賃貸でも安心!壁に飾るインテリアを楽しむためのQ&A

賃貸のアパートを借りていますが、ポスターやメモ・カレンダー等を壁に押しピンでたくさん刺しても部屋を返す際お金をたくさん取られたりしますか??敷金のほうで壁紙は全てキレイにするはずだからちゃんと”刺し・取り”をしてたら…たくさん押しピンを使っても大丈夫ですよね(o^-‘)b ※ もちろん、釘やドリル式のは使ってはいません!!!! 押しピンも取る時にはえぐり取ったりはしてません!!!! どうですかね?? あと、賃貸利用で気をつけた方がいい!!!…と思うプチ情報など知っていたらアドバイスを下さいm(_ _)

賃貸での壁への穴開けと敷金精算:押しピン使用の注意点

賃貸物件で、壁にポスターやメモ、カレンダーなどを押しピンで留めることは、多くの場合、問題なく行えます。しかし、「たくさん」押しピンを使う場合や、取り外しの際に注意が必要な点があります。敷金は、原状回復義務を満たすための担保です。原状回復とは、借主が居住中に生じた損耗を、通常の使用による損耗の範囲内で修復することです。

ポイントは「通常の使用の範囲内」かどうかです。押しピンによる小さな穴は、通常使用の範囲内と判断されることが多いですが、それが多数に及ぶ場合、または穴が目立つ状態になっている場合は、原状回復費用を請求される可能性があります。

押しピンの使用で注意すべき点

* 押しピンの数:数多くの押しピンを使用すると、壁に多くの穴が開き、目立つ状態となる可能性があります。極力、必要なものだけに絞り、同じ場所に何度も押しピンを刺さないようにしましょう。
* 押しピンの種類:画鋲よりも大きな押しピンを使用すると、穴が目立ちやすくなります。小さな押しピンを選び、壁の材質に合ったものを選びましょう。
* 穴の修復:押しピンを取り外した後の穴は、必ず修復しましょう。市販の補修材(壁紙用のパテなど)を使用して、丁寧に修復することで、目立たなくすることができます。
* 位置:壁の目立つ場所に集中して押しピンを使用するのは避けましょう。なるべく目立たない場所、または家具で隠れる場所に留めることをお勧めします。
* 写真撮影:入居時と退去時の壁の状態を写真に撮っておくことは、トラブル防止に非常に効果的です。特に、押しピンを使用する箇所は、入居時に写真を撮り、退去時にも同じアングルで撮影しておきましょう。

賃貸でインテリアを楽しむための具体的なアドバイス

賃貸でも、工夫次第で素敵なインテリアを楽しむことができます。押しピン以外に、賃貸でも安心して使えるアイテムや方法をご紹介します。

1. 壁面収納を活用する

* 棚やシェルフ:賃貸でも簡単に設置できる壁面収納用の棚やシェルフを活用しましょう。これらを使えば、ポスターや写真を飾るだけでなく、本や雑貨なども収納できます。多くの賃貸物件では、壁にネジで固定できるタイプの棚も許可されていますが、事前に大家さんや管理会社に確認しましょう。
* フック:粘着式のフックは、壁に穴を開けずに様々なものを掛けることができます。ただし、粘着力が弱まったり、剥がす際に壁紙が剥がれる可能性があるので、使用前に目立たない場所でテストし、剥がす際にはゆっくりと剥がすようにしましょう。

2. その他の飾り方

* マスキングテープ:ポスターや写真を壁に貼る際に、マスキングテープを使用すると、跡が残りにくく、簡単に取り外せます。ただし、長時間貼っていると、テープの粘着剤が壁に残る可能性があるので、定期的に貼り替えることをおすすめします。
* ワイヤーネット:ワイヤーネットは、壁に掛けて様々なものを飾ることができます。デザインも豊富で、インテリアにも馴染みやすいアイテムです。
* フォトフレーム:写真や絵画を飾るのに最適なフォトフレームは、様々なデザインやサイズがあります。棚やテーブルの上に置くことで、壁に穴を開けずにインテリアを楽しむことができます。

3. 賃貸物件での注意点

* 契約内容の確認:賃貸契約書をよく読み、壁に穴を開けることについて、どのような制限があるかを確認しましょう。
* 大家さんへの相談:壁に何かを飾りたい場合は、事前に大家さんや管理会社に相談することをお勧めします。許可を得ることで、トラブルを回避できます。
* 退去時の清掃:退去時には、必ず部屋を綺麗に清掃しましょう。特に、壁の汚れや傷は、入居時と比較して判断されるため、入居時と退去時の状態を写真に撮っておくことが重要です。

専門家の視点:不動産会社からのアドバイス

不動産会社に勤務する経験豊富な担当者によると、「押しピン程度の小さな穴であれば、通常使用の範囲内と判断されることが多いですが、数が多すぎたり、目立つような状態になっている場合は、原状回復費用を請求される可能性があります。事前に大家さんや管理会社に相談し、許可を得ることが重要です。また、入居時と退去時の状態を写真に撮っておくことで、トラブルを回避することができます。」とのことです。

まとめ

賃貸物件でも、工夫次第で素敵なインテリアを楽しむことができます。ただし、壁に穴を開ける際には、契約内容を確認し、大家さんや管理会社に相談することが重要です。押しピンを使用する際は、数や位置に注意し、取り外した後の穴は丁寧に修復しましょう。写真撮影も忘れずに行い、トラブルを未然に防ぎましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)