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大東建託の壁に取り付け可能な部材とは?
大東建託の賃貸住宅で、壁に直接穴を開けることが禁止されているにも関わらず、幅5cm、長さ1.5mほどの棒状の部材が壁に取り付けられているとのこと。これは、「間柱(まばしら)」と呼ばれる部材の可能性が高いです。間柱とは、壁の内部に構造材として埋め込まれている木材や金属の柱のことです。通常、石膏ボードなどの壁材で覆われており、目に見えないことが多いのですが、大東建託の一部物件では、このように一部が露出している場合があります。
この間柱は、壁の強度を保つための重要な部材ですが、釘やフックなどを打ち込むことが許容されているケースが多いです。ただし、間柱の位置や材質、強度によっては、重いものを吊るしたり、過度な力を加えたりすることは避けるべきです。事前に大東建託に確認し、許容範囲を確認することが重要です。
賃貸でも安心!壁面収納DIYのステップ
間柱を活用した壁面収納DIYは、賃貸住宅でも手軽にできるインテリア術です。以下に具体的なステップをご紹介します。
ステップ1:必要な部材と工具の準備
まず、必要な部材と工具を準備しましょう。
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- 棚板:希望のサイズ、素材(木材、合板など)を選びましょう。ホームセンターでカット済みのものを購入すると便利です。耐荷重に注意し、かける物の重さに見合った強度を持つものを選びましょう。DIY初心者であれば、比較的加工しやすい木材がおすすめです。
- ブラケット:棚板を間柱に固定するための金具です。様々な種類があるので、デザインや耐荷重に合わせて選びましょう。間柱の厚さや棚板の材質に合わせたものを選ぶことが重要です。間柱に直接ネジを打ち込むタイプと、間柱と壁の間に挟み込むタイプがあります。後者は壁に穴を開ける必要がないため、賃貸住宅に最適です。
- ネジ:ブラケットと棚板、間柱を固定するためのネジです。材質、長さ、太さを確認し、間柱と棚板の材質に合ったものを選びましょう。ネジの長さは、間柱を貫通しないように注意が必要です。
- レベル:棚板を水平に設置するために必要です。正確な水平出しは、仕上がりの美しさに直結します。
- 電動ドライバー:ネジをスムーズに締め付けるために便利です。手動ドライバーでも可能ですが、電動ドライバーの方が作業効率が格段に向上します。
- インパクトドライバー(オプション):ネジをより確実に打ち込むことができます。特に硬い木材を使用する場合に有効です。
- 鉛筆:取り付け位置をマーキングするために必要です。
- メジャー:正確な寸法を測るために必要です。
ステップ2:取り付け位置の確認とマーキング
間柱の位置を正確に確認し、棚板を取り付ける位置をマーキングします。水平器を使って水平を確認しながらマーキングすることで、仕上がりが美しくなります。間柱が露出していない場合は、壁を軽く叩いて間柱の位置を確認する方法もあります。
ステップ3:ブラケットの取り付け
マーキングした位置にブラケットを取り付けます。ブラケットの種類によって取り付け方法は異なりますので、説明書をよく読んでから作業しましょう。間柱に直接ネジを打ち込むタイプの場合は、下穴を開けてからネジを締め付けることで、木材の割れを防ぎます。
ステップ4:棚板の取り付け
ブラケットに棚板を取り付けます。水平器を使って水平を確認しながら取り付けましょう。棚板がしっかりと固定されていることを確認してから、作業を完了しましょう。
ステップ5:完成!
これで壁面収納の完成です。棚板に物を置く前に、耐荷重を確認し、過度に重い物を置かないように注意しましょう。
専門家(インテリアコーディネーター)のアドバイス
賃貸住宅でのDIYは、退去時の原状回復を考慮することが重要です。今回の間柱を利用した壁面収納も、退去時には必ず取り外す必要があります。そのため、取り付け時に壁に傷をつけないよう細心の注意を払い、取り外しが容易な方法を選択することをおすすめします。また、使用する部材は、賃貸住宅に適したものを選び、必要に応じて大東建託に確認しましょう。
節約のためのポイント
DIYで壁面収納を作ることで、業者に依頼するよりも大幅なコスト削減が可能です。さらに節約するためには、以下の点に注意しましょう。
- 材料はホームセンターでまとめて購入する:まとめて購入することで、割引を受けることができる場合があります。
- 中古材を活用する:古材やリサイクル材を使用することで、コストを抑えることができます。ただし、強度や安全性に問題がないかを確認する必要があります。
- シンプルなデザインにする:複雑なデザインにするほど、材料費や工数が増加します。シンプルなデザインにすることで、コストを抑えることができます。
まとめ
賃貸住宅でも、間柱を活用することでDIYで壁面収納を実現できます。この記事で紹介したステップに従って、安全に、そしてコストを抑えて、自分だけのオリジナルの壁面収納を作り上げてください。ただし、必ず事前に大東建託に確認し、許可を得てから作業を開始しましょう。