認知症の祖母を精神科に連れて行く方法

認知症の祖母について。 幻聴と被害妄想がある祖母をうまく精神科へ連れていく方法はありますか? 実家で母がひとりで介護しています。幸いなことに祖母はまだ杖を使えば自力であるけます。なので身体的にはまだ元気なのですが精神科に…。ディサービスは行きますが病院に行くのを嫌がります。 今夜は「家に泥棒が入ってる」と警察に電話。夜中に何度も起こされる為(祖母が「知らない人が家に居る、一緒に出ていけ」と杖で壁を叩きながら叫ぶので)疲れた母は早めに休んでいました。駐在所からの連絡で祖母が電話したことを知ったようです。警察だけでなく親戚にも色々電話してました。親戚への電話は母の悪口です。そのせいで母も親戚には避けられてます。 母が部屋に入ると「何しに来た」と叫ぶし、お金の置場を忘れると「お前が盗んだ」と。(お金は祖母の布団の中にありました。)自分の勘違いを親戚には母が全てやったと言い触らしてます。認知症だと理解した親戚のひとりが祖母を諭してくれたのですが、それ以来は警察に電話していたようです(今夜は祖母が住所と名前を警察に言えたので連絡がきました。前に電話した時は住所名前がわからなくなっていて言えなかったみたいで。駐在所の方の話では前に何回か「娘=母が蒸発したから探してくれ」と電話があったそうです)。 祖母は自分が認知症になっているとは理解してないし性格的には認めません。以前お世話になっていた病院も医者の言い方が気に入らないと薬も飲まなくなった事もあります。今月から病院を変えてそこの医師からは「これ以上おかしくなったら無理矢理でも精神科へ連れていくように」と言われています。たた祖母は言う事を聞いてくれません。うまく精神科へ行くような話の持っていき方がありましたら教えてください。補足今月からケアマネージャーさんも変えました。ただその方は土日休みなので連絡が出来ません。ディサービスを利用してる施設に相談すればケアマネージャーさんに伝わりますが、すぐにでも何とかしたくて知恵袋に書き込みました。

現状の把握と緊急性の確認

まず、現状を整理しましょう。ご祖母様は幻聴、被害妄想、徘徊といった症状があり、ご家族、特にご母様への負担が非常に大きくなっています。警察への通報や親戚への悪口といった行動は、ご本人にとっても、ご家族にとっても深刻な問題です。夜間の騒ぎは睡眠不足を招き、ご母様の健康にも悪影響を及ぼしていると考えられます。これは緊急性の高い状況です。

精神科受診の重要性

ご祖母様の症状は、認知症に伴う行動・心理症状(BPSD)の可能性が高いです。BPSDは、認知症の進行を早める可能性があり、ご本人だけでなく、介護するご家族の心身にも大きな負担となります。専門医による適切な診断と治療が不可欠です。薬物療法や認知行動療法などの治療によって、症状の改善が期待できます。

精神科受診への説得方法:段階的なアプローチ

ご祖母様が精神科受診を拒否されている状況では、無理強いするのではなく、段階的なアプローチが重要です。

1. 安心感を与える

* 穏やかな言葉遣い:感情的な言葉ではなく、落ち着いて優しく語りかけましょう。「心配している」という気持ちを伝え、信頼関係を築くことが大切です。
* 共感する姿勢:ご祖母様の不安や恐怖を理解しようと努め、共感する姿勢を示すことが重要です。例えば、「怖い思いをしているのね」と寄り添う言葉をかけましょう。
* 焦らない:すぐに結果を求めず、時間をかけて信頼関係を築きましょう。

2. 具体的なメリットを提示する

* 症状の改善:「先生に診てもらえば、少し楽になるかもしれないよ」と、症状の改善に繋がる可能性を伝えましょう。
* 生活の質の向上:「安心して眠れるようになるかもしれないね」など、日常生活の質の向上に繋がる点を具体的に説明しましょう。
* 専門家のサポート:「専門の先生が相談に乗ってくれるから安心だよ」と、専門家のサポートを受けられることを強調しましょう。

3. 誘導する

* 軽い気持ちで:「ちょっとお茶でも飲んでくる?」のように、軽い気持ちで誘導してみましょう。
* 具体的な行動:「〇〇病院に行ってみようか」と、具体的な行動を提案しましょう。
* 選択肢を与える:「〇〇病院か△△病院、どちらがいい?」と、選択肢を与えることで、ご祖母様の協力を得やすくなります。

4. 周囲の協力を得る

* ケアマネージャー:土日休みとのことですが、緊急時対応について相談してみましょう。
* デイサービス:デイサービスのスタッフにも相談し、状況を共有しましょう。
* 親戚:信頼できる親戚に協力を依頼し、一緒に説得を試みましょう。
* 警察:警察にも相談し、状況を説明しましょう。

5. 必要であれば、強制入院も検討する

最終手段として、強制入院も検討する必要があります。ご祖母様の症状が深刻で、ご家族の安全やご本人の安全が脅かされている場合は、医師の判断に基づき、強制入院の手続きを取ることも可能です。これは、ご家族の負担軽減だけでなく、ご祖母様の安全を守るためにも必要な措置です。

インテリアの工夫による環境整備

ご自宅のインテリアを工夫することで、ご祖母様の不安や混乱を軽減する効果が期待できます。

* 明るくて清潔な空間:暗い部屋は不安感を増幅させるため、明るく清潔な空間を心がけましょう。カーテンや照明を工夫し、日当たりの良い場所に過ごすように促しましょう。
* シンプルで分かりやすい空間:ごちゃごちゃした部屋は混乱を招くため、シンプルで分かりやすい空間を心がけましょう。不要なものを処分し、整理整頓を行いましょう。
* 落ち着ける色合いのインテリア:グレーなどの落ち着いた色合いのインテリアは、リラックス効果が期待できます。
* 安全対策:転倒防止のため、滑りにくい床材を使用したり、手すりを取り付けるなど、安全対策を徹底しましょう。

専門家のサポート

ケアマネージャー、医師、精神科医、そして必要に応じて、介護支援専門員などの専門家のサポートを受けることが重要です。定期的な連絡を取り、状況を共有することで、適切なアドバイスやサポートを受けることができます。

まとめ

ご祖母様の精神科受診は、ご家族の負担軽減とご祖母様のQOL向上に繋がる重要なステップです。焦らず、段階的にアプローチし、専門家の協力を得ながら、最適な方法を見つけていきましょう。ご母様も大変な状況だと思いますので、ご自身も無理せず、周囲のサポートを積極的に活用してください。

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