認知症中期のお母様の介護:部屋にこもる生活と、その改善策

認知症中期の母、病院にも行かず、日々を自分の部屋で寝て過ごす毎日です。食事もしない、トイレにも行かなくなりました。便を部屋でしてるみたいで、母の部屋から激痛が、便を手で触って、手が便まみれになってる母の部屋にキッチンがあるので、食事したりしたいけど、激痛の為に無理です。意味不明な事、永遠に喋り続ける毎日、飲食しないから日々どんどん痩せて、小さくなってる、回りが何を言っても聞かない、認知症だから何も言わないし、何もしないで様子を見てるだけの毎日、今のままでは決して良く無い事は、十分承知してるつもりですが、このままの生活してたら、近く母が亡くなるかもって、不安感、何もしないから罪悪感、毎日、認知症関連の携帯サイト見てばっかりの私。毎日寝てばかりいるけど、言葉は喋る、本当、この先どうなるの?

お母様の現状とご自身の不安

ご質問からは、認知症中期のお母様が、食事や排泄の介助を拒否し、部屋に閉じこもって過ごされている状況、そして、それに対するご自身の深い不安と罪悪感が伝わってきます。お母様の状態は深刻で、このままでは生命の危険も伴います。毎日携帯サイトで情報収集をされているとのことですが、具体的な行動に移せていないことへの葛藤も感じられます。まず、ご自身の気持ちを認めて、現状を冷静に分析することが大切です。

緊急性の高い問題への対処:まずは医療機関への連絡を

お母様の現状は、緊急性の高い状況です。脱水症状、栄養失調、感染症のリスクが非常に高く、命に関わる可能性があります。まずは、すぐに医療機関に連絡してください。かかりつけ医がいなければ、救急医療機関や地域包括支援センターなどに相談しましょう。

以下のような情報を伝えることが重要です。

  • お母様の年齢と病状(認知症中期)
  • 食事、排泄の状況(全く摂らない、排泄は部屋でしている)
  • 身体の状態(痩せている、便を触っている、激痛がある)
  • ご自身の状況(介護の負担、不安感)

医療機関では、お母様の状態を診察し、入院が必要かどうか、あるいは在宅での医療・介護サービスの利用について検討してくれるでしょう。

在宅介護を検討する場合の具体的なステップ

医療機関の指示を仰いだ上で、在宅介護を続けることが可能であれば、以下のステップで対応を進めていきましょう。

1. 介護サービスの利用

  • 訪問介護:ヘルパーが自宅に訪問し、食事介助、排泄介助、身体介護などを行います。頻度や内容は、お母様の状態に合わせて調整できます。
  • 訪問看護:看護師が自宅に訪問し、医療的なケアを提供します。褥瘡(床ずれ)の予防・治療、点滴、薬の管理などを行います。
  • デイサービス:日中、デイサービスセンターに通い、食事や入浴、レクリエーションなどのサービスを受けられます。一時的に介護の負担を軽減できます。
  • ショートステイ:数日間、施設に入所して介護を受けられます。緊急時やご自身の休息のために利用できます。

これらのサービスは、介護保険を利用することで利用料金を抑えることができます。市町村の介護保険課に相談し、手続きを進めましょう。

2. 家庭環境の改善

お母様の部屋の清掃と、安全な環境づくりが必要です。

  • 部屋の清掃:まず、部屋の徹底的な清掃が必要です。排泄物の処理は、感染症予防の観点から、適切な方法で行う必要があります。専門業者に依頼することも検討しましょう。
  • 安全対策:転倒防止のための工夫(手すりの設置、滑り止めマットなど)、家具の配置の見直しなどを行い、安全な環境を確保します。
  • キッチンとの動線確保:キッチンと寝室の動線が確保されているか確認し、必要に応じて変更しましょう。食事介助が困難な場合は、訪問介護の活用を検討しましょう。

3. コミュニケーションの工夫

お母様とのコミュニケーションは、非常に重要です。

  • ゆっくりと話しかける:焦らず、優しく、ゆっくりと話しかけましょう。お母様の言葉に耳を傾け、共感することが大切です。
  • 簡単な言葉を使う:複雑な言葉ではなく、簡単な言葉で話しかけましょう。
  • 非言語コミュニケーション:言葉だけでなく、触れ合い、笑顔、歌など、非言語コミュニケーションも有効です。
  • 音楽療法:音楽を聴かせることで、落ち着きを取り戻す効果が期待できます。

4. ご自身のケア

介護は大変な負担がかかります。ご自身の心身を守るために、以下のことを心がけましょう。

  • 休息:十分な睡眠と休息を取りましょう。ショートステイなどを利用して、定期的に休息を取ることをお勧めします。
  • ストレス解消:趣味や友人との交流など、ストレス解消の時間を確保しましょう。
  • 相談:介護に関する悩みや不安は、一人で抱え込まずに、介護支援専門員、ケアマネージャー、家族、友人などに相談しましょう。地域包括支援センターなども相談窓口となります。

専門家のサポート

ケアマネージャーは、介護サービスの利用計画作成、サービス調整、相談窓口など、幅広いサポートをしてくれます。介護保険サービスを利用する際には、ケアマネージャーの活用が不可欠です。

まとめ

お母様の状況は深刻ですが、適切な医療・介護サービスの利用と、ご自身のケアをしっかりと行うことで、状況は改善する可能性があります。まずは、医療機関への連絡を最優先に行い、専門家のサポートを受けながら、一歩ずつ進んでいきましょう。一人で抱え込まず、周りの人に助けを求めることをためらわないでください。

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