私は今、賃貸のアパートに住んでいます。部屋には、備え付けのエアコンがありますが、昨年は故障で4回修理をしてもらいました。そして、今年もまた調子が悪くなったため、修理を依頼し、今日、来てもらいました。すると、修理の人の言うことには、エアコンの排水のパイプから、汚水を吸い込んでいるため、エアコンの部品の銅を溶かしているため、調子が悪くなるとのことでした。なので、エアコンを新しいのに取り替えるが、取り替えても同じ事になりうる可能性はあるし、様子をみてみないと分からない。と言われました。私は、今まで銅を溶かす程の汚れた空気を部屋で吸っていたのかと思うと恐ろしいし、これからも様子を見ないと分からないなんて、普通に住むのも恐いです。大手の不動産に住んでいますが、一体どこの部署の何の人に、どのように苦情を伝えれば良いのか悩んでいます。どうかお知恵を下さい。よろしくお願い致します。
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賃貸アパートにおけるエアコン故障と汚水問題：深刻な状況と対応策
賃貸アパートで備え付けのエアコンが繰り返し故障し、その原因が排水パイプからの汚水吸い込みによる銅の腐食だと判明したとのこと、大変なご心配ですね。健康被害への懸念も理解できます。 この状況は、単なるエアコンの故障ではなく、建物の設備管理上の重大な問題である可能性が高いです。放置すれば、健康被害だけでなく、火災などの危険性も孕んでいます。早急な対応が必要です。
まずは証拠の確保と記録
まず、現状をしっかりと記録することが重要です。
- 修理担当者との会話内容をメモ：日付、時間、担当者の氏名、具体的な発言内容を詳細に記録しましょう。できれば録音も許可を得て行うと、より確実な証拠となります。
- エアコンの故障状況の写真・動画撮影：エアコン本体、排水パイプ、周辺の状況などを写真や動画で記録しましょう。特に、汚水の痕跡などがわかるように撮影することが重要です。
- 過去の修理記録の確認：過去の修理依頼に関する書類（領収書、修理報告書など）を保管し、今回の状況と合わせて提出しましょう。
これらの証拠は、後々の交渉において非常に重要な役割を果たします。
苦情の伝え方：適切な部署と連絡方法
大手の不動産会社の場合、部署が分かれていることが多いです。まずは、賃貸契約書やホームページを確認し、管理会社や担当部署の連絡先を確認しましょう。
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- 管理会社への連絡：多くの場合、管理会社が建物の管理・修繕を担当しています。まずは、管理会社に電話で状況を説明し、担当者につないで貰いましょう。メールでも連絡できますが、緊急性の高い問題なので、電話での連絡がおすすめです。
- 具体的な担当者への連絡：管理会社に連絡後、担当者名と連絡先を伝えられれば、直接連絡を取りましょう。担当者と直接やり取りすることで、迅速な対応が期待できます。
- 書面での苦情申し立て：電話やメールでの連絡に加え、内容証明郵便で苦情を申し立てることをお勧めします。内容証明郵便は、送付内容が確実に相手方に届いたことを証明できるため、証拠として有効です。内容には、これまでの修理履歴、修理担当者の発言、写真・動画などの証拠を添付しましょう。
苦情申し立て時のポイント
苦情を申し立てる際には、感情的にならず、冷静に事実を伝えることが重要です。
- 具体的な事実を淡々と伝える：感情的な言葉は避け、「エアコンが繰り返し故障している」「排水パイプから汚水が吸い込まれている」「修理担当者から〇〇と言われた」など、事実を明確に伝えましょう。
- 健康被害への懸念を伝える：汚染された空気を吸い込んでいることによる健康被害への懸念を伝え、早急な対応を求めましょう。
- 具体的な解決策を提案する：エアコンの交換や排水パイプの清掃・修理など、具体的な解決策を提案することで、よりスムーズな対応が期待できます。例えば、「エアコンの交換と排水パイプの徹底的な清掃・点検を希望します」といったように明確に伝えましょう。
- 期限を設定する：いつまでにどのような対応をしてほしいかを明確に伝えましょう。「〇〇日までに回答をいただけない場合は、次の行動を検討せざるを得ません」といったように、期限を設定することで、相手側の対応を促す効果があります。
専門家の意見を参考に
必要であれば、専門家（建築士、不動産鑑定士など）に相談し、状況を客観的に評価してもらいましょう。専門家の意見は、交渉において強い味方になります。
最悪の場合の対応
不動産会社との交渉が難航する場合は、以下の対応を検討しましょう。
- 消費者センターへの相談：消費者センターに相談することで、法的アドバイスを受けたり、交渉の仲介を依頼したりすることができます。
- 弁護士への相談：弁護士に相談することで、法的措置（損害賠償請求など）を検討することができます。
インテリアへの影響と今後の対策
今回の問題は、健康面だけでなく、インテリアにも影響を与えます。汚染された空気によって、家具や壁などに汚れが付着したり、カビが発生したりする可能性があります。
- 定期的な清掃：部屋の定期的な清掃を行い、汚れやカビの発生を防ぎましょう。特に、エアコン周辺は念入りに清掃しましょう。
- 空気清浄機の設置：空気清浄機を設置することで、室内の空気の質を改善することができます。特に、高性能な空気清浄機を選ぶことをお勧めします。
- インテリアの素材選び：汚れやカビに強い素材の家具やカーテンを選ぶことで、被害を最小限に抑えることができます。
まとめ
賃貸アパートでのエアコン故障と汚水問題は、放置すると健康被害や火災などの危険性につながる深刻な問題です。証拠をしっかりと確保し、冷静に事実を伝え、適切な対応を求めることが重要です。不動産会社との交渉が難航する場合は、専門家や消費者センターなどに相談することを検討しましょう。
