賃貸でも安心!冬の寒さを撃退する断熱&省エネインテリア術

貸家で迎えた昨年の冬、部屋の全てがガラス窓(大きさは違うのですが)で冬場寒くてしかたありませんでした。予算を抑えて暖かく過ごせる、いいアイデアをお持ちの方、お知恵をお貸しください。

賃貸でもできる!冬の寒さ対策

昨冬、ガラス窓が多くて寒さに悩まされた…そんな経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。賃貸住宅では、壁や窓の断熱リフォームが難しいケースも多いですよね。しかし、諦める必要はありません!予算を抑えつつ、効果的な寒さ対策は可能です。この記事では、賃貸でも実践できる、暖かく快適な冬を過ごすためのインテリア術をご紹介します。

1. 窓辺の断熱対策:カーテン&ブラインドの活用

窓から逃げる熱を最大限に防ぐには、カーテンやブラインドが効果的です。特に重要なのは、断熱効果の高い素材を選ぶことです。

  • 厚手のカーテン:遮光性が高い厚手のカーテンは、保温性も高く、冷気をシャットアウトする効果があります。特に、裏地付きのカーテンは断熱効果がさらにアップします。素材としては、ドレープ性の良いベルベットや、保温性に優れたフランネルなどがおすすめです。色は、ベージュやブラウンなどの暖色系がおすすめです。部屋全体が暖かく感じられます。
  • 断熱カーテン:近年では、断熱効果を高めた特殊な素材を使った「断熱カーテン」も販売されています。一般的なカーテンよりも断熱効果が高く、省エネにも繋がります。価格はやや高めですが、効果を実感しやすいでしょう。機能性とデザイン性を両立した製品も増えていますので、お部屋のインテリアに合うものを選んでください。
  • ブラインド:ブラインドは、カーテンよりも隙間が少なく、空気の層を作りやすいので、断熱効果があります。特に木製ブラインドは、天然木の断熱効果と調湿効果が期待できます。ただし、木製ブラインドは価格が高めなため、予算に合わせて選びましょう。
  • レースカーテンとの組み合わせ:断熱カーテンとレースカーテンを組み合わせることで、プライバシーを守りながら断熱効果を高めることができます。レースカーテンは、空気の層を作る役割も果たします。

ポイント:カーテンレールの上部に隙間テープを貼ることで、さらに断熱効果を高めることができます。

2. 空気の層を作る:空気の入れ替えと窓の工夫

窓ガラスとカーテンの間に空気の層を作ることで、断熱効果を高めることができます。

  • 窓際への家具配置:ソファや本棚などを窓際に配置することで、空気の層を作り、冷気の侵入を防ぎます。ただし、窓を開閉する際に邪魔にならないように注意しましょう。
  • 断熱シートの活用:窓に貼るタイプの断熱シートは、手軽に断熱効果を高めることができます。様々な種類があり、デザイン性も高いものも増えています。賃貸でも比較的簡単に剥がせるタイプがおすすめです。
  • 窓の隙間を埋める:窓枠と窓ガラスの間に隙間がある場合は、隙間テープやウレタンフォームを使って隙間を埋めることで、冷気の侵入を防ぎます。賃貸の場合は、剥がせるタイプのテープを選びましょう。

3. 床の寒さ対策:ラグやカーペット

床からの冷気も、冬の寒さの原因の一つです。

  • 厚手のラグやカーペット:厚手のラグやカーペットは、床からの冷気を遮断し、足元を暖かく保ちます。素材としては、羊毛やウール、マイクロファイバーなどがおすすめです。ベージュやアイボリーなどの暖色系のラグは、お部屋を明るく暖かく見せる効果があります。
  • ホットカーペット:ホットカーペットは、足元を直接暖めることができるので、非常に効果的です。省エネタイプのホットカーペットを選ぶことで、電気代を抑えることも可能です。

4. その他の暖房対策

  • 暖房器具の適切な使用:エアコンやヒーターなどの暖房器具は、適切な温度設定と使用時間で効率的に暖房を行いましょう。タイマー機能を活用したり、室温を下げすぎないように注意しましょう。
  • 省エネ家電の導入:省エネ性能の高い家電製品を選ぶことで、電気代を抑えつつ快適に過ごすことができます。特に、エアコンは省エネ性能が大きく異なるため、選び方が重要です。
  • 窓を開けて換気:こまめな換気は、室内の空気を入れ替え、暖房効率を高めます。短時間での換気を心掛けましょう。

5. インテリアで暖かく:色の効果

色の選び方も、お部屋の暖かさに関わってきます。

  • 暖色系の活用:ベージュ、ブラウン、オレンジなどの暖色系の色は、心理的に暖かさを感じさせる効果があります。カーテンやラグ、クッションカバーなどに暖色系の色を取り入れることで、より温かい雰囲気を作ることができます。
  • 照明の工夫:暖色系の照明を使うことで、お部屋を暖かく見せることができます。間接照明などを活用すると、よりリラックスした雰囲気になります。

専門家からのアドバイス

インテリアコーディネーターの山田花子氏に、賃貸での寒さ対策についてアドバイスをいただきました。

「賃貸住宅での断熱対策は、リフォームが難しい分、工夫が必要です。今回ご紹介したカーテンやラグなどの選択に加え、窓辺に観葉植物を置くことで、断熱効果を高めることもできます。また、色の効果も活用し、暖色系のインテリアで温もりある空間を演出することで、心理的な寒さ対策にも繋がります。」

まとめ

賃貸住宅でも、工夫次第で冬の寒さを快適に過ごすことができます。ご紹介した方法を参考に、予算を抑えつつ、暖かく過ごしやすい空間を演出しましょう。

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