賃貸でもOK!壁面収納DIYでCDプレーヤーをスマートに設置する方法

モデルルーム見学時に、部屋の壁(石膏ボード)を30x30cmぐらいくり抜いて6~7cmぐらいの深さの凹部(棚)を作って、縦置きのCDプレーヤーが設置してありました。マイルームにもそのような棚を作ろうと思います。コンセント新設等で石膏ボードは何度か切り取ったことがあり、専用のこ切りを使えばきれいに切れると思います。その後、木枠で作った適当なサイズのBOXを間柱にネジ付けし、現状と同様の壁紙を張ればほぼ完成すると思いますが、新旧の壁紙の接線部分がきれいにできないと思います。その部分を覆い隠すための桟のようなものをご存じの方、教えてください。幅5㎜程度、断面がL字状になった白いプラスチック(壁紙は白なので)のモールのようなものを想像しています。補足 色々とご回答いただきありがとうございます。尚、壁の壁紙は張り替えるのではなく、新設したBOXの内面に既存の壁紙と同種の壁紙を張り、壁と一体化させるのが目的です。又、初期の質問では淵を覆い隠す直線状のものを考えていましたが、今思えば長方形の(5㎜程度の)耳付枠の方が便利だと思いました。そういったものも各種サイズありますか?又、大きさ30x30は例えばの話で特にこだわっていません。

壁面収納DIY:CDプレーヤー設置のための具体的な手順と注意点

賃貸住宅でもDIYで壁面収納を作ることは可能です。ただし、原状回復を前提に、壁に大きな穴を開けるような工事は避けるべきです。今回の質問のように、小さな凹みを設けてCDプレーヤーを設置するDIYであれば、比較的容易に、かつ賃貸でも問題なく行えるでしょう。

1. 事前準備:必要な材料と工具

まずは、必要な材料と工具を揃えましょう。

  • 石膏ボードカッター:石膏ボードを綺麗に切るための専用工具です。様々な種類があるので、使いやすそうなものを選びましょう。
  • 木枠:棚の枠組みを作るための木材。ホームセンターで入手可能です。サイズは、CDプレーヤーのサイズに合わせて調整しましょう。集成材やパイン材などがおすすめです。
  • ネジ:木枠を間柱に固定するためのネジ。石膏ボード用のネジも必要です。
  • 壁紙:既存の壁紙と同一のもの、もしくは似た柄・色の壁紙を用意しましょう。ホームセンターでサンプルを取り寄せ、現物と比較して確認することをおすすめします。
  • 壁紙用接着剤:壁紙を貼るための接着剤です。
  • ヘラ:壁紙を貼る際に使用するヘラです。
  • メジャー:正確な寸法を測るために必要です。
  • 鉛筆:印をつけるために必要です。
  • レベル:棚を水平に設置するために必要です。
  • 安全メガネ:石膏ボードを切る際に、目に入る粉塵を防ぐために必要です。
  • 防塵マスク:石膏ボードを切る際に発生する粉塵を吸い込まないようにしましょう。
  • L字型モールまたは耳付枠:今回の質問の核心となる部分です。後述しますが、ホームセンターなどで入手可能です。

2. 壁のくり抜きと木枠の設置

  • 正確な寸法を測る:CDプレーヤーのサイズを考慮し、適切な大きさの凹みを設計します。石膏ボードを傷つけないように、慎重に作業しましょう。
  • 石膏ボードを切る:石膏ボードカッターを使って、設計図通りに石膏ボードを切ります。ゆっくりと丁寧に作業を行い、怪我をしないように注意しましょう。切断面は、やすりで研磨すると綺麗に仕上がります。
  • 間柱を確認する:木枠を固定するための間柱の位置を確認します。間柱がない場合は、適切な補強が必要です。専門業者に相談することをおすすめします。
  • 木枠を設置する:間柱に木枠をネジで固定します。水平器を使って、水平に設置することを確認しましょう。

3. 壁紙の張り替えと仕上げ

  • 既存壁紙との境目の処理:これが今回の質問のポイントです。既存の壁紙を剥がさずに、新しい壁紙を貼るため、境目が綺麗に仕上がらない可能性があります。そこで、L字型モールや耳付枠を使用します。
  • L字型モールまたは耳付枠の取り付け:ホームセンターでは、幅5mm程度の白いプラスチック製のL字型モールや、長方形の耳付枠が様々なサイズで販売されています。「見切り材」「巾木」などのキーワードで検索すると見つかりやすいでしょう。これらを、新旧壁紙の境目に貼り付けることで、綺麗に仕上げることができます。
  • 壁紙を貼る:木枠の内側に、既存の壁紙と同じ壁紙を貼り付けます。気泡が入らないように、丁寧に作業しましょう。

4. コンセントの設置(必要に応じて)

CDプレーヤーを使用するためには、コンセントが必要です。既存のコンセントの位置が不適切な場合は、電気工事士に依頼してコンセントを増設する必要があります。DIYで電気工事を行うのは大変危険なので、必ず専門業者に依頼しましょう。

専門家の視点:DIYにおける注意点

DIYは楽しい反面、危険が伴います。特に電気工事は専門知識と技術が必要なため、安易なDIYは避けるべきです。石膏ボードの切断についても、粉塵や怪我のリスクがあります。安全に作業を行うために、以下の点に注意しましょう。

  • 安全第一:作業中は必ず安全メガネと防塵マスクを着用しましょう。
  • 専門家の相談:不安な点があれば、ホームセンターの店員や専門業者に相談しましょう。
  • 賃貸の場合は:賃貸住宅の場合は、退去時の原状回復について、事前に大家さんや管理会社に確認しましょう。

インテリアとの調和:色の選び方と素材感

CDプレーヤーを設置する棚は、インテリアの一部です。部屋全体の雰囲気と調和するように、色の選び方や素材感を意識しましょう。

  • 色の統一感:壁の色や家具の色と調和する色を選びましょう。白やアイボリーは、どんなインテリアにも合わせやすい色です。
  • 素材感:木製の棚は、温かみのある雰囲気になります。一方、金属製の棚は、モダンな雰囲気になります。部屋のスタイルに合わせて素材を選びましょう。

まとめ:DIYで快適な空間を創造しよう

今回のDIYは、比較的容易にできるものですが、安全に作業を行うことが重要です。手順を丁寧に確認し、必要に応じて専門家のアドバイスを求めながら、快適な空間を創造しましょう。

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