閲覧ありがとうございます。いろいろ調べてみましたが納得のいく答えがなかったため質問させていただきます。万が一似たような質問がございましたらお手数ですが誘導お願いいたします。さっそく質問に移らせていただきます。認知症の祖父(現在デイサービスや入院先を探している状況です)は、勝手に出かけて不必要なものをたくさん買ってきます。現金だけではなくカードでも買い物をしているようで、祖母がカードを隠したのですが勝手にカードを作って買い物を続けています。最近では電動自転車を買ってきたとか…。そのうちテレビや、高額なものを買ってしまわないか、悪質な手口にひっかかって土地など手放してしまわないか、とても心配です。後見人(？)を変えて、一人で買い物をできなくする制度のようなものがあるようなのですがそれが確立するのは6月くらいになると言われました。それさえ確立してしまえば安心ですが、それまでの期間がとても心配です。祖父が行きそうなお店に、祖父が買い物に来ても何も売らないようにしてほしいとダメもとで電話しましたがやはり無理でした。何か良い案はありませんでしょうか。回答お待ちしています。
Contents
認知症による浪費問題：深刻な現状と対策の必要性
認知症の高齢者が、衝動的に買い物をしたり、高額な商品を購入したりする問題は、多くの家族が直面する深刻な課題です。経済的な負担だけでなく、安全面や精神的な負担も大きく、早急な対策が必要です。今回のケースでは、デイサービスや入院先を探している最中であること、カードを隠しても新たなカードを作成して買い物を続けるなど、状況の深刻さが伺えます。6月まで後見人制度の確立を待つ間も、具体的な対策を講じる必要があります。
具体的な対策：短期的な対応と長期的な計画
ご家族の不安を解消するため、短期的な対応と長期的な計画を立て、段階的に対策を進めていくことをお勧めします。
短期的な対応：今すぐできる対策
- 現金の管理：祖父が自由に使える現金の量を極力減らします。小額の現金のみを持たせ、大きな買い物は不可能にする工夫が必要です。定期的に現金の残高を確認し、必要に応じて補充しましょう。
- カードの管理：全てのクレジットカード、キャッシュカードを保管しましょう。暗証番号は絶対に教えないようにしてください。万が一、祖父が新たなカードを作った場合、すぐに発行元に連絡し、利用停止の手続きを行いましょう。
- 買い物同行：可能であれば、祖父が買い物に出かける際に同行し、不要な買い物を防ぎます。同行できない場合は、信頼できる近隣の方などに協力をお願いするのも良いでしょう。
- 外出の制限：祖父の外出を制限する必要があるかもしれません。ただし、外出を完全に禁止することは、祖父の精神状態に悪影響を与える可能性があります。外出の目的や場所を事前に把握し、必要に応じて同行したり、許可制にするなど、バランスを取ることが大切です。外出時にGPS機能付きの携帯電話を持たせるのも有効です。
- お店への連絡：お店への連絡は難しいかもしれませんが、状況を説明し、祖父が不要な買い物をしないよう配慮をお願いすることは可能です。特に、高額商品を扱うお店には、状況を説明し、注意喚起を依頼してみましょう。
- 周囲への協力を求める：近隣住民やデイサービス、地域包括支援センターなどに状況を説明し、協力体制を築きましょう。万が一、祖父が行方不明になった場合などに備え、連絡網を構築しておくことも重要です。
長期的な対応：後見人制度活用と生活環境の見直し
- 後見人制度の活用：6月に確立する後見人制度を活用することで、祖父の財産管理や契約行為を制限することができます。弁護士や司法書士に相談し、手続きを進めましょう。
- デイサービスや介護施設への入所：デイサービスや介護施設への入所を検討し、祖父の生活環境を見直すことも重要です。施設では、安全管理体制が整っており、不要な買い物を防ぐことができます。また、専門家のサポートを受けることで、認知症の症状の進行を遅らせることも期待できます。
- 財産管理の専門家への相談：弁護士や司法書士、成年後見人など、財産管理に詳しい専門家に相談し、適切なアドバイスを受けましょう。財産を守るための具体的な方法を学ぶことができます。
- 家族間の連携：家族間で役割分担を行い、協力して祖父のケアに取り組むことが重要です。定期的に家族会議を開き、状況を共有し、課題を解決していく体制を築きましょう。
専門家の視点：認知症専門医やケアマネージャーの役割
認知症の専門医やケアマネージャーは、ご家族にとって頼もしい存在です。専門医は、祖父の認知症の症状や進行度を的確に判断し、適切な治療法やケアの方法をアドバイスしてくれます。ケアマネージャーは、介護サービスの利用計画作成や調整を行い、ご家族の負担軽減に貢献します。
インテリアとの関連性：安全で安心できる住環境づくり
インテリアの観点からも、安全で安心できる住環境づくりが重要です。例えば、転倒防止のための工夫や、探し物が見つかりやすい収納、落ち着ける空間づくりなど、認知症の高齢者にとって使いやすい住環境を整えることで、精神的な負担を軽減し、穏やかな生活を送る助けとなります。
ネットで買うなら？いろのくにのおすすめインテリア(PR)
まとめ：継続的な取り組みと専門家のサポート
認知症による浪費問題は、短期的な対応だけでなく、長期的な計画と継続的な取り組みが不可欠です。専門家のサポートを受けながら、ご家族で協力し、祖父にとって安全で安心できる生活環境を整えることが重要です。焦らず、一つずつ対策を進めていきましょう。
