認知症高齢者の深夜徘徊と転倒への対処法:介護者の負担軽減と安全確保

認知症 高齢者の介護で、深夜に何度も呼び起こされた場合はどう対処するのですか? 私は無視しました。 早朝、様子を見に行くと部屋で転倒していて救急車で運ばれました。 打撲だけだったけど、これは私のせいですか? 祖母(要介護2)の認知症が急に悪化した矢先のことです。 同時に歩行も急に困難になっていました。 夜、誰かが来たと思い込んでヨタヨタと近所を徘徊し、1度は付き添って納得してもらって帰ったけど、また誰かが来たと言って外へ出ようとしたので鍵と雨戸を閉めました。 昨日まで開けれていた雨戸を開けられないのか諦めて大人しくしてたので睡眠薬(いつも飲んでいる)を飲ませて22時すぎに私は寝ました。 1時半、私を呼ぶ声で起きました。 妊娠8か月の私は、2階から1階へ寝床を移しています。 でも祖母は忘れて階段下から呼んでいました。 トイレに行きたかったので行くと途中で捕まり、使用済みオムツが3つ入った袋を渡され意味不明なことを言ったので黙ってゴミ箱へ捨てると喜んでいました。 再び寝ると3時半頃に呼ぶ声で起きました。 「まだ寝ているのか?」と叫んでいます。 祖母は一睡もせず、それからずっと一人で誰かと話しているようでした。 気になって眠れなかった私も5時過ぎには寝たようで、転倒はその頃だと思われます。 数日入院予定なので今はいないけど、強めの睡眠薬を飲ませても効き目がないし、何度も起こされた場合はどうするのでしょうか? 寝床がバレたらきっと体をゆすって起こしに来ると思います。 ちなみに、ガン末期なので施設は受け入れてもらえないようです。

深夜の呼びかけと転倒事故:介護者の責任と対策

ご祖母様の転倒事故、そしてご自身の妊娠中という状況下での介護の大変さ、心よりお見舞い申し上げます。 今回の事故は、直接的な「無視」が原因とは言えませんが、ご自身の睡眠不足による判断力の低下や、ご祖母様の安全確保に十分な配慮が行き届かなかった可能性は否定できません。 しかし、過度に自分を責める必要はありません。認知症介護は、常に予期せぬ事態が起こりうる非常に困難なものです。重要なのは、この経験から学び、今後の介護を改善していくことです。

認知症高齢者の深夜徘徊と呼びかけへの対処法

ご祖母様の症状は、認知症の悪化に加え、がん末期という状況も影響している可能性があります。痛みや不安、不眠などが徘徊や呼びかけの頻度を高めているかもしれません。 まず、専門家の相談が不可欠です。主治医やケアマネージャー、訪問看護師などに現状を詳しく説明し、適切なアドバイスを求めましょう。

1. 睡眠薬の見直しと代替手段

強めの睡眠薬が効きにくい場合は、主治医と相談して、薬の種類や量を見直す必要があります。 また、睡眠薬に頼るだけでなく、非薬物療法も検討しましょう。

  • 就寝前のリラックス方法:温かいお風呂、アロマテラピー、軽いストレッチなど
  • 日中の活動量を増やす:散歩や軽い運動で疲労感を促し、夜の睡眠の質を高める
  • 規則正しい生活リズム:起床時間と就寝時間を一定にする
  • 寝室環境の改善:暗く静かな環境、快適な寝具の確保

2. 夜間の安全対策

転倒防止のために、寝室と廊下には滑り止めマットを敷き、照明を明るくしましょう。 ベッドサイドには呼び出しベルを設置し、すぐに対応できるようにします。 また、徘徊防止のため、玄関や窓に鍵をかけるセンサーライトを設置するなどの対策も有効です。 ご祖母様の状態に合わせて、ベッドガード転倒防止マットなども検討しましょう。

3. 定期的な様子確認と記録

深夜に何度も起こされる場合、1時間~2時間おきの様子確認を心がけましょう。 そして、いつ、どのような行動があったのかを記録に残すことが重要です。 この記録は、主治医やケアマネージャーとの相談、介護方法の改善に役立ちます。

4. 介護者の負担軽減

妊娠中であることを考慮すると、介護の負担はさらに大きくなります。 家族や友人、近隣住民への協力を仰ぐヘルパーサービスの利用などを検討しましょう。 また、介護休暇育児休暇の制度も活用できるかもしれません。 ご自身の健康と安全を第一に考え、無理のない範囲で介護を行うことが大切です。

専門家の視点:認知症介護における安全確保

認知症高齢者の介護において、安全確保は最も重要な課題です。 専門家である医師やケアマネージャーは、個々の状況に合わせた適切なアドバイスを提供してくれます。 特に、深夜の徘徊や呼びかけが頻繁な場合は、認知症の進行度や原因の特定適切な薬物療法や非薬物療法の選択安全対策の検討が不可欠です。 また、介護者の負担軽減のためのサポート体制の構築も重要なポイントです。

まとめ:継続的なケアとサポート体制の構築

認知症高齢者の介護は、非常に困難で、介護者自身の心身への負担も大きいです。 今回の事故を教訓に、専門家のアドバイスを積極的に受け入れ、適切な対策を講じることで、ご祖母様の安全とご自身の健康を守りましょう。 継続的なケアと、家族や専門家によるサポート体制の構築が、より良い介護につながります。 決して一人で抱え込まず、周囲の協力を得ながら、安心して介護に取り組んでください。

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