警戒心の強い猫を動物病院へ連れて行く方法

生後二年ほどの野良猫二匹を家族に迎えて三ヶ月経ちました。先住猫がいるため、一部屋に隔離しています。保護した時に手術、検査などは済ませているのですが、エイズ、白血病の再検査が必要です。動物病院に連れて行きたいのですが、二匹のうち一匹が警戒心が強く、触ることもできません。キャリーに入れるのも無理です。元は臆病ではありましたが、人懐こい猫だったのですが、動物病院に入院、手術してから、気性が荒くなってしまいました。先生からも退院の時に言われました。もう一匹は慣れてきて、撫でることはできます。何とか動物病院に検査に連れて行きたいのですが、うまくキャリーまたはネットに入れるには、どうしたらよいか…悩んでいます。乱暴なことはなしで、こつがありましたら教えてください。バスタオルでくるむ、も駄目です。

警戒心の強い猫を動物病院へ連れて行くためのステップ

猫を動物病院へ連れて行くのは、特に警戒心の強い猫の場合、大きなストレスとなります。無理強いせず、猫のペースに合わせて、段階的に進めていくことが重要です。以下に、具体的なステップと、インテリアとの関連性も踏まえたアドバイスをご紹介します。

ステップ1:安全で快適な空間づくり

まず、猫が安全でリラックスできる空間を作ることを最優先しましょう。これは、猫のストレス軽減に繋がり、病院への移動をスムーズにする上で非常に重要です。

  • 隠れ家を作る:段ボール箱や猫用ベッド、布製のシェルターなどを用意し、猫が自由に隠れることができる場所を作りましょう。グレーの落ち着いた色合いのアイテムは、猫の落ち着きを促す効果があります。インテリアとしても自然に溶け込むのでおすすめです。
  • 快適な温度と湿度:猫は温度変化に敏感です。室温を快適に保ち、直射日光を避けましょう。エアコンやサーキュレーターなどを活用し、適切な温度と湿度を維持することで、猫のストレスを軽減できます。
  • 静かな環境:騒音は猫にとって大きなストレスです。できるだけ静かな環境を確保し、テレビや音楽の音量を下げるなど配慮しましょう。もし、騒音源となる家電製品がある場合は、グレーのような落ち着いた色のカバーで覆うことで、視覚的なストレスも軽減できます。

ステップ2:キャリーへの慣れ

いきなりキャリーに入れるのではなく、事前にキャリーに慣れさせることが重要です。

  • キャリーを部屋に置く:まずはキャリーを部屋に置き、猫が自由に中に入ったり出たりできるようにします。キャリーの中に猫のお気に入りのベッドやおもちゃを入れておくと、より早く慣れてくれます。グレーのシンプルなキャリーを選ぶことで、猫の警戒心を和らげることができます。
  • おやつで誘導:キャリーの中に猫が大好きなおやつやフードを置いて、キャリーの中に入ることを良い経験に結びつけましょう。徐々にキャリーの中にいる時間を長くしていくことで、キャリーに対する恐怖心を減らすことができます。
  • 扉を開けたまま:最初はキャリーの扉を開けたままにしておき、猫が自由に出し入れできるようにします。猫が自らキャリーの中に入るようになれば、扉を閉める練習を始めましょう。最初は短時間から始め、徐々に時間を延ばしていきます。

ステップ3:移動方法

猫がキャリーに入るようになったら、いよいよ動物病院への移動です。

  • 時間帯:猫が最もリラックスしている時間帯を選びましょう。一般的には朝や夕方がおすすめです。朝の比較的静かな時間帯を選べば、猫へのストレスを軽減できます。
  • 移動手段:できるだけ揺れの少ない移動手段を選びましょう。車の場合は、猫が落ち着けるように、キャリーを安定した場所に置き、タオルなどを敷いてあげると良いでしょう。電車やバスの場合は、できるだけ空いている時間帯を選び、猫が落ち着けるように配慮しましょう。
  • フェロモンスプレー:猫のフェロモンスプレーをキャリーに吹きかけておくことで、猫が落ち着いてくれる可能性があります。動物病院に着くまで、猫が落ち着いていられるよう、環境を整えることが大切です。

ステップ4:専門家のアドバイス

それでも難しい場合は、動物病院の獣医さんに相談してみましょう。獣医さんは、猫の性格や状態を考慮した上で、最適な方法をアドバイスしてくれます。また、猫の行動療法に詳しい獣医さんもいるので、必要に応じて紹介してもらうのも良いでしょう。

インテリアと猫のストレス軽減

インテリアも猫のストレス軽減に役立ちます。例えば、落ち着いた色合いの家具や、猫が自由に登ったり降りたりできるキャットタワーなどを配置することで、猫がリラックスできる空間を作ることができます。グレーの壁や家具は、猫の落ち着きを促す効果があります。また、猫が隠れることができるスペースを作ることも重要です。

まとめ

警戒心の強い猫を動物病院へ連れて行くのは大変ですが、焦らず、猫のペースに合わせて、段階的に進めていくことが大切です。安全で快適な環境づくり、キャリーへの慣れ、そして専門家のアドバイスを有効活用することで、スムーズに動物病院へ連れて行くことができるでしょう。

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