賃貸で生のり付き壁紙を間違えて買ってしまった!賢い対処法と賃貸OKな壁紙選び

賃貸 手違いで生のりつきの壁紙を購入(ToT) 部屋の模様替えしようと、キッチンの壁ように、壁紙を買いました。 賃貸アパートで、現状回復できるようにと考えていたのですが、間違えて生のり つきの壁紙を購入…確認不足からきた自業自得なのですが、返品は不可なので、どうにか使いたいのですが…全面にマスキングテープ? ほか、なにかいい方法はありますでしょうか?

賃貸物件でDIYを楽しむ際に、壁紙選びは重要なポイントです。特に、生のり付き壁紙は賃貸では扱いが難しいとされています。今回は、生のり付き壁紙を間違えて購入してしまった場合の対処法と、賃貸でも安心して使える壁紙選びについて詳しく解説します。

生のり付き壁紙を賃貸で使用する場合の注意点

生のり付き壁紙は、裏面に糊が付いているため、貼り付けが簡単です。しかし、賃貸物件では、剥がす際に壁を傷つけてしまう可能性が高いため、使用に注意が必要です。現状回復義務を負う賃貸契約において、生のり付き壁紙の施工はリスクが伴います。剥がす際に壁の塗料やクロスが一緒に剥がれてしまったり、糊が残ってしまったりする可能性があり、原状回復費用が高額になる可能性があります。

生のり付き壁紙を賃貸で使用する方法:限定的な活用とリスク軽減策

返品が不可となった生のり付き壁紙を、賃貸物件で少しでも活用する方法を検討してみましょう。ただし、全面貼り付けは避けるべきです。剥がす際に壁を傷めるリスクが非常に高いため、現状回復が困難になる可能性があります。以下に、限定的な活用方法とリスク軽減策を提示します。

1. 小面積への限定的な使用

  • 小さな面積に限定して使用しましょう。例えば、キッチンの壁の一部、棚の裏など、剥がしやすい場所を選びます。面積が小さければ、万が一剥がす際に問題が発生しても、修復が容易です。
  • 剥がしやすい素材の壁紙を選ぶことも重要です。厚手の壁紙よりも、薄手の壁紙の方が剥がしやすい傾向があります。
  • 施工前に、目立たない場所でテスト貼り付けを行うことを強く推奨します。壁紙の剥がれやすさや、糊の残り具合を確認し、問題がないことを確認してから作業を開始しましょう。

2. マスキングテープの使用:応急処置としての活用

質問にあったマスキングテープの使用は、全面貼り付けには不向きですが、小さな装飾として活用できます。例えば、マスキングテープで壁紙の一部をカットして、模様を作るなど、アクセントとして使用できます。ただし、マスキングテープの粘着力が強く、剥がす際に壁紙や壁を傷める可能性があるため、使用には注意が必要です。剥がす際には、ゆっくりと丁寧に剥がすことが重要です。

3. 壁紙の上から貼れる壁紙の使用

生のり付き壁紙を剥がさずに、その上から貼れる壁紙を使用することも可能です。賃貸でも使用できる、はがせるタイプの壁紙が市販されています。これなら、現状回復の際に簡単に剥がすことができ、壁を傷めるリスクを最小限に抑えることができます。ただし、重ね貼りすることで、壁の厚みが増える点には注意が必要です。

賃貸で安心!現状回復可能な壁紙選び

将来的な現状回復を考慮すると、最初から賃貸物件に適した壁紙を選ぶことが重要です。以下に、賃貸物件で安心して使える壁紙の種類と選び方を紹介します。

1. はがせる壁紙

はがせる壁紙は、粘着剤が弱く、壁を傷めずに剥がせるのが特徴です。様々なデザインや素材が販売されているため、インテリアに合わせて自由に選ぶことができます。糊付きタイプと糊なしタイプがあり、糊なしタイプは自分で糊を用意する必要がありますが、より綺麗に剥がせる傾向があります。

2. 賃貸OKの壁紙

多くのホームセンターやインテリアショップでは、「賃貸OK」と明記された壁紙が販売されています。これらの壁紙は、剥がす際に壁を傷めにくい素材や製法で作られており、安心して使用できます。購入前に、パッケージに記載されている注意事項をよく確認しましょう。

3. 貼って剥がせるシールタイプの壁紙

最近では、シールタイプの壁紙も人気です。簡単に貼って剥がせるため、賃貸物件でも気軽に模様替えを楽しめます。ただし、耐久性やデザインのバリエーションは、他の壁紙に比べて限られる場合があります。

専門家の意見:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの山田花子氏に、賃貸における壁紙選びについてアドバイスをいただきました。

「賃貸物件での壁紙選びは、現状回復を第一に考えることが重要です。生のり付き壁紙は、剥がす際に壁を傷める可能性が高いため、おすすめできません。はがせる壁紙や賃貸OKの壁紙を選ぶことで、トラブルを回避し、安心してDIYを楽しむことができます。また、施工前に必ずテスト貼り付けを行い、問題がないことを確認してから作業を開始しましょう。」

まとめ:賃貸でも安心安全な壁紙選びと施工

賃貸物件で壁紙を貼る際には、現状回復を意識した適切な壁紙選びと施工が不可欠です。今回のケースのように、生のり付き壁紙を間違って購入した場合は、全面貼り付けを避け、小面積への限定的な使用や、はがせる壁紙などを検討しましょう。事前に十分な計画を立て、賃貸物件に適した壁紙を選び、安心してDIYを楽しんでください。

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