賃貸アパートのフローリングのワックス剥離シミの改善方法

フローリングの水滴のようなシミ(ワックス剥離)の改善法についてアドバイスいただけませんか (長文ですがよろしくお願いします) ■引越直後。 ■築2年 ■賃貸アパート ■フローリングの色・・・肌色のような、明るいナチュラル。テカテカと艶がある。 <引越し内見時> 「水滴のようなワックス剥離のシミ」が多数点在。 不動産屋にその場で指摘すると「傷ではないので、退去時にこれを直すための請求はしない」とのこと。 フローリング自体に傷はついていない。 水滴のようなワックス剥離のシミ(そこだけワックスの艶がなくなっている)状態。 <入居後> 家具搬入前に、フローリングに雑巾をかけ、市販の家庭用ワックスをかけようと思った。 使用薬剤 1、リンレイ「床用洗剤・ワックスはくり剤」 2、リンレイ「all 床用樹脂ワックス」 ※1を水で薄めて雑巾をかけていると、雑巾で落ちない細かな汚れや、ワックスに埋め込まれてた髪の毛の箇所を多数発見。 特に髪の毛などは、業者がかけた際に埋め込まれたものと思われる。 このままでは落ちないので、1の原液を綿棒にしみこませ、1分程置いてから、ワックスを剥離させ、髪の毛やゴミを取り除いた。 この時点で、その場所が、入居前に既にあった 「水滴のようなワックス剥離のシミ」となってしまいました。その後、2のallワックスを専用シートをワイパーに装着させ、全体にワックスがけをしました。 2日に分けて、計3回ワックスかけをしました。 ですが、その「水滴のようなワックス剥離のシミ」は消えませんでした。 入居前にあったシミに加え、今回汚れ落としで剥離した部分もまったく同じようなシミとなり、 シミの数が増えてしまいました(涙) 知恵袋やネットを参考に、 (A)メラミンスポンジでこすってワックスを剥離させ、再度ワックスかけ (B)ワックス剥離剤でシミ部分を剥離させ、再度ワックスがけ という改善法を調べましたが、 (A)結論として同じような「水滴のようなワックス剥離のシミ」となってしまってシミが増えただけ。(そこだけワックスの艶がなくなってしまった) (B)は、私が入居時の掃除でやったことと同じだと思うのでやっていません。 さて、 以上のような対応策としてはどんなものが考えられるのでしょうか? どんな情報でもいいので、何かアドバイスがありましたらぜひお願いいたします。 水滴の部分を目立たなくし、艶を回復させ、きれいな部分と境がなくなる(目立たなく)するには 今後どうしたらいいのか・・・? 長文お読みいただきありがとうございました。

賃貸アパートのフローリングのワックス剥離シミの原因と対策

築2年の賃貸アパートで、フローリングに水滴のようなワックス剥離シミが発生しているとのこと、お困りのことと思います。 既にワックス剥離剤を使用し、ワックスがけも複数回試みているにも関わらず、シミが改善しない状況、大変お気持ちお察しします。 問題は、既存のシミに加え、清掃過程で新たなシミを増やしてしまった点にあります。これは、下地処理が不十分であった可能性が高いです。

シミの原因究明

まず、シミの原因を特定することが重要です。 現状の情報から考えられる原因は以下の通りです。

  • 施工不良: 入居前のワックス施工が不適切であった可能性があります。ワックスの種類、塗布量、乾燥時間などが適切でなかった場合、シミが発生しやすくなります。特に、賃貸物件では、業者による手抜き工事の可能性も考慮する必要があります。
  • 素材の劣化: フローリング材自体が経年劣化により、ワックスの密着性が低下している可能性があります。築2年と比較的新しい物件ですが、使用状況や素材によっては劣化が進むケースもあります。
  • 水分によるダメージ: 過去にこぼれた水滴などが、フローリングに浸透し、ワックスの剥がれを引き起こしている可能性があります。特に、明るいナチュラル色のフローリングは、シミが目立ちやすい傾向があります。
  • ワックスの種類と使用方法: 使用したワックスが、フローリングの素材に合っていない、または、適切な使用方法でなかった可能性も考えられます。 リンレイの「all 床用樹脂ワックス」は多くのフローリングに対応していますが、事前にフローリングの素材を確認し、適したワックスを使用することが重要です。
  • 下地処理の不足: ワックスを塗布する前に、フローリングの汚れを完全に除去し、乾燥させることが重要です。 今回のケースでは、綿棒でワックスを剥離させた際に、下地処理が不十分だったため、新たなシミが発生した可能性が高いです。

効果的な改善策

現状のシミを完全に消すのは難しい可能性がありますが、目立たなくすることは可能です。 以下の手順で改善を試みてください。

1. プロの意見を聞く

まずは、不動産会社に現状を改めて報告し、専門業者による点検・修理の可能性について相談することをお勧めします。 賃貸契約上、修繕義務があるかどうかを確認し、業者に依頼する費用負担についても確認しましょう。

2. 徹底的な清掃と下地処理

専門業者に依頼できない場合、以下の手順で自身で清掃と下地処理を行います。

  • ワックス剥離剤の使用: 既存のワックスを完全に除去するために、ワックス剥離剤を再度使用します。ただし、今回は、原液ではなく、説明書に記載されている希釈率を守って使用しましょう。 広い範囲ではなく、シミの部分にのみ丁寧に塗布し、十分な時間置いてから拭き取ります。
  • 研磨: ワックス剥離剤でワックスを除去した後、細かい傷や汚れを除去するために、極細目の研磨パッド(市販されています)で軽く研磨します。 力を入れすぎるとフローリングを傷つける可能性があるため、優しく丁寧に研磨することが重要です。 研磨後は、必ず掃除機で粉塵を完全に除去します。
  • 乾燥: 十分に乾燥させます。 湿った状態では、新しいワックスが綺麗に塗布できません。 数時間から半日程度、自然乾燥させましょう。
  • ワックスの塗布: 乾燥後、新しいワックスを薄く均一に塗布します。 一度に厚く塗布するのではなく、薄く数回に分けて塗布することで、ムラなく仕上がります。 専用パッドを使用し、丁寧に塗り伸ばしましょう。 乾燥時間はワックスの種類によって異なるため、製品の説明書をよく確認してください。

3. シミが目立たなくする工夫

完全にシミを消すことが難しい場合、目立たなくする工夫も必要です。

  • 家具の配置: シミが目立たない場所に家具を配置することで、視覚的にシミを隠すことができます。
  • ラグやマット: シミが目立つ箇所にラグやマットを敷くことで、シミを隠すことができます。 ただし、ラグやマットの裏地がフローリングを傷つける可能性があるため、滑り止め付きのものを選びましょう。
  • インテリアの工夫: シミが目立つ色とは異なる色の家具やインテリア小物などを配置することで、視覚的なバランスを取り、シミが目立たないようにすることができます。

専門家のアドバイス

フローリングのワックス剥離は、DIYで対処できる範囲を超えている場合もあります。 特に、広範囲にわたるシミや、特殊なフローリング材の場合は、専門業者に相談することをお勧めします。 専門業者は、適切なワックス剥離剤やワックス、そして施工方法を選択し、より効果的な修復を行うことができます。 費用はかかりますが、長期的には安心です。

まとめ

賃貸アパートのフローリングのワックス剥離シミの改善は、原因を特定し、適切な方法で対処することが重要です。 今回のケースでは、下地処理の不足が大きな原因と考えられます。 まずは、不動産会社に相談し、専門業者への依頼を検討しましょう。 それでも改善しない場合は、上記のステップに従って、丁寧に清掃とワックスがけを行い、シミが目立たないように工夫してみてください。 焦らず、一つずつ丁寧に作業を進めることが、成功への鍵となります。

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