認知症の義理母と快適な生活を送るためのインテリアと介護の工夫

介護1の義理母最近 デイサービスにいく様になりました。しかしデイ以外の日は寒いと厚い布団にくるまり一日寝ています。尿パットも うんちをつけたまま 汚物入れにいれて 尿パットでさえ我慢しているのに だらし なくなり 以前は草取りもしていましたが 全然やらなくなりました。 今日は ババシャツの胸元から おちちをブランとだして部屋を歩き 私と目があっても何も感じない様です。 近所の人が言ってました。デイに行って イキイキする人とだらしなくなり何もしなくなる人がいると。 福祉関係の方 介護中の方 アドバイスをお願いします。補足認知症が進行中の義理母に どう接すればよいのでしょうか。 難聴者(障害2級)で筆談での会話になりますが、理解できていないのか 読む気がないのか? 自分の体を壊しながらの介護です。ちなみに義理母の年年金は月にして28000円位です。 私達夫婦もぎりぎりの生活で お手上げです。

認知症の進行と生活の変化

ご義理母様の状況、大変お辛いですね。デイサービスに通われているにも関わらず、自宅では意欲の低下や生活習慣の乱れが見られるとのこと。これは、認知症の進行に伴う症状としてよくあることです。以前は草取りなどされていたとのことですので、認知症の症状が徐々に悪化している可能性が高いと考えられます。胸元を開けたまま歩く行動も、認知機能の低下による判断力の衰えが示唆されます。

近所の方の言葉にもあるように、デイサービスに通うことで活気を取り戻す方もいれば、逆に自宅では意欲を失ってしまう方もいます。これは、デイサービスでの刺激と、自宅での環境やご自身の状態のギャップによるものと考えられます。

インテリアの見直しで快適な生活空間を

ご義理母様の生活を少しでも改善するために、まずはインテリアの見直しを提案します。認知症の方にとって、住環境は非常に重要です。落ち着ける、安全で、そして生活しやすい空間を作ることで、ご本人の精神的な安定につながり、行動の変化にも影響を与える可能性があります。

1. 照明の工夫

認知症の方は、明暗の変化に敏感です。特に、昼と夜のメリハリを付けることが重要です。日中は、明るく自然光を取り入れられるようにカーテンを開け、夜間は落ち着いた間接照明を使用しましょう。眩しい照明は、不安感を増幅させる可能性があります。

2. 色選びのポイント

グレーを基調としたインテリアは、落ち着きと安心感を与えます。刺激の少ない色を選ぶことで、ご本人の精神的な負担を軽減できます。ただし、グレー一色では暗くなりすぎるため、アクセントカラーとして、パステル調の淡い色を取り入れると良いでしょう。例えば、壁の一部に淡いブルーやグリーンを使用するなど、視覚的な刺激を程よく与える工夫が必要です。

3. 床材の選択

滑りやすい床材は転倒リスクを高めます。滑りにくい素材の床材を選び、必要に応じてマットなどを敷くことで安全性を確保しましょう。また、床暖房など、足元の冷え対策も重要です。寒いと布団にくるまって一日中過ごす原因にもなります。

4. 家具の配置

家具は、動きやすい空間を確保するよう配置しましょう。廊下や通路は広くとり、家具の角は丸みを帯びたもの、または角を保護するカバーなどを利用すると安全です。また、必要最低限の家具に絞り込むことで、すっきりとした空間を作り、ご本人の行動範囲を把握しやすくなります。

5. 安全対策

認知症の方にとって、安全は最も重要な要素です。コンセントカバー戸棚の鍵など、安全対策を徹底しましょう。また、転倒防止のための手すりの設置も検討してください。

介護方法の工夫

インテリアの改善と合わせて、介護方法についても工夫が必要です。

1. 穏やかなコミュニケーション

難聴で筆談が中心とのことですが、焦らずゆっくりと、分かりやすい言葉で伝えましょう。絵カードなどを活用するのも有効です。理解できない場合、何度も繰り返すのではなく、別の表現方法を試すことが大切です。ご本人の気持ちを受け止め、共感することが重要です。

2. 習慣の維持

デイサービス以外の日でも、規則正しい生活リズムを心がけましょう。起床時間、食事時間、就寝時間を決めて、ご本人に理解しやすいように、目に見える時計やカレンダーなどを活用しましょう。

3. 適度な刺激

認知症の進行を遅らせるために、適度な刺激を与えることが大切です。簡単な作業療法や、音楽療法、園芸療法などを試してみるのも良いでしょう。ただし、無理強いはせず、ご本人のペースに合わせて行いましょう。

4. 専門機関への相談

ご自身の体の負担も大きくなっているとのことですので、介護サービスの利用を検討しましょう。介護保険サービスを利用することで、介護負担を軽減できます。ケアマネージャーに相談し、適切なサービス内容を検討しましょう。また、精神科医や認知症専門医への相談も有効です。

経済的な支援

年金が月28,000円と少ないとのことですが、介護保険サービス福祉サービスの利用で経済的な負担を軽減できる可能性があります。市町村の福祉課に相談し、利用できる制度を調べましょう。

まとめ

認知症の介護は、ご本人とご家族にとって大きな負担となります。しかし、適切なケアと環境整備によって、ご本人の生活の質を高め、ご家族の負担を軽減することも可能です。インテリアの見直し、介護方法の工夫、そして専門機関への相談を積極的に行い、共に乗り越えていきましょう。

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