認知症の舅の異変と対応:落ち着きを取り戻すためのインテリアと介護

舅の介護で質問です。認知症と10年前に脳梗塞・パーキンソン症候群を患っています。83歳です。最近様子が変わってきました。義父の様子が最近変わりました。認知症と脳梗塞・パーキンソン症候群を患っており、脳神経内科と脳外科に通院しています。もともと義父は、話すことが少なく、義母とも会話しているよりは義母がしかっている様子しか見たことがありません。その義母も6年前にがんで亡くなり、介護はほぼ私がしています。ほとんど、リビングで毎日テレビを見ているか、寝ているかの様子でした。介護認定は要介護2です。デイサービスには週3回通っています。最近、明らかに異常な様子です。突然、雪の降る(普段は絶対に外出しませんが…)中、20年前の話を思い出し、近所にお金を支払いにいきました。まったく話すことがなかったのが、突然私に話しかけ始め、まったくわからない話をずっとしています。もう寝るからと伝え、やっと自分の部屋に行きます。また、自分の部屋の押入れを開け、出し入れを夜中しています。明らかに夜は寝ていません。なので朝食を食べた後は、食べている最中にもいびきをかいて寝ます。私も務めているので、日中いません。タバコも吸うので、火の始末が心配です。主人は単身赴任で義父の面倒を見れていません。また生死に問題ないので、兄弟にも言わなくていいと言います。私は明らかに変わっているので、次の病院の日まで待たなくて、通院したほうがいいと思いますが、様子を見ていていいのでしょうか?今もまたずーっとベッドの上で話しています。

ご心配な状況ですね。まずは落ち着いて

ご質問の内容から、ご舅様の状態が急激に変化し、ご心配されていることがよく伝わってきます。認知症、脳梗塞、パーキンソン症候群と複数の疾患を抱えられているご高齢のご舅様の介護は、大変な負担がかかっていることと思います。まず、ご自身の心身の健康を第一に考えてください。

ご舅様の変化と、考えられる原因

ご舅様の最近の変化は、認知症の症状悪化の可能性が高いです。具体的には、以下の点が考えられます。

* **記憶障害の悪化**: 20年前の出来事を思い出し、お金を払いに行った行動は、記憶の混乱を示唆しています。
* **幻覚・妄想**: 雪の中外出するなど、現実と異なる行動は、幻覚や妄想の可能性があります。
* **睡眠障害**: 夜中に押入れの出し入れをしたり、日中に居眠りをしたりする様子は、睡眠障害を示しています。
* **コミュニケーションの変化**: 寡黙だった方が、意味不明な話を続けるようになったことは、認知機能の低下を示す可能性があります。

これらの症状は、認知症の進行、薬の副作用、あるいは他の身体的要因が考えられます。すぐに医師に相談することが重要です。

すぐにすべきこと

1. 主治医への連絡: 今日の出来事を含め、ご舅様の最近の変化を詳しく主治医に伝えましょう。緊急性の高い状況であれば、すぐに受診する必要があります。
2. 安全確保: タバコによる火災の危険性があるので、タバコを吸う際は必ずそばで見守り、火の始末を徹底しましょう。また、夜間の徘徊や転倒を防ぐため、部屋の整理整頓を行い、危険なものを撤去しましょう。必要であれば、ベッドサイドに呼び出しベルを設置するのも有効です。
3. ご自身のケア: 介護疲れは深刻な問題です。介護サービスの利用を検討したり、介護者支援団体に相談したりして、ご自身の負担を軽減しましょう。

インテリアによる環境改善:落ち着きと安全を確保する工夫

ご舅様の落ち着きを取り戻し、安全を確保するために、インテリアの工夫も有効です。

1. 寝室環境の改善

* 照明: 明るすぎず暗すぎない、柔らかな間接照明を使用しましょう。寝る前のブルーライトは避け、リラックスできる雰囲気を作るのが大切です。グレーの壁やカーテンは、落ち着きを与え、睡眠の質を高める効果が期待できます。
* ベッド: 高さのあるベッドは、起き上がりやすいため、転倒リスクを軽減できます。また、ベッドサイドに手すりを取り付けるのも有効です。
* 家具の配置: ベッド周りに物を置かないようにし、転倒リスクを減らしましょう。押入れへのアクセスを制限するなど、安全対策を施しましょう。
* 温度と湿度: 快適な室温と湿度を保ちましょう。加湿器や除湿器を活用するのも良いでしょう。

2. リビング環境の改善

* 家具の配置: 落ち着いて過ごせる空間を作るため、家具の配置を工夫しましょう。ソファや椅子は、座りやすく、立ち上がりやすいものを選びます。
* 色使い: グレーなどの落ち着いた色調で統一することで、リラックス効果が期待できます。刺激の強い色や柄は避けましょう。
* 視覚刺激の軽減: テレビの視聴時間を調整し、必要以上に視覚的な刺激を与えないようにしましょう。
* 安全対策: 転倒防止のために、床に滑り止めマットを敷いたり、コード類を整理したりしましょう。

3. その他の工夫

* 自然光を取り入れる: カーテンを開けて自然光を取り入れることで、気分転換になります。
* 植物を置く: 観葉植物などを置くことで、リラックス効果が期待できます。ただし、世話ができない場合は避けましょう。
* 音楽療法: 穏やかな音楽を流すことで、落ち着きを取り戻す効果が期待できます。

専門家の協力を得る

介護は一人で抱え込まず、専門家の協力を得ることが大切です。

* ケアマネージャー: 介護サービスの利用計画作成や調整をサポートしてくれます。
* 医師: ご舅様の状態を的確に判断し、適切な治療やアドバイスをしてくれます。
* 精神科医・認知症専門医:** 認知症の症状の専門的な評価と対応について助言をもらえます。
* **訪問看護師:** 自宅での介護をサポートしてくれます。

兄弟への相談

ご主人が単身赴任で、兄弟への相談をためらっているとのことですが、現状を説明し、協力をお願いすることも検討しましょう。介護の負担を分担することで、ご自身の負担を軽減し、より良い介護を提供できる可能性があります。

まとめ

ご舅様の急激な変化は、ご心配な状況ですが、まずは落ち着いて、主治医への連絡、安全確保、ご自身のケアを優先しましょう。インテリアの工夫も、ご舅様の落ち着きを取り戻す上で有効な手段です。そして、専門家の協力を得ながら、ご家族みんなで協力して、介護に取り組んでいきましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)