はじめまして。先日事故に遭い倒れていた成猫を拾いました。なんやかんやあり我が家の子になったものの、壁一面でする爪研ぎに困っております。元々野良で成猫だった為か警戒心が強く少 しでも触ろうものなら威嚇して噛み付きます。躾はまだまだ厳しそうです。我が家はペット可賃貸で爪研ぎ程度の傷は請求しませんと言って頂けはしましたが、やはり借りている身ですのでなるべく綺麗に使いたいという考えがあります。抜爪手術や壁紙リフォーム、躾以外では皆様どんな対策をされていますか？賃貸で出来る対策をお願いします。我が家では応急処置として壁一面を段ボールで覆っています。因みに爪研ぎはガリガリウォールプラスを六つ置き、スプレータイプのマタタビを振り掛けています。一応全部で爪研ぎしている様子です。回答宜しくお願いします。
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猫の爪とぎ問題：賃貸での解決策
猫を飼う上で、爪とぎによる壁へのダメージは大きな悩みです。特に賃貸住宅では、退去時の修繕費用が心配になりますよね。 今回の質問者様のように、警戒心の強い成猫の場合、しつけにも時間がかかり、解決策を見つけるのが難しいかもしれません。しかし、ご安心ください。抜爪手術やリフォーム以外でも、賃貸住宅でできる効果的な対策はたくさんあります。
賃貸でできる！猫の爪とぎ対策５選
ここでは、賃貸住宅でも実践可能な、猫の爪とぎ対策を５つご紹介します。 質問者様は既にガリガリウォールプラスを複数設置されていますが、それだけでは不十分な場合もあります。 猫の習性や環境を考慮した対策を講じることで、壁への爪とぎを効果的に抑制できます。
1. 猫が好む爪とぎグッズの選定と配置
- 素材の多様化： 猫は様々な素材で爪とぎをすることを好みます。麻、段ボール、シザル麻など、異なる素材の爪とぎグッズを複数用意しましょう。ガリガリウォールプラス以外にも、猫が好む素材の爪とぎを探してみましょう。例えば、猫専用の爪とぎポールや、壁掛けタイプの爪とぎなどです。
- 設置場所の工夫： 猫が頻繁に爪とぎをする場所を観察し、その近くに爪とぎグッズを設置します。高い場所を好む猫には、キャットタワーに爪とぎを取り付けるのも有効です。また、猫が遊びやすい場所の近くに設置することで、爪とぎへの関心を高めることができます。
- 複数設置： 質問者様のように複数設置されているのは良いですが、さらに猫の行動範囲全体に配置することで、壁に爪とぎする機会を減らすことができます。場所を変えて設置するのも効果的です。
- 定期的な交換： 古くなった爪とぎは猫にとって魅力が薄れます。定期的に新しい爪とぎと交換することで、猫の関心を維持しましょう。
2. 壁面の保護：猫が爪とぎしにくい素材でカバー
- 透明シート： アクリル板や透明の保護シートを壁に貼ることで、爪とぎによる傷を防ぎます。シートは剥がせるタイプを選べば、賃貸でも安心です。ただし、猫によってはシートを剥がそうとする可能性があるので、注意が必要です。
- 猫避けスプレー： 猫が嫌がる香りのスプレーを壁に吹きかけると、爪とぎを抑制する効果が期待できます。ただし、猫の種類によっては効果がない場合もありますし、スプレーによっては猫の健康に悪影響を与える可能性もあるため、成分をよく確認し、安全な製品を選びましょう。また、定期的にスプレーし直す必要があります。
- 段ボールの活用： 質問者様は既に段ボールを使用されていますが、より頑丈な段ボールや、猫が好むデザインの段ボールを使用することで、効果を高めることができます。さらに、段ボールを壁に固定する工夫も必要です。
3. 猫との信頼関係構築：しつけとコミュニケーション
- 時間をかける： 警戒心の強い猫との信頼関係構築には時間がかかります。無理強いせず、猫のペースに合わせてゆっくりと接しましょう。おやつを与えたり、優しく撫でたりすることで、猫に安心感を与えましょう。
- 遊びで気を紛らす： 猫が爪とぎを始めそうになったら、おもちゃで遊んで気を紛らわせましょう。猫が遊びに夢中になっている間に、爪とぎから離れるように誘導します。
- 正しい爪とぎの仕方を教える： 猫が爪とぎグッズで爪とぎをしている時は、褒めてあげましょう。こうすることで、猫は爪とぎグッズを使うことを学習します。
4. 環境の見直し：爪とぎしやすい環境を減らす
- 高い場所へのアクセス制限： 猫が壁の高い場所に登って爪とぎをする場合は、猫が登れないように工夫しましょう。例えば、家具の配置を変えたり、猫が登れないようにガードをつけたりするのも有効です。
- 爪とぎしやすい素材の除去： 壁や家具に、猫が爪とぎしやすい素材（例えば、壁紙の素材など）が使われている場合は、その素材を隠したり、カバーしたりする対策を検討しましょう。
5. 専門家への相談：獣医や猫行動コンサルタント
- 獣医への相談： 猫の健康状態や行動に問題がないかを確認してもらいましょう。病気やストレスが爪とぎの頻度に影響している可能性もあります。
- 猫行動コンサルタントへの相談： 猫の行動専門家から、個々の猫に合わせた具体的な対策アドバイスを受けることができます。
まとめ：多角的なアプローチで猫と快適な生活を
猫の爪とぎ対策は、一つの方法だけでは効果がない場合があります。上記の対策を組み合わせて、猫の習性や性格、そして賃貸住宅という環境を考慮しながら、最適な解決策を見つけ出すことが重要です。 焦らず、根気強く取り組むことで、猫と快適な生活を実現できるはずです。 もし、それでも改善が見られない場合は、獣医や猫行動コンサルタントに相談することをおすすめします。
