節電。賃貸アパートに住んでいます（関東在住）。こどもが２人、ある程度の家電はありますが、節電のため、ほとんどコンセントは抜き、朝は日差しが入るベランダ側の部屋で朝食、夕方まで部屋の電気はつけずに過ごしています。今日、実家（関東）に帰省して驚きました。こんなに暖かいのにこたつをつけ、４つ輪がついたリビングの明かりはすべての蛍光灯が光っていました。夕方、寒いと言ってエアコンをつけ、隣の和室のホットカーペットもつけ、気づくと台所の明かりはつけっぱなしです。「いらない」「もったいない」「つけっぱなし」と、はたから消して歩きました。アパートは元々コンセントも少ないし、普段から気をつけてないとすぐ電気の使いすぎでブレーカーが落ちてしまいます（暖房類は全て電気で、石油ストーブ禁止アパートです）。節電してもたかがしれている感じ。一戸建てはアンペアも多めで、広い分、コンセント数も多くて、さしっぱなしの家電やつけっぱなしの部屋が多いのではと思いました。でもこの無駄をみんなで省けたら、きっとこの夏、少しの夏日くらいは停電せずに回避できそうだと思いませんか？みなさんの実家はどうでしょう？帰省された方、ご両親２人しか住んでいないのに、子育て世代より電力消費が多いという無駄が目立ちませんか？うちの実家は計画停電地区ですが、一度も停電していません。「近くに下水処理場とか総合病院があるからかな」と勝手に推測していますが。やはり停電を経験しないと、節電の意識が薄いのかなと思いました。うちは４回停電しました。「無くてもなんとかなる」と思ったものはさらにコンセントを抜いたり、使わなくなったりしました。なんかモヤモヤして…、質問というか、提案というか、書かずにはいられず、書いてしまいました。補足回答ありがとうございました。共感していただき、うれしかったです。読み直したら感情のままに書いてあり、恥ずかしいです…。自宅に戻り、また節電の日々。計画停電も見送りが続き、気持ちがゆるみがちです。また引き締めて、節電がんばります(^-^)
Contents
節電対策：賃貸住宅と戸建て住宅の課題と解決策
ご自身の節電努力と、実家での電力消費量の差に戸惑いを感じているとのこと、よく分かります。賃貸住宅と戸建て住宅では、構造や設備、生活スタイルの違いから、節電に対するアプローチも変わってきます。
賃貸住宅での節電：限られた空間を最大限に活用する
賃貸住宅、特にコンセント数の少ない物件では、節電はより一層重要になります。ブレーカーが落ちるというご経験からも、日々の電力消費量に気を配る必要があることがわかります。
- コンセントの有効活用：タコ足配線は危険なので避け、マルチタップを活用して必要な機器だけを接続しましょう。使用頻度の低い家電はコンセントから抜く習慣をつけましょう。さらに、スマートタップを活用すれば、遠隔操作で電源のON/OFFが可能になり、より効率的な節電につながります。
- 自然光を最大限に：日当たりの良い場所にデスクやダイニングテーブルを配置し、自然光を積極的に取り入れましょう。カーテンの色も、明るい色を選ぶことで部屋を明るくし、照明の必要性を減らせます。ベージュ系のカーテンは、光を反射しやすくおすすめです。
- 省エネ家電の導入：買い替えのタイミングでは、省エネ性能の高い家電を選びましょう。冷蔵庫や洗濯機、エアコンなどは、消費電力が大きく異なるため、特に注意が必要です。家電製品を選ぶ際には、省エネ性能を示す「年間消費電力量」を比較検討しましょう。
- 照明器具の見直し：LED電球への交換は、大幅な節電につながります。白熱電球と比較して消費電力が少なく、長寿命であるため、ランニングコストを抑えることができます。また、調光機能付きの照明器具を使用すれば、明るさを調整することで節電効果を高められます。
- インテリアによる工夫：明るい色の壁や家具は、部屋を明るく見せる効果があり、照明の必要性を減らせます。ベージュやアイボリーなどの淡い色は、光を反射しやすく、節電に役立ちます。また、鏡を効果的に配置することで、自然光を反射させ、部屋全体を明るくすることができます。
戸建て住宅での節電：広さゆえの無駄をなくす
戸建て住宅は、賃貸住宅に比べて広いため、照明や家電の使用状況を見直すことで、大きな節電効果が期待できます。
- 照明の個別スイッチ化：各部屋に個別スイッチを設置し、必要な部屋だけを点灯するようにしましょう。廊下やトイレなどの照明は、人感センサー付きの照明器具に交換することで、無駄な点灯を防止できます。
- 家電の待機電力の削減：使用していない家電のコンセントを抜く、または、まとめて電源を切れるスイッチ付きのコンセントを使用しましょう。待機電力も積み重なると、かなりの電力消費になります。
- 家族への意識付け：家族全員で節電の重要性を理解し、協力することが大切です。節電目標を設定し、達成状況を共有することで、モチベーションを維持できます。例えば、家族で節電ゲームをするなど、楽しみながら節電に取り組む工夫も効果的です。
- スマートホームシステムの導入：スマートホームシステムを利用することで、照明や家電を遠隔操作したり、消費電力量を監視したりすることができ、より効率的な節電管理が可能になります。また、外出先から家電の電源を切ったり、室温を調整したりすることもできます。
- 断熱性の向上：窓に断熱フィルムを貼ったり、カーテンを厚手のものに変えたりすることで、冷暖房効率を向上させ、節電効果を高めることができます。特に、ベージュやアイボリーなどの明るい色のカーテンは、光を反射し、保温効果も期待できます。
専門家の視点：節電はライフスタイルの見直しから
建築士やインテリアコーディネーターなどの専門家は、建物の構造や間取り、インテリアデザインを考慮した上で、より効果的な節電対策を提案してくれます。例えば、窓の位置や大きさ、断熱材の種類、照明器具の種類など、設計段階から節電を意識することで、大幅な節電効果が期待できます。
ネットで買うなら？いろのくにのおすすめインテリア(PR)
具体的な節電目標とアクションプラン
節電は、ただ電気を消すだけでなく、生活習慣の見直しも必要です。例えば、こたつやホットカーペットの使用時間を短縮したり、エアコンの温度設定を見直したりすることで、効果的に節電できます。
- 目標設定：まずは、具体的な節電目標を設定しましょう。「今月の電気料金を〇〇円削減する」など、具体的な数値を設定することで、モチベーションを維持しやすくなります。
- 現状把握：現在の電力消費量を把握するために、電気料金の明細書を確認しましょう。どの家電がどのくらい電力消費しているのかを把握することで、より効果的な節電対策を立てることができます。
- アクションプラン：目標と現状把握に基づいて、具体的なアクションプランを作成しましょう。例えば、「毎日、使用していない家電のコンセントを抜く」「照明をLED電球に交換する」「エアコンの設定温度を1度上げる」など、具体的な行動をリストアップします。
- 定期的な見直し：節電対策の効果を定期的に見直し、必要に応じて改善しましょう。例えば、節電目標を達成できなかった場合は、アクションプランを見直したり、新たな節電対策を検討したりする必要があります。
まとめ：小さな積み重ねが大きな節電効果を生む
節電は、個人の努力だけでなく、家族や地域社会全体で取り組むべき課題です。小さな積み重ねが、大きな節電効果につながります。今回ご紹介した方法を参考に、あなたも賢く節電を行い、快適な生活を送りましょう。
