賃貸アパートのフローリングカビ問題と退去費用

現在賃貸アパートに住んでいます。4年半住んでいたアパート(アパート自体は築5年)を今年いっぱいで仕事の都合で急に引っ越すことになったのですが、フローリングにカビが生えててそれが気になって仕方ありません・・・(泣)入居した年の冬、なんだか靴下が湿ってると思ったら部屋の4分の1くらい(フローリング)若干濡れていました。(他の部分、部屋は濡れません)気持ち悪いのでカーペットを敷き、除湿機を購入し、24時間つけっぱなし。月に1度くらい拭き掃除後、乾拭きしていました。だんだんカビが生えるようになってきて、カビキラーで何度か拭き掃除をしてカビを掃除していたのですが、最初のうちはそれで綺麗になっていたものの、現在はジメっとしている記載した部分が全体的に黒っぽく、窓際の最もジメジメしているであろう部分が明らかに黒いです。フローリングの材質からいって、一部張り替えは不可です。退去時、やはりこの張り替え代は全額負担しなければいけませんか・・・?因みに契約書には換気のことなど記載されてなく、管理会社にカビの件は話していません。補足カビの件は伝えていませんが、床が湿っていたことは連絡しています。(対応は特になし)意味ないですか・・・?あと一部張り替え不可はわたしの勘違いでした。すみません。あと契約書の換気の件は、わたしより前に住んでいた方が同じ事を訴えたりしたら、記載されることがあるようだったので一応載せました。疑問に思った方、言葉足らずですみませんでした。

フローリングのカビ発生原因と対処法

賃貸アパートのフローリングにカビが発生し、退去時の費用負担が心配とのこと、大変お困りのことと思います。まずは、カビ発生の原因を特定し、適切な対処法を探ることから始めましょう。

カビ発生の原因

ご記載の内容から、以下の点がカビ発生の原因として考えられます。

  • 初期からの湿気:入居当初からフローリングの一部が濡れていたという点は非常に重要です。これは、建物自体の構造的な問題(防水処理不良、配管からの漏水など)や、隣室からの漏水などが原因の可能性があります。専門業者による調査が必要なケースです。
  • 換気不足:契約書に換気に関する記載がないとのことですが、適切な換気はカビの発生を防ぐ上で非常に重要です。窓を開ける、換気扇を使用するなど、こまめな換気を心がけるべきでした。
  • 結露:窓際が特に黒くなっていることから、結露が原因の可能性も高いです。結露は、室内の湿度が高い状態と、外気温との温度差によって発生します。窓を開けて換気したり、除湿機を使用するなど、湿度管理が重要です。

退去時の費用負担について

退去時の費用負担は、契約書の内容や、カビの発生原因によって大きく異なります。

  • 通常の使用による損耗:経年劣化や、通常の使用による多少のカビであれば、借主の負担とはなりません。しかし、「通常の使用」の範囲を超えるかどうかは、管理会社や裁判所の判断になります。
  • 借主の責めに帰すべき事由:換気不足など、借主の管理不行き届きが原因でカビが発生した場合、修繕費用の一部または全額を負担する可能性があります。しかし、初期からの湿気や建物の構造的な問題が原因の場合は、借主の責任とは言い切れません。
  • 管理会社の対応:入居当初から床が湿っていたことを連絡済みとのことですが、管理会社が適切な対応を取らなかった場合、修繕費用負担の責任は管理会社にもある可能性があります。

具体的な対策と退去時の交渉

現状を改善し、退去時の費用負担を軽減するために、以下の対策を講じましょう。

1. 写真・動画の撮影

カビの状況を写真や動画で記録しておきましょう。特に、カビの広がり具合、窓際などの状況を詳細に撮影することが重要です。これは、後々の交渉において重要な証拠となります。

2. 管理会社への連絡

カビの状況と、入居当初からの湿気について、改めて管理会社に連絡しましょう。写真や動画を添付し、状況を詳細に説明します。そして、修繕費用負担について相談しましょう。

3. 専門家への相談

状況によっては、不動産鑑定士や弁護士に相談することをお勧めします。専門家は、カビの発生原因を特定し、退去時の費用負担について適切なアドバイスをしてくれます。

4. 証拠の整理

除湿機の使用状況、清掃記録なども証拠として残しておきましょう。これらは、借主が適切な管理をしていたことを証明する上で役立ちます。

5. 交渉

管理会社との交渉では、冷静かつ丁寧に状況を説明することが重要です。感情的な言葉は避け、客観的な事実を提示しましょう。必要に応じて、専門家の意見を取り入れることも有効です。

専門家の視点:建築士の意見

建築士の視点から見ると、入居当初からの湿気は重大な問題です。これは、建物の防水処理不良や配管からの漏水など、建物の構造的な欠陥が原因の可能性があります。このような場合は、借主の責任ではなく、管理会社または家主の責任となる可能性が高いです。

まとめ

フローリングのカビ問題は、原因の特定と証拠の確保が重要です。管理会社との交渉、専門家への相談を検討し、冷静に対処することで、退去時の費用負担を最小限に抑えることができるでしょう。焦らず、一つずつ対応を進めていきましょう。

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