警戒心の強い子猫との距離を縮める方法|猫との信頼関係構築ガイド

野良の子猫を飼い始め2週間が立ちました。病院に連れて行き生後一ヶ月半くらいだろうと言われました。 2週間たって夜鳴きがおさまりました。ですが、 人間が歩いたり、音を立てたりすると、自分(猫)の部屋に隠れてしまいます。 今友達と一緒に暮らしているので、子猫と1対1ではないのが、余計警戒するのかもしれませんが、(私たちの家に帰る時間も寝る時間も違うので)寝静まった時に出てきて、置いてる猫用の玩具とかで遊んだりしています。(寝室のみで飼っています)それでも少し動けば部屋に戻ったりするので、距離が縮まることもなく・・・。餌も置き餌なので誰がご飯をあげているのかわかってもらえず、まとめて言えば餌だけあげて後は好きにさせてあげているような感じです。相当警戒してるのか近寄ったりすると威嚇してきて触る事は、まず出来ません。以前、猫が大好きな友達が家に遊びに来たとき、猫の箱に手を入れて触っていました。もちろん入れた瞬間はものすごく威嚇して噛んだそうなのですが、お構いなしに触っていると、だんだん触らせてくれたみたいです。(はじめは手でふせいだり、緊張してピクリともしなかった)また、手を箱から出してはまた入れてみて、威嚇&噛む→触り続けるとおさまるを繰り返していました。をの友達曰く「多分怖い思いもしてきてるし、親猫にもそんなに甘えられなかったから、甘え方がわからないんだと思うよ、すごい怖がりで繊細な子猫だね。だから毎日手を入れて撫でてあげて怖くないことを伝えてあげて」と言われました。私は今まで猫を飼ったことがないので威嚇する子猫は放っておいた方がいい、向こうから寄ってくるのを待つ方がいいとネット検索すると、たいがい書いてあったのでそうしていましたが、友達のやり方がいいのか悪いのかよく分かりません。威嚇する猫を無視してでも見えない所から手を出して撫でて(撫で続けると手にもたれ掛かっているような感じらしい)あげることが、その子猫にとっていいことなのでしょうか?撫でているときは顔は見えないので人間に触られているのもわからないと思います。飼ったからには同じ家で暮らすのだから、子猫にはリラックスしてもらいたいんです。人間がいても寝室に入っても、子猫の部屋に逃げずに、その辺で好きなようにしてくれたら、私はよかったと思えます。本当は甘えたいのに、私たちに警戒してずっと距離の開いたまま、夜まで出て来れないのはかわいそうなのかなと思います。色々長くなりましたが、こういう子猫にはどんな接し方がいいのですか?ご飯もトイレもちゃんと出来てます。

生後一ヶ月半の子猫と信頼関係を築くための具体的な方法

野良出身で生後一ヶ月半の子猫は、人間への警戒心が強く、すぐに隠れてしまうのは当然のことです。 「威嚇する猫は無視する」という情報もネット上にはありますが、この子猫の場合、少し異なるアプローチが必要かもしれません。あなたの友達のアドバイスは、決して間違っていません。 大切なのは、猫自身のペースを尊重しながら、安全で安心できる環境を少しずつ作り上げていくことです。

1. 距離感を保ちながら、存在を知らせる

いきなり近づくのではなく、まずは子猫の視界にゆっくりと入ることから始めましょう。猫が隠れている部屋の近くで静かに座ったり、本を読んだりするなど、存在をアピールするだけで十分です。 子猫があなたの様子をじっと観察していることに気づいたら、ゆっくりと目を合わせ、ゆっくりと瞬きをしてみましょう。猫同士のコミュニケーションで、親愛の情を示す行動です。

2. 安全な隠れ家を提供する

子猫にとって、安全な隠れ家は必須です。隠れ家となる猫ハウスや、段ボール箱などを用意し、子猫が自由に出し入りできる場所を確保しましょう。隠れ家があることで、安心感が増し、警戒心が和らぎやすくなります。隠れ家には、猫が落ち着けるような柔らかな布などを敷いてあげるとさらに効果的です。

3. 食事とトイレの場所を固定する

食事とトイレの場所を固定することで、子猫は日々のルーティンを理解し、安心感を覚えます。食事の際は、子猫が落ち着いて食事ができるように、静かに見守ることが大切です。 置き餌ではなく、あなたが直接餌やりをすることで、あなたを餌の供給源として認識し、少しずつ信頼関係を築くことができます。

4. ゆっくりとしたスキンシップ

あなたの友達が実践したように、子猫が隠れている場所(箱の中など)にゆっくりと手を入れ、撫でることを試してみましょう。最初は威嚇されるかもしれませんが、決して手を引っ込めないことが重要です。 威嚇が収まったら、ゆっくりと撫で続け、子猫がリラックスした状態になるまで待ちましょう。 撫でる時間は短く、数秒から始めて徐々に時間を延ばしていくのがポイントです。

5. おもちゃで遊ぶ

おもちゃを使って遊ぶことで、子猫との距離を縮めることができます。猫が興味を示すおもちゃを選び、子猫のペースに合わせて遊びましょう。 遊びを通して、あなたと子猫の間にポジティブな相互作用を生み出し、信頼関係を構築することができます。

6. 猫の専門家への相談

どうしても警戒心が解けない場合、動物病院や猫の行動専門家に相談してみましょう。専門家のアドバイスを受けることで、子猫の状態に合わせた適切な対応ができます。

7. 多頭飼育における注意点

複数の人間が暮らす環境では、それぞれが同じように接することで、子猫は混乱してしまう可能性があります。家族全員で同じように接し、一貫性のある行動をとることが重要です。 また、子猫が落ち着ける静かな空間を確保することも大切です。

8. 忍耐と愛情を注ぐ

子猫との信頼関係構築には、時間と忍耐が必要です。焦らず、子猫のペースに合わせて、愛情を込めて接し続けることが大切です。 毎日少しずつでも、子猫との距離が縮まっていくことを実感できるはずです。

専門家の視点:獣医師からのアドバイス

獣医師の立場から言わせていただくと、この子猫は過去の経験から人間を怖がっている可能性が高いです。 野良猫として生きてきた期間、人間に虐待されたり、怖い思いをしたりした経験がトラウマになっているかもしれません。 そのため、焦らず、ゆっくりと信頼関係を築いていくことが大切です。 無理強いせず、子猫のペースに合わせて接することで、徐々に心を開いてくれるはずです。 もし、威嚇が激しかったり、異常な行動が見られたりする場合は、獣医師への相談をお勧めします。

事例紹介:成功例と失敗例

成功例:ある飼い主さんは、毎日数分間、子猫が隠れている箱に手を入れ、静かに撫でることを続けました。最初は威嚇されましたが、数週間後には、自ら箱から出てきて、飼い主さんの手をすり寄せるようになりました。

失敗例:別の飼い主さんは、子猫を無理やり抱き上げたり、大声で驚かせたりした結果、子猫はますます警戒心が強くなり、人間を避けるようになりました。

これらの事例からもわかるように、子猫のペースを尊重し、無理強いしないことが、信頼関係構築の成功の鍵となります。

まとめ:グレーのインテリアと子猫との暮らし

グレーは落ち着きと上品さを兼ね備えた色で、猫がリラックスできる空間作りに最適です。 寝室の壁や家具にグレーを取り入れることで、子猫のストレスを軽減し、安心感を高めることができます。 例えば、グレーの猫ベッドや、グレーのカーペットなどを配置することで、子猫が落ち着いて過ごせる空間を演出できます。 ただし、子猫の性格や好みによって、最適なインテリアは異なりますので、色々なアイテムを試してみて、子猫が最も落ち着ける空間を見つけてあげましょう。 大切なのは、子猫が安全で安心できる環境を提供することです。

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