認知症の祖母への対応と、家族の負担軽減策

認知症の祖母への対応を教えてください。長いですが読んでくれたらとても、ありがたいです。 初めて質問させていただきます。中学3年生女子です。 74歳の祖母が、先週から認知症のような状態になりました。症状としては、 ・泥棒がきたと騒ぐ(昼夜共に。一度警察に電話をかけてしまったことも) ・部屋に女、または男や女の子が複数、または一人居るという。(夕方から夜) など。言ってくる回数がとても多いです。調べてみると認知症らしいと分かりました。 最初は「居ない」と頭ごなしに否定していましたが、それがしてはいけない行動なのだと知り、最近はなるべく肯定できるようにしています。 ですが、祖母の性格が頑固で、意見を押し付けるタイプだったので、もともと家族内から煙たがれていました。 そのせいか、親しく接することに嫌悪感が離れず、こうするべきなのだと、分かっても分かったぶんストレスが溜まってしまい、どうこうすることがなかなかできません。 家族は7人家族で、祖父が老人ホームに、姉は20歳で現在家に居ません。父母はこのことに関して全く関心を持たず、ただ「どうにかしてくれ」と言ってきます。 兄は28歳で、最初の頃は兄が対応していましたが、兄も疲れはじめ最近は嫌がって部屋から出ようとしません。 ただ「気がどうにかなりそう」と言ってきます。そうなると私が出ることになりますが、祖母から「早く何とかしろ」と言われ、兄からはひたすら愚痴を聞きます。そうすると、どうして私が。もっと大人が。と、どうしても思ってしまいます。 ですが兄の苛々の気持ちもわかるし、祖母の誰かがいることの恐怖もわかります。ですが今年受験も控えており、手一杯です。 これは、私のことになってしまうのですが、私は現在不登校で、不登校になった理由は、人間関係と、祖母に対するストレスです。 そのせいか祖母にどうしても心から接することができません。好きか嫌いかと聞かれたら、むしろ嫌いな方です。 できたら、心から接し、安心した生活を祖母には送ってほしいです。けどそう思って望んでも、知らない間に苛々し、口調が荒くなってしまいます。 まだ認知症の症状が出て一週間なのに、こうなってしまうと、この先が不安で不安で仕方ありません。 今日は、夜中10分に一回のペースでどうにかしろと言われました。辛いです。 どういう心持で、どう対応してゆけばいいでしょうか。そして、ヘルパーさんを雇ったりするにはどうしたらいいでしょうか。 どうかご回答お願いします。長々しく本当にごめんなさい、お願いします…!

認知症の祖母への対応:まずは理解から

中学3年生で、認知症の祖母を介護する大変さ、そしてご自身の不登校や家族関係の複雑さ、本当に辛い状況ですね。まず、あなたの気持ちを理解し、共感したいです。 「嫌い」という感情を抱くこと、そして、その感情と向き合うことが難しいこと、全てが正常な反応です。 認知症の症状は、本人だけでなく家族にも大きな負担とストレスを与えます。 決してあなたの責任ではありません。

認知症の症状への理解

祖母の「泥棒が来た」「人がいる」という発言は、現実と認知が乖離している、認知症の典型的な症状です。 これは、祖母の意思や性格の問題ではなく、病気によるものです。 「居ない」と否定するのではなく、祖母の不安や恐怖をまず受け止めることが大切です。 例えば、「おばあちゃん、怖い思いをしているんだね。一緒に見てみようか」と寄り添う言葉かけが有効です。

感情の整理と自己肯定

あなたは、祖母への嫌悪感と、介護の負担、家族からの無関心、そして受験勉強など、多くのストレスを抱えています。 これらの感情を否定する必要はありません。 辛い時は辛い、疲れた時は疲れたと認めることで、心の負担を軽減できます。 誰かに話を聞いてもらう、日記に書く、好きなことをするなど、ストレス解消の方法を見つけることも重要です。 あなたは、大変な状況の中でも、祖母のことを心配し、どうすればいいのかと真剣に考えている。 そのあなたの努力と優しさは素晴らしいです。 自分を責めないでください。

具体的な対応策

祖母への接し方

* 共感と安心感を与える: 祖母の不安を否定せず、「怖いね」「大変だね」と共感する言葉かけを心がけましょう。 穏やかな声で、ゆっくりと話しかけることが大切です。 彼女の視線に合わせ、ゆっくりと近づきましょう。
* 現実的な対応: 「泥棒がいない」と否定するのではなく、「窓は閉まっているし、鍵もかかっているから大丈夫だよ」と、現実的な説明を加えましょう。 もし、人がいると主張する場合は、「おばあちゃん、それは〇〇さん(家族など)じゃないかな?」と、具体的な人物を当てはめてみるのも有効です。
* ルーティンを作る: 毎日同じ時間に、同じことを行うルーティンを作ることで、祖母の不安を軽減できます。 食事、入浴、就寝時間などを決め、規則正しい生活を心がけましょう。
* 環境調整: 部屋の照明を明るくする、夜間の騒音対策をするなど、祖母の不安を軽減する環境づくりも大切です。 落ち着ける空間を作ることで、症状の緩和に繋がります。
* 刺激を避ける: テレビの音量を下げる、人通りの多い時間帯を避けるなど、過剰な刺激を避けることも重要です。

家族への対応

両親や兄への不満は当然です。 しかし、直接的な批判よりも、具体的な困りごとを伝える方が効果的です。 例えば、「夜中に祖母が何度も起こしてくるので、睡眠不足で受験勉強に支障が出ています」と、自分の困りごとを明確に伝えましょう。 そして、具体的な協力を求めることが大切です。 「ヘルパーさんの手配を助けてほしい」「週末は少し手伝ってほしい」など、具体的なお願いをしましょう。

専門家のサポート

* ヘルパーの利用: 市区町村の介護保険課に相談することで、ヘルパーの手配が可能です。 まずは、相談だけでもしてみましょう。 介護保険サービスは、介護が必要な高齢者の生活を支えるための制度です。 利用することで、あなたの負担を軽減し、祖母への適切なケアを受けることができます。
* 医師の診察: 祖母の症状を詳しく診てもらうために、医師の診察を受けさせることが重要です。 適切な診断と治療を受けることで、症状の進行を遅らせることができます。 また、医師から介護方法などのアドバイスを受けることも可能です。
* 認知症サポートグループ: 同じような悩みを持つ家族が集まるサポートグループに参加することで、情報交換や相談をすることができます。 一人で抱え込まず、周りの人に相談することも大切です。

具体的なヘルパーの手配方法

1. 市区町村の介護保険課に連絡: お住まいの市区町村の介護保険課に電話で相談します。 担当者から、介護保険サービスの利用方法や手続きについて説明を受けます。
2. 要介護認定の申請: 介護が必要な状態かどうかを判断するために、要介護認定の申請を行います。 訪問調査や医師の診断書などが必要になります。
3. ケアプランの作成: 要介護認定の結果に基づいて、ケアマネージャーと相談し、ケアプランを作成します。 ケアプランには、必要な介護サービスの内容や頻度などが記載されます。
4. サービス事業者の選定: ケアプランに基づいて、ヘルパーなどのサービス事業者を選びます。 複数の事業者から見積もりを取り、比較検討することが大切です。
5. サービスの開始: サービス事業者と契約を結び、サービスが開始されます。

インテリアと認知症ケア:落ち着く空間づくり

祖母の部屋のインテリアを見直すことで、落ち着きと安心感を高めることができます。 グレーは、落ち着きと安らぎを与える色として知られています。 部屋の壁の色、カーテン、寝具などにグレーを取り入れることで、穏やかな雰囲気を作ることができます。 また、自然光を多く取り入れ、植物を置くことで、よりリラックスできる空間になります。 シンプルで、ごちゃごちゃしていない空間を心がけましょう。 不要なものを整理し、整理整頓された空間は、認知症の方の安心感を高めます。

まとめ

あなたは、大変な状況の中でも、祖母のことを心配し、最善を尽くそうとしています。 それは素晴らしいことです。 一人で抱え込まず、周りの人に助けを求め、専門家のサポートを受けながら、少しずつ解決策を見つけていきましょう。 あなたの頑張りを応援しています。

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