賃貸で隣室からのタバコ煙対策!健康被害を防ぐための具体的な方法

賃貸住宅で、隣りからの煙草の煙を防ぐいい方法はありませんか? 集合住宅に住んでいて禁煙してから、隣の部屋からの煙草の煙がサッシの隙間等から侵入し苦痛になるようになりました。 エアコンから煙が侵入しているのかと思ったらエアコンメーカーは違うといわれました。 最近、PM2.5が問題になり、煙草の煙のPM2.5と同じで有害で、かつ微小なためサッシの隙間から侵入するというのを新聞で読みました。 私の部屋は角ですが、隣りとその先はヘビースモーカーで真冬でも窓が開いていましたし、最近では玄関のドアを朝から晩まで開けたままにして強烈な煙草臭がドアを開けた瞬間こちらまできている状況です。 悪臭は我慢するんですが、喉が痛くなり困っています。 数年前に禁煙してから煙草の煙や喫煙者の息で喉が痛くなるようになったので 体調がおかしくなったと錯覚して医師に相談したら、煙草が有害だから健康な人はそうなると言われ納得しました。 折角禁煙に成功したのに複雑な心境です。

隣室からのタバコ煙、深刻な問題です

タバコ煙による健康被害は深刻な問題です。特に、受動喫煙は禁煙者であっても喉の痛み、咳、喘息などの呼吸器系の症状を引き起こす可能性があります。PM2.5などの微小粒子状物質は、サッシの隙間からも容易に侵入し、室内空気の質を著しく悪化させます。ご自身の健康を守るためにも、積極的な対策が必要です。 賃貸住宅であっても、快適な生活を送る権利はあります。

効果的なタバコ煙対策:5つのステップ

隣室からのタバコ煙対策は、複数の方法を組み合わせることで効果を高めることができます。以下に、具体的なステップをご紹介します。

ステップ1:現状把握と管理会社への相談

まずは、煙が侵入している経路を特定しましょう。サッシの隙間、ドアの隙間、換気口など、可能性のある箇所を丁寧に確認します。写真や動画で記録しておくと、管理会社への相談がスムーズになります。

管理会社に状況を説明し、改善を求めることが重要です。賃貸契約上、居住者の健康を害するような状態は改善義務がある場合が多いです。具体的な対策として、サッシの隙間を埋めるパッキンの交換、ドアの気密性の向上などを提案してみましょう。

ステップ2:サッシ・ドアの気密性向上

管理会社への対応が遅い場合、または対応が不十分な場合は、自力で気密性を高める対策を検討しましょう。

  • 窓の隙間テープ:ホームセンターなどで手軽に購入できる窓用隙間テープは、サッシの隙間を埋めて気密性を高める効果があります。様々な素材や厚みがあるので、状況に合わせて選びましょう。特に、冬場の寒さ対策にも役立ちます。
  • ドアストッパー:ドアの下部に隙間がある場合は、ドアストッパーを使用することで、煙の侵入を防ぐことができます。様々なデザインや素材のものが販売されているので、インテリアに合うものを選びましょう。
  • 防音・防風テープ:より効果を高めたい場合は、防音・防風テープを使用するのも有効です。窓枠全体に貼ることで、より高い気密性を実現できます。

ステップ3:空気清浄機の活用

空気清浄機は、室内の空気を浄化し、タバコ煙やPM2.5などの有害物質を除去するのに効果的です。

  • HEPAフィルター搭載機種:HEPAフィルターは、微小粒子状物質を99.97%除去できるため、タバコ煙対策には必須です。フィルター交換の頻度にも注意しましょう。
  • 脱臭機能付き機種:タバコ臭を効果的に除去する脱臭機能付きの機種を選ぶと、より快適な室内環境を実現できます。活性炭フィルター搭載機種がおすすめです。
  • 設置場所の工夫:空気清浄機は、煙の侵入経路に近い場所に設置することで、効果を高めることができます。

ステップ4:室内環境の改善

タバコ煙対策と合わせて、室内の空気環境を改善することも重要です。

  • 定期的な換気:こまめな換気は、室内の空気を入れ替え、タバコ煙の滞留を防ぎます。ただし、隣室からの煙が直接侵入する場合は、換気をしても効果が限定的です。
  • 消臭剤・芳香剤の使用:消臭剤や芳香剤を使用することで、タバコ臭を軽減することができます。ただし、香料に過敏な方は注意が必要です。
  • 空気の循環:サーキュレーターなどを活用して、室内の空気を効率的に循環させることで、空気清浄機の効果を高めることができます。

ステップ5:専門家への相談

上記の方法を試しても改善が見られない場合は、専門家への相談を検討しましょう。

  • 建築士:建築士に相談することで、建物の構造的な問題点や、より効果的な対策方法を提案してもらえます。
  • 不動産会社:不動産会社に相談することで、賃貸契約上の権利や義務について、適切なアドバイスを受けることができます。
  • 弁護士:深刻な健康被害を受けている場合は、弁護士に相談することで、法的措置を検討することもできます。

インテリアとの調和も大切

タバコ煙対策グッズも、インテリアの一部です。見た目にも配慮して、お部屋の雰囲気を損なわないように選びましょう。例えば、空気清浄機は、デザイン性の高い機種を選んだり、目立たない場所に設置したりする工夫ができます。隙間テープも、色や柄を選べるものがあるので、お部屋のインテリアに合わせることができます。

まとめ

隣室からのタバコ煙による苦痛は、決して我慢すべきではありません。上記の対策を参考に、快適な住環境を取り戻しましょう。それでも改善が見られない場合は、管理会社や専門家への相談をためらわずに行いましょう。ご自身の健康を守るためにも、積極的な行動を心がけてください。

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