認知症介護のストレスの解消が出来ず困ってます。 父は約6年前に認知症を発症し、現在は要介護３です。糖尿病、脳梗塞、胃潰瘍も持病で5回以上は救急搬送されてます。糖尿病の影響で尿量が多く失禁は毎日で手足が自由に動くため自身でオムツと尿パッドを外したり床に放尿したり等々と（便も場合も数回有り）毎朝が気になって仕方ありません。 日中は殆どオムツにはしてません。しかし夜間が最悪で尿量を減少させる薬を処方して貰っているにもかかわらず毎日シーツ・パジャマは汚します。酷いと枕まで尿で濡らし、パジャマは首・背・袖の部分、ズボンも片足が殆ど濡れていてそんな状態でも寝ているのでショックは隠せません。就寝後４．5時間でも漏らすことも…。 起こしてもなかなか起きてくれず寝たふりをして身動きしない態度も取るので困ってます。床にはレジャーシートを敷いて、その上にペットシート5枚を両面テープではって放尿の対応をしてます。オムツ・尿パッドも一番多く吸収する物を使用してますが、パッドの横漏れが多いようなので、自身で無意識でもいじっている可能性も無きにしも非ずです。 夜間トイレも行く可能性も有るため、パンツ型のオムツしか使用出来ません。男性の場合は巻くことも出来ますが自身でトイレに行くのでそれも出来ません。何か良い方法はないのでしょうか？ ショートステイとデイサービスは利用してます。 往診していただいている主治医からはグループホームを勧められて申し込みをしましたがなかなか空きません。特養にも申込みしてますが１～2年は無理そうです。 夜間気にし過ぎて睡眠不足になるのでずっと起ててる訳にもいかず、自分自身も腰と頸椎ヘルニアで診察とリハビリ中です。昨年は疲れのせいか電車内で意識を失って倒れてしまい、肋骨骨折とかなり酷い打撲という状態で…。 いまだ肩の痛みが残ってます。 徐々にストレスが溜まってきて、最近は父に暴言を吐くようになっています。 いけないと分かっているのですが、言ってはいけない言葉を言わずにいられなくなっている自分が情けないと思ってます。 どうしたら以前のように穏やかな心で父に接することが出来るのかわからず困ったいる次第です。 何かいい方法はないでしょうか？
Contents
認知症介護における排泄問題への具体的な対策
ご高齢のお父様の介護、特に夜間の排泄問題によるストレスを抱え、心身共に疲弊されている状況、大変お察しいたします。 毎日繰り返される排泄介助は、介護者の心身に大きな負担をかける大きな要因です。まずは、現状を改善するための具体的な対策をいくつかご提案します。
1. 排泄ケア用品の見直し
現在、吸収力の高いオムツ・パッドを使用されているとのことですが、横漏れが気になるようであれば、以下の点を検討してみてください。
- パッドのサイズ：現在のサイズよりワンサイズ大きいものを使用することで、横漏れを軽減できる可能性があります。特に、腿の付け根部分に余裕を持たせることが重要です。
- 形状の工夫：立体ギャザーや、腿周りのフィット感が高いパッドを選ぶことで、より漏れを防ぐことができます。また、夜間用として、特に吸収力の高いパッドやオムツも販売されていますので、試してみる価値があります。
- 防水シーツの活用：レジャーシートとペットシートの上に、防水性の高いシーツを敷くことで、より万全な対策となります。洗濯しやすい素材のものを選ぶと、お手入れも楽になります。
- 肌への負担軽減：頻繁な排泄で肌が荒れてしまう可能性があります。通気性の良いパッドや、お尻を清潔に保つためのケア用品を使用することで、肌トラブルを防ぎましょう。必要に応じて、医師や看護師に相談し、適切な処置を受けてください。
2. 夜間の排泄対策
夜間の排泄は、介護者にとって大きな負担となります。以下の対策を検討しましょう。
- 就寝前の水分制限：就寝前に水分を控えることで、夜間の尿量を減らすことができます。ただし、脱水症状に注意し、医師に相談しながら行いましょう。
- 就寝前のトイレ：就寝前に必ずトイレに連れて行き、排尿を促します。可能であれば、排尿後、しばらく様子を見てから寝かせつけましょう。
- 夜間トイレへの誘導：定期的にトイレに誘導する工夫も有効です。例えば、夜中に数回起こしてトイレに連れていく、または、アラームなどを活用して定期的に起こす方法があります。ただし、睡眠不足にならないよう、適切な頻度を見つけることが大切です。
- ベッドサイドトイレの導入：ベッドサイドにトイレを設置することで、夜間のトイレへの移動の手間を省くことができます。介護用品店などで、様々なタイプのベッドサイドトイレが販売されています。
3. 介護者の心身へのケア
介護者の心身への負担を軽減することも非常に重要です。
ネットで買うなら？いろのくにのおすすめインテリア(PR)
- ショートステイ・デイサービスの積極活用：現状、ショートステイとデイサービスを利用されているとのことですが、可能な限り活用し、定期的に休息を取るようにしましょう。介護疲れは、介護の質を低下させるだけでなく、介護者の健康を害する可能性があります。
- 家族や友人への相談：介護は一人で抱え込まず、家族や友人、地域包括支援センターなどに相談し、助けを求めることが大切です。周囲のサポートを得ることで、負担を軽減し、精神的な安定を保つことができます。
- 介護休暇の取得：勤務されている場合は、介護休暇制度を利用して、心身ともに休養を取ることを検討しましょう。
- 専門機関への相談：介護に関する悩みやストレスを抱えている場合は、専門機関（ケアマネージャー、医師、精神科医など）に相談し、適切なアドバイスやサポートを受けましょう。必要であれば、カウンセリングや精神科治療も検討してください。
- 趣味や休息時間：少しでも時間を見つけて、自分の好きなこと、趣味に時間を使うようにしましょう。休息は、心身の健康を保つために不可欠です。 例えば、アロマテラピーや音楽鑑賞など、リラックスできる方法を取り入れてみてください。
インテリアによる環境改善とストレス軽減
介護環境の改善もストレス軽減に繋がります。
1. 寝室のレイアウト
- 落ち着いた雰囲気：寝室は、落ち着いた色調のインテリアで統一し、リラックスできる空間を演出しましょう。グレーは、落ち着きと安らぎを与えてくれる色です。壁の色、ベッドリネン、カーテンなどにグレーを取り入れることで、穏やかな雰囲気を作ることができます。
- 安全性の確保：ベッドサイドには、必要なもの（ティッシュ、飲み物、呼び出しベルなど）を手の届く範囲に置き、転倒防止のための工夫をしましょう。床には滑り止めマットなどを敷くのも有効です。
- 照明：明るすぎず暗すぎない、適度な明るさの照明を選びましょう。間接照明などを活用することで、リラックス効果を高めることができます。
2. その他の空間
- 清潔感：常に清潔で快適な空間を保つことは、介護者と被介護者の双方にとって重要です。定期的な掃除や換気を行い、清潔な環境を維持しましょう。
- 自然光：自然光を取り入れることで、気分転換になり、ストレス軽減に繋がります。カーテンやブラインドなどを活用して、光を調整しましょう。
- 植物：観葉植物などを置くことで、空間の癒やし効果を高めることができます。ただし、手入れが簡単な種類を選びましょう。
専門家の意見
認知症介護の専門家によると、介護者のストレス軽減には、まず現状の正確な把握と、適切な介護方法の習得が重要です。 そして、ご自身の健康管理を怠らないことが不可欠です。 介護はマラソンです。 無理せず、周囲の協力を得ながら、長く続けるための工夫をしましょう。 また、介護者のメンタルヘルスをケアする専門機関も存在しますので、必要であれば活用することをお勧めします。
まとめ
認知症介護は、大変な負担がかかりますが、適切な対策と心構えで、ストレスを軽減し、穏やかな介護を実現することは可能です。 今回ご紹介した方法に加え、ご自身の状況に合わせて、柔軟に対応していくことが大切です。 一人で抱え込まず、周囲の協力を得ながら、ゆっくりと解決策を探っていきましょう。
