賃貸でも安心!壁紙のカビ対策と原因究明

壁紙にカビが生えて困ってます! 白の壁紙に緑色のカビが広がってます。拭いてもダメだしどうすれば取れるのか教えてください。賃貸なので下手なことはできません。何とか広がりだけでも食い止める方法は無いものでしょうか?原因は何でしょうか?わかる方いますか?部屋の湿度が高いわけでもないし、突然少しずつ出来始め広がり始めました。

カビ発生!まずは冷静に対処

白い壁紙に緑色のカビ…ショックですよね。賃貸で壁に穴を開けたり、大きな傷をつけたりするのは避けたいですし、焦る気持ちも分かります。しかし、まずは落ち着いて状況を把握し、適切な対処法を選びましょう。この記事では、カビの除去方法、広がり防止策、そして再発防止策まで、賃貸でも実践可能な具体的な対策を詳しく解説します。

カビの種類と原因の特定

カビは種類によって色や発生場所が異なります。今回のケースでは、緑色のカビが発生しているとのこと。これは、比較的湿気の多い場所に発生しやすい「クロカビ」の可能性が高いです。クロカビは、アレルギーや呼吸器系の症状を引き起こす可能性もあるため、早めの対処が重要です。

カビの発生原因は様々ですが、主な原因は以下の通りです。

  • 結露:窓枠や壁の表面に結露が発生し、水分が長時間付着することでカビが発生しやすくなります。特に冬場や梅雨時期は注意が必要です。
  • 換気不足:部屋の空気がこもると、湿気が溜まりやすくカビの発生を招きます。適切な換気はカビ対策の基本です。
  • 漏水:水道管の破裂や雨漏りなどにより、壁内部に水分が浸透するとカビが発生します。目に見える漏水だけでなく、壁内部の微細な漏水も原因となる場合があります。
  • 壁材の劣化:壁紙の材質によっては、経年劣化により吸水性が高まり、カビが発生しやすくなります。
  • 清掃不足:壁の汚れやホコリは、カビの栄養源となります。定期的な清掃はカビ予防に効果的です。

質問者様は「部屋の湿度が高いわけでもない」とのことですが、局所的に湿気が高くなっている可能性があります。例えば、家具の背面や、通気が悪い場所などは、湿気がこもりやすいので注意が必要です。

賃貸でもできる!カビの除去と広がり防止

賃貸住宅でカビを除去する際は、壁を傷つけないよう注意が必要です。強力な漂白剤の使用は避けて、以下の方法を試してみましょう。

1. カビの拭き取り

  • 用意するもの:マイクロファイバークロス、薄めた中性洗剤、スプレーボトル、ゴム手袋
  • 手順
    1. ゴム手袋を着用します。
    2. スプレーボトルに薄めた中性洗剤を入れ、カビの部分に吹きかけます。
    3. マイクロファイバークロスで優しく拭き取ります。ゴシゴシこすりすぎると壁紙を傷める可能性があるので注意が必要です。
    4. 拭き取った後は、乾いたクロスで水分を完全に拭き取ります。
    5. 換気をしっかり行い、乾燥させます。

注意:カビの種類によっては、中性洗剤では効果がない場合があります。効果がない場合は、市販のカビ取り剤を使用するのも良いですが、必ず賃貸住宅で使用できることを確認し、目立たない場所で試してから使用しましょう。

2. カビの広がり防止

カビの除去後も、再発防止策を講じることが重要です。

  • 換気の徹底:こまめな換気を心がけ、部屋の湿度を下げましょう。窓を開けるのが難しい場合は、換気扇を有効活用しましょう。
  • 除湿機の活用:梅雨時期や冬場など、湿度が高い時期は除湿機を使用することで、カビの発生を抑えることができます。
  • 乾燥剤の設置:クローゼットや押し入れなど、湿気がこもりやすい場所に乾燥剤を設置しましょう。
  • 通気性の良い家具を選ぶ:家具の背面に隙間がないと、湿気がこもりやすくなります。通気性の良い家具を選ぶ、もしくは背面に隙間を作る工夫をしましょう。

3. 専門家への相談

上記の方法で改善が見られない場合、またはカビの範囲が広い場合は、専門業者への相談を検討しましょう。専門業者は適切なカビ対策を提案し、安全に除去作業を行ってくれます。賃貸であることを伝え、家主への相談が必要かどうかについてもアドバイスをもらえます。

再発防止のための予防策

カビは一度発生すると、再発しやすいものです。再発を防ぐためには、日頃から以下の予防策を心がけましょう。

  • 定期的な清掃:壁や家具の表面を定期的に掃除し、ホコリや汚れを取り除きましょう。
  • 湿気の管理:湿度計を使用して、室内の湿度を常にチェックしましょう。湿度が高い場合は、換気や除湿機を使用しましょう。
  • 通気性の良いインテリア:カーテンや家具など、通気性の良いものを選びましょう。
  • 適切な温度管理:室温を適切に保つことで、結露の発生を抑えることができます。

まとめ

カビの発生は、放置すると健康被害や建物の損傷につながる可能性があります。早期発見と適切な対処が重要です。賃貸住宅でも、上記の対策を実践することで、カビの発生を防ぎ、快適な住空間を保つことができます。それでも不安な場合は、専門家への相談も検討しましょう。

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