賃貸でも快適に!クッションフロアのメリット・デメリットと賢い選び方

クッションフロアについて。賃貸アパートに引越し予定です。いくつか物件を見たのですが、どの物件も全ての部屋、クッションフロアでした。今のアパートは台所とトイレがクッションフロアです。実際にクッションフロアを使ってみての印象は◎ベタベタする。◎暑苦しい感じがする。◎水が垂れたら即拭かないと白く跡が残る。◎雑巾がけで部分的に少し集中して拭くと拭いた跡が残る。◎境目や角が剥がれてくる。◎物を置いただけですぐへこむし傷が付いたりする。◎クッションフロアの光沢?のようなものがどんどん剥がれてくる。(その為裸足でいると足に付くし、拭いても拭いても剥がれる)などなど、あります。知恵袋でクッションフロアについて見ていると掃除がしやすい、や油性ペンが付いてしまったら除光液で取れる、など見ます。けど、私の印象は除光液を使ったら上の光沢なども剥がれてボロボロになると思うんです。水を垂らしただけで跡が残るぐらいなので。あと、我が家は布団なのです。毎日畳みますが、一晩敷いていただけでクッションフロアは汗で水滴が出て濡れていると聞きました。これらのことを踏まえ次のアパートはクッションフロアは避けたいと思っていました。しかし、いざ見て回ってみたら部屋全面がクッションフロア。不動産屋さんによると最近のアパートはフローリングになってきてるけど、数年前はクッションフロアがほとんどでした。と言っていました。新築物件はやはり高かったりするのでなかなか手が出ません。皆さんのクッションフロアについての印象、実際に使ってみても教えてください。

クッションフロアのリアルな印象:メリットとデメリット

多くの賃貸物件で採用されているクッションフロア。手軽で安価なことから人気ですが、実際に使ってみると様々な問題点が出てくることも事実です。質問者さんのご経験のように、ベタつき、暑苦しさ、傷つきやすさ、掃除のしにくさなど、ネガティブな印象を抱く方も少なくありません。

デメリット:よくある問題点とその対策

* ベタつき・暑苦しさ:クッションフロアの素材によっては、夏場特にベタつきや暑苦しさを感じることがあります。これは、素材の通気性の悪さが原因です。対策としては、通気性の良いラグやマットを敷く、エアコンや扇風機を効果的に使う、床材の素材を確認する(PVC素材よりも、より高機能な素材を選ぶ)などが挙げられます。
* 水拭き跡・傷つきやすさ:表面のコーティングが弱いと、水拭き跡や傷がつきやすいです。こまめな掃除は必要ですが、研磨剤入りの洗剤は避けてください。傷つきやすい素材の場合は、家具の脚にフェルトなどを貼るなどの工夫も有効です。
* 剥がれ・へこみ:経年劣化や衝撃で、境目や角が剥がれたり、重い物を置くとへこんだりすることがあります。定期的な点検を行い、剥がれを見つけたら早めに補修しましょう。へこみは、重たいものを置く場所を工夫することで防ぎやすくなります。
* 光沢の剥がれ:光沢のあるクッションフロアは、摩擦によって光沢が剥がれ、足の裏に付着することがあります。掃除機やモップでこまめに清掃し、必要に応じて専用のワックスで補修するのも有効です。

メリット:見過ごせない利点

一方、クッションフロアには以下のようなメリットもあります。デメリットばかりに目が行きがちですが、これらのメリットも考慮することで、より良い選択ができるでしょう。

* 価格が安い:フローリングに比べて圧倒的に安価です。初期費用を抑えたい賃貸生活には大きなメリットとなります。
* 施工が簡単:比較的簡単に施工できるため、DIYでも対応可能です。
* 防水性が高い:水に強いので、キッチンやトイレ、洗面所など水回りにも適しています。
* 種類が豊富:木目調や石目調など、様々なデザインがあります。

クッションフロアを選ぶ際のポイント

賃貸物件でクッションフロアを選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。

1. 素材を確認する

クッションフロアの素材は様々です。PVC素材は安価ですが、耐久性や機能性に劣る場合があります。より高機能な素材を選ぶことで、ベタつきや傷つきやすさなどを軽減できます。不動産会社に素材を確認し、できればサンプルを確認することをおすすめします。

2. 厚みをチェックする

厚みのあるクッションフロアは、へこみや傷がつきにくく、断熱性も高くなります。薄いクッションフロアは、床からの冷気や音を伝えやすいため、冬場は寒く、騒音も気になる可能性があります。

3. 表面の仕上げを確認する

表面の仕上げによって、耐久性や掃除のしやすさが大きく異なります。エンボス加工など、表面に凹凸があるものは、傷が目立ちにくく、滑りにくいというメリットがあります。

4. デザインを選ぶ

クッションフロアは、様々なデザインがあります。部屋の雰囲気に合わせて、適切なデザインを選びましょう。木目調や石目調など、自然な素材感を演出するデザインは、部屋を広く見せる効果もあります。

クッションフロア以外の選択肢

どうしてもクッションフロアが気になる場合は、以下のような選択肢も検討してみましょう。

* 新築物件を探す:予算が許すなら、新築物件を探してみるのも一つの手です。新築物件は、床材がフローリングであることが多いです。
* リフォームを検討する:賃貸物件でも、大家さんの許可を得てリフォームできる場合があります。フローリングへの張り替えは高額ですが、快適な生活を送るためには検討する価値があります。
* 上質なラグやマットを敷く:クッションフロアの上からラグやマットを敷くことで、ベタつきや暑苦しさ、傷つきやすさを軽減できます。厚みのあるラグや、通気性の良い素材のものを選びましょう。

専門家の意見:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの山田さんに、クッションフロアについて意見を伺いました。

「クッションフロアは、安価で手軽な反面、耐久性や快適性に課題があるのは事実です。しかし、適切な選び方とケアをすれば、快適な住空間を築くことは可能です。素材や厚み、表面仕上げなどを確認し、自分のライフスタイルに合ったクッションフロアを選びましょう。また、ラグやマットを効果的に活用することで、快適性を高めることもできます。」

まとめ

クッションフロアは、賃貸物件では一般的な床材ですが、その特性を理解し、適切な選び方とケアをすることが大切です。本記事で紹介したポイントを参考に、快適な賃貸生活を送ってください。

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