賃貸でも安心!湿気対策で快適な住空間を手に入れる方法

部屋の湿気を取る方法 最近アパートに引っ越しました。 部屋の湿気というか家中すごくてがすごくて困っています。 カビも結露もすごいので何か電化製品を買おうか悩んでいます。 何か安くて場所をとらずいいものありませんか? 出来れば暖房機能の消臭機能も付いていれば最高なのですが・・ 宜しくお願い致します。

賃貸でもできる!湿気対策の基本

新居での湿気問題、お困りのことと思います。特に賃貸住宅では、壁や床の素材、換気システムなど、自由に改修できない部分も多いので、対策が難しいと感じられるかもしれませんね。しかし、適切な対策を行うことで、カビや結露の発生を抑え、快適な住空間を実現できます。まずは基本的な湿気対策から見ていきましょう。

1. 換気を徹底する

湿気対策で最も重要なのは、こまめな換気です。窓を開けて自然換気するのが一番効果的ですが、防犯上の不安や騒音、プライバシーの問題などから、常に窓を開けておくのが難しい場合もあるかと思います。そんな時は、24時間換気システムをフル活用しましょう。多くの賃貸住宅に設置されているシステムですが、フィルターの掃除を定期的に行うことで、効果が最大限に発揮されます。

さらに、換気を効率的に行うために、以下の点に注意しましょう。

  • 朝と夜、最低でも1回ずつ、窓を全開にして15分以上の換気を行う
  • 天気の良い日は、窓とドアを同時に開けて、風通しをよくする
  • 浴室乾燥機を使用する際は、換気扇を併用する
  • キッチンでの調理中は換気扇を必ず使用し、調理後も数分間は回し続ける

2. 除湿剤を活用する

換気だけでは湿気が取りきれない場合は、除湿剤の併用が効果的です。市販されている除湿剤は、種類が豊富で、置き型、吊り下げ型、クローゼット用など、場所に合わせて選ぶことができます。特に、クローゼットや押入れなど、湿気がこもりやすい場所には、除湿剤を置くことをおすすめします。

除湿剤を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

  • 吸収量:部屋の広さや湿気量に合わせて適切な吸収量を選ぶ
  • タイプ:置き型、吊り下げ型、シート型など、設置場所や好みに合わせて選ぶ
  • 香り:無香料タイプや、好きな香りのタイプを選ぶ

3. 室内環境を整える

洗濯物は浴室乾燥機や室内干しではなく、外に干すことを心がけましょう。室内に洗濯物を干すと、大量の湿気が発生します。どうしても室内干しをする場合は、除湿機を併用するか、扇風機などで風を当てて乾燥を促しましょう。また、観葉植物は、空気中の水分を吸収する効果がありますが、過剰な水やりは逆に湿気を増やす原因となるため注意が必要です。

おすすめの湿気対策家電

場所を取らず、安価で、暖房機能と消臭機能も備えた家電となると、選択肢は限られてきますが、コンパクトな除湿機がおすすめです。

1. コンパクト除湿機

最近のコンパクト除湿機は、驚くほど性能が向上しており、場所を取らずに高い除湿効果を発揮するものが多くあります。多くの製品が、衣類乾燥機能や、空気清浄機能、さらには暖房機能まで備えているものもあります。消臭機能は、多くの製品に搭載されている標準的な機能と言えるでしょう。価格も数千円からと、比較的お手頃なものが多く販売されています。

2. エアコン(除湿機能付き)

既にエアコンをお持ちであれば、除湿機能を活用しましょう。エアコンの除湿機能は、部屋全体の湿気を効率的に除去できます。また、多くの機種に、冷房や暖房機能も備わっているため、一年を通して活躍してくれるでしょう。

3. 空気清浄機(除湿機能付き)

空気清浄機能と除湿機能が両方備わった製品も近年増えてきています。空気中の花粉やハウスダスト、カビの胞子などを除去しながら、同時に除湿もできるので、アレルギー対策にも効果的です。

専門家からのアドバイス

建築士の視点から、湿気対策についてアドバイスします。湿気問題は、建物の構造や素材、周辺環境など、様々な要因が複雑に絡み合っています。そのため、効果的な対策には、原因を特定することが重要です。例えば、結露が酷い場合は、窓の断熱性能が低い可能性があります。窓の結露対策として、窓ガラスフィルムの活用や、カーテンの工夫なども検討してみましょう。また、建物の構造上の問題が原因となっている場合もありますので、深刻な場合は、管理会社や大家さんに相談することをお勧めします。

まとめ

湿気対策は、快適な生活を送る上で非常に重要です。今回ご紹介した方法を実践し、カビや結露による健康被害や、建物の劣化を防ぎましょう。それでも改善が見られない場合は、専門家への相談も検討してみてください。

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