賃貸の湿気対策と壁面リフォーム:子供部屋DIYの疑問を解決

賃貸の部屋をリフォームしたいのですが、湿度の高い部屋の壁にベニヤ板を這わせるとカビの温床になったり、ベニヤが反ってしまったりするのでしょうか? 賃貸のアパートに住んでいます。 将来子供部屋にする予定の部屋なんですが、壁が合板?というのか、ベニヤに木目状の紙が貼ってあるような感じで、ダークブラウンな上、南向きなのに目の前に神社の森があって1日中日が差さないので暗い印象です。 そこを子供部屋にする理由としては、2部屋しかなくもう1部屋はリビング兼寝室として使っているのでそこしか明け渡せないからです。 今は倉庫部屋として使っています。 さすがに暗い部屋では気分も暗くなりそうなので、壁紙を明るいものに変えたいのですが、退去時現状修復が原則なのでしっかりした壁紙には変えられません。 そこで、どこかで見たのですが、細いベニヤを高さピッタリに切って枠にはめ込むように並べて、木の壁を作るリフォームを見たのでやってみようかと思ったのですが、最悪なことにその部屋は湿度が物凄く高いです。 元々湿地帯に建てられたアパートで、土地の水はけも悪いらしいのですが、その上前述のように森が目の前にあるので建物全体に湿度が高く、リビング兼寝室も北向きにあるので毎日窓のレールに水が溜まり、窓枠の木や畳にはカビが生えていたり、同じく北に面したトイレの壁や玄関(こちらはコンクリート壁に白いペンキ塗り)もほっておくとカビで真っ黒になってしまうのですが・・・ 薄い板は湿気によって反ったりすると聞いたことがあるのですが、壁に反ってはめ込んでも反って来て取れてしまうのでしょうか? また、ベニヤと壁の間にカビが生えてしまうのでしょうか? 壁一面にきっちりはめ込むと、頻繁に外して拭いても面倒な気がしますし、現実的でないかなと思います。 テープで表面が剥がれてしまう壁なので、良くあるマスキングテープと両面テープで壁紙を貼るやりかたも難しい気がしますし。 もしくは、木枠をはめ込み、その上にベニヤを貼って、壁とベニヤの間にすき間を作ればカビは生えにくいでしょうか?逆に空気が入る分、カビが生えやすいでしょうか? 子供部屋にするので、安全面を考慮して立てかけるだけというのはやめたく、また布を掛けるのもイメージと違うため考えていません。 現状修復しなきゃいけないんだから、最初からリフォームしないとか、引っ越せばという考え方もご遠慮ください。 あくまでも、現状修復できるように、湿度の高い部屋の壁をリフォームするにはどうするのが最善かをご存知の方、回答頂けたらと思います。 DIYを実際にやっていらっしゃる方や、木工屋さん、リフォーム関係の方からの回答だと嬉しいです。補足早速の回答をありがとうございます。 記載し忘れていましたが、入居前に素人の義母が既に壁紙を貼ってしまっています。(ペンキを塗ろうとしてるのを慌ててとめて、せめて壁紙にとお願いしました。) それが粘着力の無い物を使ったのか、湿気で剥がれたりカビが生えてしまってるので、修復する意味からリフォームの相談をさせていただきました。 カビたところを漂白剤を薄めて拭いてみましたが、色が沈着してしまったのかとれません。 あまりにキツイ薬品は、小さな子供がいて狭い家なので使いたくなくて… あくまでも除湿の方法を聞いてるのではなく、カビた壁紙を綺麗に修復する方法=湿気の多い部屋の壁紙張り直しの最善策を教えて頂けたら幸いです。

湿度の高い部屋でのベニヤ板使用とカビ対策

賃貸住宅で、特に湿度の高い部屋にベニヤ板を使用する場合、カビの発生や反りといった問題が懸念されます。ご質問にあるように、ベニヤ板を直接壁に貼り付ける方法は、湿気によってベニヤが反ったり、壁とベニヤの間にカビが生えたりするリスクが高いです。また、現状修復を前提とする賃貸住宅では、壁に直接加工を加えることは避けるべきです。

ベニヤ板リフォームのリスク

* カビの発生:湿気がベニヤ板と壁の間に溜まり、カビの温床となる可能性が高いです。
* ベニヤの反り:湿度変化によってベニヤ板が反り、剥がれたり、見た目にも悪影響を与えます。
* 現状回復の困難さ:賃貸物件では、退去時に現状回復が求められます。ベニヤ板の施工は、現状回復が難しく、トラブルの原因となる可能性があります。

湿気対策と現状回復可能な子供部屋リフォーム

湿度の高い部屋で、現状回復を前提とした子供部屋リフォームを行うには、以下の方法が考えられます。

1. 壁紙の張り替え(現状回復可能タイプ)

既存の壁紙を剥がして、湿気対策に優れた壁紙を貼り替える方法です。

* ポイント:耐水性・防カビ性に優れた壁紙を選びましょう。剥がせるタイプの壁紙を使用すれば、退去時の現状回復も容易です。ホームセンターなどで「賃貸OK」「剥がせる壁紙」などをキーワードに探してみてください。
* 具体的な手順:

  • 既存の壁紙を丁寧に剥がす(剥がれにくい場合は、ヘラやスクレーパーを使用)。
  • 壁の汚れやカビをしっかり落とす(漂白剤を使用する場合は、換気を十分に行い、ゴム手袋などを着用してください)。
  • 下地処理剤を塗布し、新しい壁紙を貼り付ける。

* 専門家への相談:不安な場合は、リフォーム業者に相談し、適切な壁紙選びや施工方法についてアドバイスを受けることをお勧めします。

2. 壁面パネルの活用

壁に直接固定せず、自立式または簡単に設置・撤去できるパネルを使用する方法です。

* ポイント:木材やプラスチック製のパネルを選び、壁との間に隙間を設けることで通気性を確保し、カビの発生を防ぎます。
* 具体的なパネルの種類:

  • 木製パーテーション:様々なデザインがあり、子供部屋に合うものを選びやすい。移動も可能。
  • プラスチック製パネル:軽量で、お手入れが簡単。湿気にも強い。
  • 賃貸対応の壁面収納:収納機能とデザイン性を両立できる。ただし、設置場所やサイズに制限がある場合も。

* 設置方法:パネルを壁に立てかける、または突っ張り棒などで固定するなど、様々な方法があります。賃貸物件の場合は、壁に穴を開けない方法を選びましょう。

3. 除湿対策の徹底

リフォームと併せて、除湿対策を徹底することで、カビの発生リスクを大幅に軽減できます。

* ポイント:

  • 換気:窓を開けて定期的に換気を行う。サーキュレーターなどを活用して、部屋全体の空気を循環させる。
  • 除湿機:梅雨時期や雨の日は、除湿機を使用する。
  • 除湿剤:クローゼットや家具の中に除湿剤を置く。
  • 湿度計:湿度を常にチェックし、適切な湿度を保つ。

カビの除去と予防

既にカビが生えている部分については、以下の方法で対処しましょう。

* 漂白剤の使用:薄めた漂白剤でカビを拭き取ります。換気を十分に行い、ゴム手袋などを着用してください。ただし、漂白剤によっては壁紙の色落ちが起こる可能性があります。
* カビ取り剤の使用:市販のカビ取り剤を使用する場合は、製品の説明をよく読んでから使用しましょう。小さなお子さんやペットがいる場合は、安全性を確認することが重要です。
* 専門業者への依頼:広範囲にカビが発生している場合や、自分で対処できない場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。

まとめ:湿気対策と子供部屋リフォームのポイント

湿度の高い部屋で子供部屋を作る際には、湿気対策と現状回復の両立が重要です。上記の方法を参考に、お子さんの安全と快適な環境を確保できるリフォームを目指しましょう。 DIYでリフォームを行う場合は、安全に十分配慮し、必要に応じて専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。

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