたの主張の信憑性を高めることができます。証拠が不十分な場合は、管理会社に過去の記録の開示を依頼してみるのも良いでしょう。
  • 冷静な対応:過去のトラブルを蒸し返すことは避け、現在の問題解決に焦点を当てましょう。感情的な言葉遣いは、相手をさらに反発させる可能性があります。
  • 書面でのやり取り:電話でのやり取りだけでなく、内容証明郵便などを活用し、書面で記録を残すことをお勧めします。これは、今後のトラブル発生時の証拠として有効になります。

3.専門家の意見を聞く

状況が改善しない場合、不動産鑑定士建築士などの専門家に相談することを検討しましょう。専門家は、カビの発生原因や管理会社の責任の有無について客観的な判断を下すことができます。専門家の意見は、管理会社との交渉において強い武器となります。

4.退去時の対応

近々退去予定とのことですが、退去時のトラブルを避けるためにも、以下の点に注意しましょう。

  • 現状回復義務の範囲:退去時の原状回復義務は、借主の故意・過失による損傷が対象です。今回のカビは、建物の欠陥が原因である可能性が高いため、借主の責任とは言い切れません。管理会社との交渉において、この点を明確に主張しましょう。
  • 退去立会いの徹底:退去立会い時には、カビの状況を写真や動画で記録し、管理会社に確認させましょう。記録を残すことで、後々のトラブルを避けることができます。
  • 損害賠償請求:管理会社の対応に問題があった場合、損害賠償請求を検討することもできます。弁護士に相談し、適切な対応を検討しましょう。

まとめ

管理会社とのトラブルは、非常にストレスフルな経験ですが、諦めずに冷静に対処することで、解決への道筋が見えてきます。証拠をしっかり確保し、専門家の意見を参考にしながら、管理会社と交渉を進めていきましょう。 今回の経験を踏まえ、今後の賃貸生活では、問題発生時の記録をしっかりと残し、管理会社とのコミュニケーションを円滑に行うように心がけましょう。

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