賃貸アパートのクッションフロアへの家具設置跡の対処法と修繕費用

約2年、住んでいるアパートなんですが、何て言ったらいいのかわからないんですが、床が柔らかいフローリングもどき?みたいなヤツで冷蔵庫とかソファーとか棚を置いていたら床に跡がついてしまいました。他の住人の方は「入居の際は跡がつかないように何かを敷いて置いて下さい」と言われたみたいなんですが、ウチは言われた覚えがなかったのでそのまま置いていました。もうすぐ引越しなんで修繕しなくちゃいけなくなるんじゃないかって心配になってきました。去年、10年住んでいて引越した人から「敷金は戻ってこなかったけど追加金も取られなかった」と聞きました。でもウチは床に跡をつけてしまったので、敷金が戻ってこない以前に追加金が取られるんじゃないか心配でたまりません。どなたか同じような経験をした方かわかる方いますでしょうか?跡をつけてしまった部屋は6畳の部屋と、同じく6畳のキッチンです。この2部屋の床を修繕するといくらぐらいかかるものなんでしょうか?なにか、かませておけばよかったと後悔しています…補足床ですが、クッションフロアーってやつだと思います。無知ですみません^_^;

賃貸アパートのクッションフロアのへこみ問題:原因と対策

賃貸物件で、クッションフロアに家具の跡がついてしまった、というご相談ですね。ご心配な気持ち、よく分かります。結論から言うと、状況によっては修繕費用が発生する可能性がありますが、必ずしも敷金が全額戻らない、あるいは追加料金が発生するとは限りません。まずは冷静に状況を整理し、対応していきましょう。

クッションフロアのへこみ:なぜ起こるのか?

クッションフロアは、名前の通りクッション性のある床材です。そのため、重い家具を長時間同じ場所に置くと、圧力によってへこんでしまうことがあります。特に、冷蔵庫やソファー、棚など重量のある家具は注意が必要です。 これは、あなたが無知だったからではなく、クッションフロアの特性によるものです。多くの賃貸物件、特に築年数の経った物件では、このタイプの床材が使用されていることが多いため、入居前に注意喚起があるケースが多いです。

入居時の説明の有無と責任

入居時に「家具の跡を防ぐために何かを敷いてください」という説明があったかどうかは重要です。もし説明があったにも関わらず、対応しなかった場合は、修繕費用を負担する可能性が高くなります。しかし、説明がなかった場合は、状況によって家主側の責任も問われる可能性があります。

敷金と修繕費用

敷金は、家賃の滞納や物件の損傷に対する保証金です。通常の使用による損耗は敷金から差し引かれませんが、著しい損傷の場合は、修繕費用を負担する必要があります。 あなたのケースでは、へこみの程度によって判断が分かれます。

修繕費用の目安と具体的な対処法

6畳の部屋2部屋分のクッションフロアの修繕費用は、業者や材料によって大きく異なります。しかし、一般的な目安として、1㎡あたり5,000円~10,000円程度と考えると、6畳(約9.18㎡)×2部屋=約18.36㎡なので、9万円~18万円程度の費用がかかると予想されます。ただし、これはあくまで目安です。実際には、へこみの程度、材料費、工事費用、交通費などによって変動します。

へこみの程度による対応

まずは、へこみの程度を確認しましょう。

* 軽度のへこみ:指で押すと少しへこむ程度であれば、ワックスやコーティング剤で改善できる可能性があります。ホームセンターなどで手軽に購入できますので、試してみる価値があります。
* 中程度のへこみ:指で押すと明らかにへこむ、またはへこみが目立つ場合は、部分的な交換が必要になる可能性があります。
* 重度のへこみ:大きくへこんでいたり、床材が破損している場合は、全面的な交換が必要になる可能性があります。

具体的な修繕手順

1. 写真撮影:へこみの状態を写真に記録しておきましょう。これは、家主との交渉において重要な証拠となります。
2. 家主への相談:家主または管理会社に状況を説明し、修繕について相談しましょう。写真などを提示することで、よりスムーズに話が進みます。
3. 見積もり取得:家主から業者を紹介される場合もありますが、自分で複数の業者に見積もりを依頼することも可能です。複数の見積もりを比較することで、適正価格を確認できます。
4. 交渉:家主との間で、修繕費用負担の割合について交渉しましょう。説明がなかった場合、負担割合を減らせる可能性もあります。
5. 修繕工事:交渉がまとまったら、修繕工事を行います。

専門家の意見

インテリアコーディネーターや不動産管理会社に相談することで、より客観的なアドバイスを得られます。彼らは、同様のケースを多く経験しており、適切な対応方法を提案してくれるでしょう。

今後の対策:家具設置時の注意点

今回の経験を活かし、今後このようなトラブルを防ぐために、以下の点に注意しましょう。

  • 家具の下に保護マットを敷く:重い家具の下には、必ず保護マットを敷きましょう。フェルトやゴム製のマットがおすすめです。100円ショップでも購入できます。
  • 家具の脚にカバーをつける:家具の脚に、床を傷つけにくいカバーをつけるのも効果的です。
  • 家具の配置を定期的に変える:同じ場所に長時間家具を置きっぱなしにしないようにしましょう。定期的に配置を変えることで、床への負担を軽減できます。
  • 入居前に確認する:入居前に、床の状態や家具設置に関する注意事項をしっかり確認しましょう。不明な点があれば、家主または管理会社に質問することが重要です。

まとめ

クッションフロアのへこみは、多くの賃貸物件で起こりうる問題です。しかし、適切な対応をすることで、敷金問題を最小限に抑えることができます。今回の経験を教訓に、今後の賃貸生活に役立ててください。

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