賃貸でも叶える!落ち着きとセンスあふれるブラウン系インテリアコーディネート

我が家(賃貸)のインテリアコーディネートについてアドバイスをください。素人の私が、DIYで作成したり、好みで家具(ウォールナット系)を揃えてきました。しかし、インテリアに関する知識は全くありません。(とりあえずカーテンが気に入っていません)。もっと落ち着いて、センスのある部屋に出来ないか悩んでいます。また、インテリア雑誌についても何から見ればよいのか検討もつかないレベルです。是非ともアドバイスやお勧め、ダメな所をご教示いただければ嬉しいです。●家族構成:私(30代後半)妻(30代前半)息子(2歳)●好み:落ち着いた雰囲気、暖系、木、鉄製小物●床:硬いコルクだったため、タイルカーペットを敷いています●カーテン:某家具量販店でお安いものをとりあえず使っています●TVボード、壁面:DIYにて作成●植物:小型観葉植物

現状分析と課題整理

ご家族構成、好み、そして現状のインテリアについて詳しく教えていただきありがとうございます。30代ご夫婦と2歳のお子様、落ち着いた暖色系の雰囲気、ウォールナット系の家具、DIYで作成したTVボードと壁面…素敵なベースが既に出来上がっていますね! 課題は「カーテンへの不満」と「インテリア全体の統一感」そして「インテリア知識の不足」といったところでしょうか。 特に、賃貸という制約の中で、DIYも取り入れながら理想の空間を実現したいというご希望は、多くの読者の方々にも共感していただける普遍的なテーマです。

インテリア雑誌の選び方と活用法

インテリア雑誌選びに迷うのは当然です。数多くの雑誌があり、どれが自分に合っているのかわからないですよね。まずは、書店で雑誌を手に取って、写真や記事の雰囲気を見てみましょう。

  • 「エルデコ」「Casa BRUTUS」:ハイセンスなデザインが多く掲載されています。インスピレーションを得るのに最適です。ただし、価格帯が高めのものが多いので、賃貸で実現可能な範囲を意識して参考にしましょう。
  • 「インテリアショップのカタログ」:実用的な家具やインテリア雑貨の情報が豊富です。具体的な商品イメージが湧きやすく、購入しやすい点がメリットです。
  • 「住まいに関するフリーペーパー」:地域限定のものも多いですが、地元のインテリアショップの情報や、読者投稿による実例紹介など、身近なヒントが見つかる可能性があります。

雑誌を読む際には、単に「真似する」のではなく、「なぜこの配置が良いのか」「この素材が選ばれているのか」といった点を分析してみてください。 自分自身の好みやライフスタイルと照らし合わせながら、参考にする部分とそうでない部分を明確に区別することが重要です。

賃貸でもできる!ブラウン系インテリアのポイント

ウォールナット系の家具は、落ち着いた雰囲気で、ブラウン系のインテリアに最適です。しかし、家具だけで空間が完成するわけではありません。全体のバランス、そして「光と影」の演出が重要になります。

1.カーテン選びで空間の印象を大きく変える

現状、カーテンにご不満とのことですが、カーテンは空間の印象を大きく左右する重要な要素です。ブラウン系のインテリアには、以下の様なカーテンがおすすめです。

  • リネン素材のカーテン:自然な風合いと光沢感が、ブラウン系の家具と調和し、上品な雰囲気を演出します。遮光性も比較的高いものが多いので、お子様の睡眠にも配慮できます。
  • 厚地とレースの組み合わせ:光を調整し、プライバシーを守りつつ、明るさを確保できます。厚地はブラウン系、レースはオフホワイトやベージュなど、明るめの色を選ぶと、重くなりすぎず、バランスの良い空間になります。
  • カラー選び:ブラウン系の家具に合わせて、ベージュ、アイボリー、ダークブラウンなどの落ち着いた色を選ぶのがおすすめです。柄物を選ぶ場合は、家具の色と調和するものを選びましょう。例えば、幾何学模様やストライプ柄は、モダンな雰囲気を演出できます。

カーテン選びの際には、生地の質感や光沢感、そして採光性にも注目しましょう。実際にサンプルを取り寄せて、お部屋の照明の下で確認してみることをおすすめします。

2.照明で空間の雰囲気をコントロールする

照明は、インテリアの雰囲気を大きく左右する要素です。ブラウン系のインテリアには、暖色系の照明がおすすめです。

  • 間接照明:スタンドライトやフロアライトなどを活用することで、柔らかな光で空間を包み込み、リラックスできる雰囲気を演出できます。ウォールナットの家具の質感を際立たせる効果もあります。
  • ペンダントライト:ダイニングテーブルの上などに設置することで、空間のアクセントになります。ブラウン系のインテリアには、木製のシェードや、落ち着いた色のシェードがおすすめです。
  • スポットライト:絵画や観葉植物などを照らすことで、空間のポイントを強調できます。落ち着いた雰囲気を保ちつつ、個性を出すことができます。

照明器具を選ぶ際には、明るさだけでなく、デザインや素材にも注目しましょう。

3.小物で個性をプラスする

DIYで作成されたTVボードと壁面は、個性が光る素敵なポイントです。そこに、鉄製小物や小型観葉植物を効果的に配置することで、より魅力的な空間になります。

  • 鉄製小物:コースター、トレー、フックなど、様々なアイテムがあります。ブラウン系のインテリアに、シャープな印象を与えてくれます。
  • 小型観葉植物:グリーンは、空間のアクセントになり、リラックス効果も期待できます。種類や鉢の色、置き場所を工夫することで、様々な表情を演出できます。 ただし、お子様がいる場合は、安全な場所に配置する必要があります。
  • クッションやブランケット:ブラウン系のソファや椅子に、ベージュやアイボリーなどのクッションやブランケットを置くことで、暖かみと柔らかさをプラスできます。 お子様と一緒に使える、肌触りの良い素材を選ぶのも良いでしょう。

4.色合いのバランスに配慮する

ブラウンは落ち着いた色ですが、使いすぎると重たい印象になりかねません。ベージュやアイボリーなどの明るい色を効果的に取り入れることで、バランスの良い空間になります。 タイルカーペットの色も考慮し、全体の色調を調整しましょう。

専門家の意見:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点からアドバイスすると、現状のウォールナット系の家具をベースに、ベージュやアイボリーなどのニュートラルカラーを効果的に取り入れることで、より洗練された空間を演出できます。 また、カーテンだけでなく、ラグやクッションなどのファブリックアイテムも、全体のコーディネートに大きく影響します。 素材感や色合いにこだわって、統一感を出すことが重要です。 さらに、お子様の成長を考慮した、安全で機能的な家具選びも大切です。

まとめ:賃貸でも理想の空間を実現しよう

賃貸住宅でも、工夫次第で理想のインテリアを実現できます。 今回のアドバイスを参考に、ご自身の好みとライフスタイルに合った、落ち着いてセンスのある空間を創り上げてください。 焦らず、少しずつ理想のインテリアに近づけていくことを心がけましょう。 そして、インテリアは完成形ではなく、常に変化していくものだということを忘れないでください。

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