買って来たばかりのランチュウが元気がない!緊急救済&飼育環境改善ガイド

買って来たばかりのランチュウが元気がありません。 大至急!救う方法を教えて下さい!! 2日前に長洲の金魚祭りで子供が買ってきたランチュウが元気がありません。 体長は3cmぐらい、小さい金魚です。 4匹1000円でデメキン等とミックスで買ってきました。 2時間以上車に揺られて帰ってきました。 バケツに水をはり、袋のまま浮かし、 翌日買って来た60cm水槽にバケツの水を入れ洗った砂利を入れ濾過機をセットしました。 子供部屋に置いています。 少し白く濁っていましたが、4匹とも金魚を入れました。 生きてはいますが、水流に流されてしまうので、今はポンプを止めています。 底でじーっとしています。 ストレスなんじゃないかなと思うのですが、どう対処したら良いのでしょうか? 塩を入れると良いとも聞いたのですが、入れた方が良いのでしょうか?又どれくらい? ポンプを回すよりエアをプクプクした方が良いのでしょうか? メダカ用に、大きな火鉢も準備して軒先に水を張って置いてあります。 かえって、そちらに移した方が良いでしょうか? 子供達がとっても喜んで、早速名前までつけているので 何とか、元気にさせてやりたいです。 よろしくお願いします。補足ありがとうございます。エサはまだやっていません。 とりあえず、金魚を飼っている水槽から水を足しました。 昨日より、ちょっとだけ元気になったようです。 軒先の火鉢(水槽よりかなり大きい)に移してエアレーションしようと思います。 あんなに緑色にするんですか?びっくりしました。 絡まるほど藻は生えてしまうのですが、緑水にはなりません。どうしたら良いのでしょう?

ランチュウの急な元気がない原因と対処法

小さくて可愛いランチュウが元気がないとのこと、ご心配ですね。まずは落ち着いて、一つずつ原因を探っていきましょう。2時間もの車移動、新しい環境への移行、そして水槽の状況など、複数の要因が考えられます。

1. 輸送ストレス

2時間もの車移動は、小さなランチュウにとって大きなストレスです。狭い袋の中で揺られ続け、酸欠気味になった可能性があります。まずは、新鮮な水への移行を慎重に行うことが重要です。

2. 水質悪化

水槽が白く濁っているとのことですが、これはバクテリアの繁殖が十分でない状態を示唆しています。新しい水槽では、濾過バクテリアがまだ定着しておらず、アンモニアなどの有害物質が蓄積しやすいのです。そのため、ランチュウはストレスを感じ、元気がなくなっている可能性が高いです。

3. 水流の強さ

小さなランチュウは、強い水流に流されてしまうと、体力消耗し、落ち着けません。ポンプを止めたのは正解ですが、エアレーションは必要です。弱めのエアレーションで酸素供給を行いましょう。

4. 急激な環境変化

水槽の環境(水温、水質)が、ランチュウの元の環境と大きく異なっていた場合も、ストレスの原因となります。徐々に環境を変化させることが重要です。

具体的な対処法

では、具体的な対処法をステップごとに説明します。

ステップ1:水質改善

* 水換え:まずは、水槽の水の3分の1程度を新しい水に交換しましょう。水道水を使用する場合は、カルキ抜きを必ず行ってください。
* 濾過フィルターの確認:濾過フィルターが正常に機能しているか確認し、必要であれば清掃しましょう。ただし、フィルターを完全に清掃するとバクテリアが死んでしまうため、軽くすすぐ程度にとどめましょう。
* バクテリア剤の添加:水槽にバクテリア剤を添加することで、濾過バクテリアの定着を促進し、水質の安定化を早めます。ペットショップで購入できます。
* 底砂の洗浄:底砂は、汚れが溜まりやすいので、定期的に洗浄しましょう。洗う際は、水槽の水で優しく洗い、元の状態に戻しましょう。

ステップ2:適切なエアレーション

* エアポンプの使用:エアポンプで十分な酸素供給を行いましょう。泡が水面に穏やかに届く程度のエアレーションが理想です。
* 水流の調整:エアレーションの際に、水流がランチュウに直接当たらないように注意しましょう。

ステップ3:適切な水温

* 水温の確認:ランチュウにとって最適な水温は20~25℃です。水槽の水温を測り、必要に応じて調整しましょう。ヒーターを使用する場合は、温度設定を正確に行い、急激な温度変化を避けることが重要です。

ステップ4:塩浴(慎重に)

塩浴は、病気の予防や治療に効果がある場合がありますが、濃度を間違えると逆に害を及ぼす可能性があります。初心者の方は、専門家のアドバイスを得ることをお勧めします。塩浴を行う場合は、濃度0.3%(水1リットルに対して3グラムの塩)を目安に、短時間(30分程度)行いましょう。

ステップ5:餌やり

まだ餌を与えていないとのことですが、弱っている状態では餌を与えない方が良いでしょう。元気を取り戻してから、少量の金魚用の餌を与え始めましょう。

ステップ6:環境の改善

* 水槽の位置:直射日光が当たらない、温度変化が少ない場所に水槽を設置しましょう。子供部屋は温度変化が激しい可能性があるので、注意が必要です。
* 隠れ家:ランチュウが落ち着けるように、隠れ家となる流木や水草などを水槽に入れてあげましょう。

ステップ7:軒先の火鉢について

軒先の火鉢に移すのは、水温の急激な変化水質の不安定さを招く可能性があるので、お勧めしません。水槽環境を改善することに集中しましょう。

緑水について

緑色の水は、プランクトン(藻類)の大量発生を示しています。これは、光が当たりすぎる、肥料分が多いなどの原因が考えられます。水槽に直接日光が当たらないように工夫し、水換えをこまめに行うことで改善できる可能性があります。ただし、緑水自体がランチュウに直接害を及ぼすわけではありません

専門家のアドバイス

金魚飼育に不安がある場合は、近くのペットショップや金魚専門のブリーダーに相談することをお勧めします。彼らは、あなたのランチュウの状態を的確に判断し、適切なアドバイスをしてくれるでしょう。

まとめ

ランチュウの元気を取り戻すためには、水質の改善、適切なエアレーション、そしてストレス軽減が重要です。焦らず、一つずつ丁寧に改善していくことで、きっと元気な姿に戻してくれるでしょう。子供たちと一緒に、ランチュウの世話をすることで、責任感や生命の尊さを学ぶ良い機会にもなります。

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