警戒心の強い子猫との暮らし方|多頭飼いの注意点とインテリアとの調和

二匹目の子猫をもらってきたのですが、警戒心が強く、隅っこに隠れてばかりで出てきません。半月前に来た子猫はやんちゃですが人懐っこくて、トイレもスムーズに教えられたのですが、今回の子は隠れてばかりで、ほうっておくしかなく人間が寝静まった後に私の部屋でトイレを済ましてました。ちなみに猫砂ではなく、床にしちゃいました。先に居た子も毛づくろいをしてあげたりするのですが、どうも振られちゃってるようで唸られてます。警戒心の高い子猫はいつごろ慣れますか?ケージに入れても無理やり隙間から出てきちゃいます。ちなみに先に居た子=生後二ヶ月(オス)、昨日もらってきた子=生後二ヶ月(多分メス)

警戒心の強い子猫の性格と、慣れるまでの期間

新しくお迎えした子猫が警戒心が強く、隠れてばかりいるとのこと、ご心配ですね。生後2ヶ月の子猫は、環境の変化に非常に敏感です。新しい家族、新しい家、そして既にいる猫の存在…全てがストレスとなり、警戒心を高める原因となります。

子猫が完全に安心し、あなたに懐くまでには、数週間から数ヶ月かかる場合もあります。個体差が大きく、性格や過去の経験も影響するため、一概に何日とは言えません。焦らず、ゆっくりと時間をかけて信頼関係を築いていきましょう。

子猫が隠れる理由と、安心できる環境づくり

子猫が隠れるのは、不安や恐怖を感じているからです。新しい環境に適応するために、安全な隠れ家を探しているのです。

隠れ家の確保と、安全空間の設計

* 隠れ家となる場所を用意する:段ボール箱、猫用ハウス、キャットタワーなど、子猫が身を隠せる場所を複数用意しましょう。暗い場所を好む子猫も多いので、薄暗い場所や、布などをかけて隠れやすいように工夫してみましょう。
* 落ち着けるスペースを作る:子猫が安心して過ごせる静かな場所を確保しましょう。人の行き来が少ない部屋や、ベッドの下など、子猫が落ち着ける場所を見つけることが重要です。
* 高い場所を用意する:猫は高い場所が好きです。キャットタワーや棚などを設置し、上から周囲を観察できる場所を作ってあげましょう。これにより、安全だと感じやすくなります。
* インテリアとの調和:隠れ家や落ち着けるスペースは、お部屋のインテリアにも自然に溶け込むように配置しましょう。例えば、グレーのソファの横にグレーの猫ハウスを置くなど、色を統一することで、お部屋の雰囲気を壊さずに子猫の安全空間を作ることができます。

ストレス軽減のための工夫

* 無理強いしない:子猫に近づく時は、ゆっくりと、猫のペースに合わせて行動しましょう。急に近づいたり、抱き上げたりしないように注意が必要です。
* 声かけは優しく:優しく、低い声で話しかけましょう。猫は高い声や大きな音に驚いてしまいます。
* フェロモン製品の活用:猫用フェロモン製品(Feliwayなど)を使用すると、猫がリラックスしやすくなります。
* 遊びの時間:子猫と遊ぶ時間を毎日確保しましょう。おもちゃで遊んだり、優しく撫でたりすることで、信頼関係を築くことができます。

トイレの失敗と解決策

猫砂ではなく床でトイレをしてしまうのは、トイレが気に入っていない、または不安を感じている可能性があります。

トイレ環境の見直し

* トイレの種類と場所:猫砂の種類、トイレの場所、トイレの数などを検討しましょう。猫砂は、子猫が好む砂を選び、トイレは静かで落ち着ける場所に設置しましょう。複数設置することで、猫がトイレを自由に選べるようにします。
* トイレの清潔さ:トイレは常に清潔に保ちましょう。毎日排泄物を処理し、定期的に猫砂を交換することが重要です。
* トイレトレーニング:子猫をトイレに誘導し、排泄後に褒めてあげましょう。成功体験を増やすことで、トイレの場所を覚えてもらえます。

多頭飼いの注意点

既に猫がいる場合、新しい猫との関係構築に時間がかかります。

先輩猫との関係

* ゆっくりと時間をかける:新しい猫をいきなり先輩猫に近づけず、最初は別々の部屋で生活させ、徐々に慣れさせていきましょう。
* 資源の確保:トイレ、餌場、寝床など、猫が利用する資源は、猫の数だけ用意しましょう。競争を減らすことで、ストレスを軽減できます。
* 個別のケア:それぞれの猫に、十分な愛情とケアを与えましょう。偏りが無いように注意しましょう。

専門家の意見

獣医や動物行動学の専門家に相談することも有効です。特に、トイレの失敗が続く場合や、猫同士のトラブルが解決しない場合は、専門家のアドバイスを求めることをお勧めします。

まとめ

警戒心の強い子猫との生活は、根気と愛情が必要です。焦らず、猫のペースに合わせて、ゆっくりと信頼関係を築いていきましょう。安全な環境づくり、適切なコミュニケーション、そして必要に応じて専門家のサポートを受けることで、幸せな多頭飼育を実現できるはずです。インテリアにも配慮し、猫が安心して暮らせる空間を作ることで、より良い関係を築けるでしょう。

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