賃貸と分譲マンションの水道料金の違いと対処法

水道料金についての質問です。賃貸と分譲マンションでは水道代が変わることありますか?しかも倍近く・・・。 半年前に第2子が誕生し、それを期に中古マンションを購入し引っ越しました。築年数は19年です。 引っ越して気が付いたのですが、水道代が以前の半分です。季節などの変動はあるものの、この半年を比べてもかなり差が出ています。 引っ越す前の賃貸マンションには約3年住みました。水道代金は2ヶ月まとめで請求されるので大体毎回2万円位でした。 第1子の生まれた頃から住んでおり、毎日お風呂も入るしこんなものかと思ってました。 この賃貸マンションも築年数は現在19年で今回購入したマンションとほぼ同時期に建てられたものです。 水道代の請求は各戸別にくるのではなくマンションに一括請求され、管理会社から部屋の水道メーターで計算して家賃に含まれてました。 今回引っ越してからは水道局から直接2ヶ月に一回請求が来るのですが1万円を超えたことがありません。 ほぼ毎日お風呂も入っているし水道の使い方に変化はないと思います。むしろ家族も増え洗濯回数も多くなったし、バスタブも大きくなったので、今のほうが水道を使っていると思います。でも、明細に記載されている水道量は以前の家賃明細の量と比べると約半分です。節水してるわけでもありません。 疑問に思い今更ですが管理会社へ電話したのですが「マンションのメーターで計算しているから間違いはない」「賃貸と分譲で水周りの造りが違うかもしれない」「もし問題があるとすればマンション建築時の不良で、現在は建築時のオーナーとは別人なので確認できない」との返事でした。 何だか納得できない回答でしたがこの場合の対処方法など教えて下さい。ちなみに札幌市中央区です。

賃貸と分譲マンションの水道料金の違い

賃貸マンションと分譲マンションでは、水道料金の請求方法や金額に違いが生じる可能性があります。質問者さんのケースでは、賃貸マンションでは管理会社を経由して家賃に水道料金が含まれており、分譲マンションでは水道局から直接請求されるという違いがあります。この違いが、水道料金の金額に大きく影響している可能性があります。

賃貸マンションでの水道料金

賃貸マンションでは、多くの場合、水道料金が家賃に含まれています。これは、管理会社がマンション全体のメーターで水道使用量を測定し、その費用を各住戸の賃料に按分して請求するためです。この場合、個々の住戸の水道使用量を正確に把握することは難しく、均等に割り振られる傾向があります。そのため、実際の水道使用量よりも多く支払っている、もしくは少ない支払いで済んでいる可能性があります。質問者さんの場合、2万円/2ヶ月という料金は、他の住戸の消費量も含まれている可能性があり、実際の水道使用量を反映していない可能性が高いです。

分譲マンションでの水道料金

分譲マンションでは、各戸に個別の水道メーターが設置されており、水道局から直接請求されます。そのため、使用した水道量に応じた料金を支払うことになります。これは、個々の住戸の水道使用量を正確に把握できるため、より公平な料金体系と言えるでしょう。質問者さんのケースでは、分譲マンションに引っ越してから水道料金が大幅に減ったということは、賃貸マンションでの請求が、実際の水道使用量を反映していなかった可能性を示唆しています。

水道料金の差額の原因を探る

水道料金に大きな差が出た原因を特定するために、以下の点を検証してみましょう。

1. 水道メーターの確認

まず、分譲マンションと賃貸マンションそれぞれの水道メーターの正確性を確認することが重要です。メーターの故障や誤作動によって、正確な水道使用量が計測されていない可能性があります。水道局や管理会社に依頼して、メーターの点検・検査をしてもらいましょう。札幌市水道局に連絡し、メーターの点検を依頼することをお勧めします。

2. 水道使用量の比較

賃貸マンションと分譲マンションでの水道使用量を比較してみましょう。分譲マンションでは、水道局からの請求明細に水道使用量が記載されているはずです。賃貸マンションでは、管理会社に過去の使用量データの開示を請求してみましょう。使用量が本当に半分になっているのか、そしてその差が妥当な範囲内なのかを確認する必要があります。

3. 配管状況の確認

賃貸マンションと分譲マンションでは、配管の老朽化や漏水などによる水漏れがないか確認する必要があります。古い建物では、配管の劣化によって目に見えない漏水が発生している可能性があります。専門業者に依頼して、配管の点検を行うことをお勧めします。特に、築年数の古いマンションでは、配管の老朽化による漏水リスクが高まります。

4. 生活習慣の変化

家族が増えたことやバスタブが大きくなったことなど、生活習慣の変化によって水道使用量が増えている可能性も考慮する必要があります。しかし、質問者さんの記述から、節水に意識的な取り組みはしていないとのことなので、この要因は限定的と考えられます。

専門家への相談

管理会社からの回答に納得できない場合は、専門家に相談することをお勧めします。

1. 水道局への相談

水道料金の請求に関する疑問や、メーターの不具合に関する相談は、札幌市水道局に直接相談してみましょう。専門的な知識を持つ職員が対応し、適切なアドバイスや解決策を提供してくれる可能性があります。

2. 建築士や不動産鑑定士への相談

賃貸マンションと分譲マンションの水道設備の違いや、建築時の不良の可能性について、建築士や不動産鑑定士に相談することもできます。専門家の視点から、原因を特定し、解決策を見つけるためのアドバイスを得られるでしょう。

3. 弁護士への相談

管理会社との間でトラブルになった場合、弁護士に相談することも有効な手段です。弁護士は、法律的な観点から問題点を分析し、適切な対応策を提案してくれます。

具体的なアドバイス

* 札幌市水道局に連絡し、水道メーターの点検を依頼する。 メーターの不具合が原因の可能性が高いです。
* 賃貸マンションの管理会社に、過去の詳細な水道使用量データの開示を請求する。 比較することで、使用量の差を明確にできます。
* 専門業者に依頼し、分譲マンションと賃貸マンション両方の配管状況を点検する。 目に見えない漏水がないか確認します。
* 水道料金の請求明細を詳細に確認する。 使用量、料金計算方法などに不備がないか確認します。
* 状況を記録し、写真や動画を撮影しておく。 証拠として役立ちます。
* 相談窓口(水道局、建築士、弁護士など)に相談し、適切なアドバイスを受ける。 一人で抱え込まず、専門家の力を借りましょう。

まとめ

賃貸マンションと分譲マンションでは、水道料金の請求方法や金額に違いが生じる可能性があります。水道料金に疑問を感じた場合は、水道メーターの確認、水道使用量の比較、配管状況の確認などを行い、原因を特定する必要があります。それでも解決しない場合は、水道局や専門家に相談することをお勧めします。 冷静に事実を把握し、適切な対応を取ることで、問題解決への糸口が見えてくるでしょう。

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