賃貸アパートの壁の防音対策:隣人の話し声が気になる場合の対処法

今住んでるアパートの壁の防音をしたい 隣の人の話し声がうるさくて、注意をしても外国人の方であまり効果が無く かといって直ぐに引っ越しは出来ないので そちらの部屋に面している壁に防音処理をしたいと思っているのですが、何かいい防音材や防音方法は無いでしょうか? アマゾンでロックウールボード(裸品)吸音断熱材 「MGボード 080」密度80K/厚さ25×605×910mm 16枚入り というのを見たので、これを壁に敷き詰めればある程度の防音になるかなと思ったのですが、なにぶんあまり量が買えず、1セットか2セット買うのが限界で本当に、壁1面だけに敷き詰めようかと思います。 ですが、防音材等扱ったことも無いので器具を使わず、壁を傷つけず敷き詰めれるのか不安です。ガムテープ等でつなぎあわせるぐらいしか思いつかないのですが、それで敷き詰められるでしょうか? お使いになったことある方等いたらアドバイス頂けると助かります。

賃貸でもできる!壁の防音対策

隣人の話し声などの騒音問題は、生活の質を大きく下げてしまいますよね。特に、注意しても改善されない場合は、非常にストレスが溜まります。引っ越しがすぐできない状況であれば、まずは現状の部屋でできる防音対策を検討しましょう。

この記事では、賃貸アパートで壁の防音対策を行うための方法、特にロックウールボードを使ったDIY防音について、具体的な手順や注意点、そしてより効果的な方法まで詳しく解説します。

ロックウールボード(MGボード080)を使った防音対策:できることと限界

Amazonで販売されている「MGボード 080」は、吸音効果に優れたロックウールボードです。断熱効果も期待できますが、防音効果は吸音材としての効果が主であり、完全に音を遮断するものではありません。重要なのは、ロックウールボードは「吸音」材であり、「遮音」材ではないということです。吸音とは、音を吸収して音を小さくすること、遮音とは、音を遮断して音を伝えにくくすることです。話し声のような空気伝搬音に対しては、遮音材の方が効果的です。

そのため、1~2セットのMGボード080だけでは、隣人の話し声を完全に消すことは難しいでしょう。期待できるのは、話し声の音量を若干小さくすること、高音域の音を吸収することです。完全に防音したい場合は、より本格的な遮音対策が必要になります。

MGボード080の設置方法と注意点

MGボード080を壁に直接貼り付けることは可能ですが、ガムテープだけでは十分な効果は期待できません。また、壁にダメージを与えてしまう可能性もあります。賃貸物件の場合、退去時の原状回復費用が問題になります。

より効果的に、かつ壁を傷つけずに設置するには以下の方法がおすすめです。

  • 吸音パネルの利用:MGボード080をそのまま壁に貼るのではなく、市販の吸音パネルに挟み込む方法です。吸音パネルは様々なデザインがあり、インテリアにも馴染みやすいものが多くあります。これにより、見た目の改善と、より効果的な吸音を実現できます。
  • 壁掛け棚の活用:壁に棚を取り付け、その中にMGボード080を配置します。棚はインテリアとしても活用でき、防音効果も期待できます。ただし、棚の材質や設置方法によっては、効果が限定的になる場合もあります。
  • 粘着テープの選択:ガムテープではなく、両面テープやマスキングテープを使用しましょう。ガムテープは壁を傷つけやすく、剥がす際に跡が残る可能性が高いです。両面テープは強力な粘着力があり、マスキングテープは比較的簡単に剥がせるので、賃貸物件には適しています。ただし、壁の材質によっては、テープが剥がれてしまう可能性もあるので、事前にテストすることをお勧めします。

より効果的な防音対策:専門家への相談と本格的な遮音材

MGボード080だけでは不十分だと感じたら、より本格的な防音対策を検討しましょう。

専門家への相談

防音工事の専門業者に相談することで、最適な防音材や施工方法を提案してもらえます。専門家は、建物の構造や騒音の種類を考慮した上で、最も効果的な対策を提案してくれるでしょう。費用はかかりますが、確実な効果を得たい場合は、専門業者に依頼するのが一番です。

遮音材の導入

吸音材とは別に、遮音材の導入も検討しましょう。遮音材は、音を遮断する効果に優れています。代表的な遮音材には、以下のようなものがあります。

  • 遮音シート:壁と壁の間に設置することで、音を遮断する効果があります。比較的簡単に設置できます。
  • 防音ボード:高密度なボードで、高い遮音効果が期待できます。専門業者による施工が必要な場合もあります。
  • 防音カーテン:窓からの騒音を軽減する効果があります。手軽に導入できる対策です。

これらの遮音材は、吸音材と併用することで、より効果的な防音対策を実現できます。

インテリアを損なわない防音対策

防音対策は、機能性だけでなく、インテリアにも配慮することが大切です。

デザイン性の高い吸音パネル

近年では、デザイン性の高い吸音パネルが数多く販売されています。様々な色や柄があり、お部屋のインテリアに合わせやすいものが選べます。

家具の配置

ソファや本棚などの家具は、音を吸収する効果があります。家具の配置を工夫することで、防音効果を高めることができます。例えば、騒音源となる壁の前に家具を配置することで、音を遮断する効果が期待できます。

まとめ:賃貸でもできる効果的な防音対策

賃貸アパートでの防音対策は、手軽な方法から本格的な工事まで、様々な選択肢があります。まずは、ご自身の予算や状況に合わせて、最適な方法を選択することが重要です。

MGボード080のような吸音材は、手軽に導入できるため、まずは試してみるのも良いでしょう。しかし、より効果的な防音対策を求める場合は、専門家への相談や遮音材の導入を検討してみてください。インテリアにも配慮しながら、快適な生活空間を実現しましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)