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壁紙への接着剤取り付けは危険?賃貸での棚取り付け方法
重さ10kgの本などを収納する棚を、壁紙に強力接着剤で直接取り付けるのは、非常に危険です。壁紙ごと剥がれる可能性が非常に高く、賃貸物件では原状回復義務違反となり、高額な修繕費用を請求される可能性があります。コンクリート壁にネジが効かないとのことですが、これはコンクリート壁の表面に下地処理(ボードなど)が施されている可能性が高いです。
接着剤以外の賃貸OKな壁面収納方法
賃貸住宅で壁に棚を取り付ける方法は、いくつかあります。ネジや釘を使わずに済む方法を中心に、安全で確実な方法を以下にご紹介します。
- 粘着タイプの棚受け金具:市販されている粘着タイプの棚受け金具は、強力な粘着力で棚を支えます。ただし、10kgもの重量を支えるには、耐荷重を確認し、複数個使用することが重要です。また、設置前に壁面を綺麗に清掃し、脱脂処理を行うことで、より強力な接着力を得られます。
- 選び方のポイント:耐荷重、素材(剥がれにくい素材を選ぶ)、サイズ、デザインなどを考慮しましょう。10kgの耐荷重を謳っている製品を選び、複数個使用することで安全性を高めることができます。
- 注意点:粘着力が弱まってきたら、すぐに交換しましょう。無理に使い続けると落下事故につながる可能性があります。また、壁紙の素材によっては、粘着力が弱かったり、剥がす際に壁紙が破損する可能性があります。
- 突っ張り棚:天井と床の間に突っ張るタイプの棚は、壁に穴を開ける必要がなく、簡単に設置できます。様々なサイズやデザインがあるので、お部屋のインテリアに合わせたものを選べます。ただし、天井と床の高さが正確に測れるように注意し、耐荷重を確認して、適切なものを選びましょう。
- 選び方のポイント:耐荷重、高さ調整機能の有無、デザイン、素材などを考慮しましょう。10kgの耐荷重を謳っている製品を選び、安定性を確認してから使用しましょう。
- 注意点:天井と床が完全に水平でない場合、突っ張りにくい場合があります。また、地震などによる落下防止のため、固定用の部品などを活用するのも良いでしょう。
- 壁面収納家具:壁一面を利用した収納家具は、収納力が高く、見た目もスッキリとさせることができます。ただし、設置には専門業者への依頼が必要となる場合があり、費用がかかります。事前に寸法を正確に測り、設置場所の確認をしましょう。
- 選び方のポイント:収納力、デザイン、素材、価格などを考慮しましょう。事前に設置場所の寸法を正確に測り、業者に相談して適切なものを選びましょう。
- 注意点:設置には専門業者が必要な場合があり、費用がかかります。また、設置後の移動が困難な場合があるので、事前に設置場所をよく検討しましょう。
- 賃貸対応の棚:最近では、賃貸住宅でも安心して使えるように設計された棚も多く販売されています。壁に跡を残さず、簡単に取り付け・取り外しができ、耐荷重も比較的高いものが増えています。商品パッケージや商品説明をよく確認し、賃貸物件で使用できるかを確認しましょう。
- 選び方のポイント:耐荷重、取り付け方法、デザイン、素材などを考慮しましょう。賃貸物件で使用できるかを確認し、必要に応じて専門家に相談しましょう。
- 注意点:商品によって耐荷重が異なるため、必ず確認しましょう。また、取り付け方法をよく理解してから取り付けましょう。
専門家からのアドバイス:安全第一で!
インテリアコーディネーターの山田先生に、賃貸での棚取り付けについてアドバイスをいただきました。
「賃貸物件で棚を取り付ける際は、安全性を最優先してください。強力な接着剤は、壁紙の損傷や落下事故のリスクが高いため、避けるべきです。上記の方法以外にも、フックやレールを利用した収納方法も検討できます。また、設置する前に、必ず耐荷重を確認し、必要に応じて複数個使用することで、安全性を高めることができます。不安な場合は、専門業者に相談することもおすすめです。」
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まとめ:安全で快適な収納を実現しよう
賃貸住宅でも、工夫次第で壁に棚を取り付けることができます。しかし、安全面を第一に考え、適切な方法を選択することが重要です。上記の方法を参考に、お部屋に合った最適な棚の取り付け方法を見つけて、快適な空間を手に入れてください。