認知症の祖母とデイサービス:拒否反応への対応と居心地の良い空間づくり

認知症の祖母について 6年ほど前に、アルツハイマー型認知症と診断されました。 症状も徐々にすすみ、日によってですが、家族を認知することも難しくなりました。排泄、清潔は自立してま す。祖父が何か言うと楯突く祖母の対応が気に入らないこともあり、祖父も祖母の介護に疲れを感じています。 現在、家族6人で同居してますが、祖父母以外は働きにでており、日中祖父一人では介護が難しいためデイサービスを利用することにしました。 しかし、祖母はデイサービスを拒否します。「今日は○○でこんなことがあるから行ってみる?」や、よく夜になると「明日の仕事は遅番か、早番かと」話しているので「お仕事は行けそう?」などと聞くのですが、「頭が病める、行かない、着替えるのが面倒だ」といって拒否します。 何か良い誘い方やアドバイスをいただきたいです。 お願いします。

認知症とデイサービス拒否:その背景と解決策

認知症の進行に伴い、デイサービスへの拒否反応を示す高齢者は少なくありません。これは、認知機能の低下による理解力の不足や、環境変化への不安、過去の経験との結びつきなど、様々な要因が複雑に絡み合っているためです。ご祖母様のケースでは、「頭が病める」「着替えるのが面倒だ」という発言から、デイサービスへの不安や、着替えといった動作への抵抗感が強いことが伺えます。 祖父様の介護負担軽減のためにも、デイサービスへの参加は重要ですが、無理強いは逆効果です。まずは、ご祖母様の気持ちに寄り添い、安心できる環境づくりと、適切な誘導方法を見つけることが大切です。

デイサービス拒否への具体的なアプローチ

1. ご祖母様の気持ちを理解する

  • 日々の様子を観察する: デイサービスを拒否する理由を特定するために、日々の様子を詳細に観察しましょう。特定の時間に拒否反応が強いのか、誰かがいる時だけ拒否するのかなど、パターンを把握することで、原因究明の糸口になります。
  • 言葉の裏にある感情を読み取る: 「頭が病める」という発言は、デイサービスに行くことへの不安や恐怖を表している可能性があります。「着替えるのが面倒だ」は、身体的な負担や、着替えという行為自体への抵抗感を示しているかもしれません。言葉の表面的な意味だけでなく、その裏にある感情を読み取る努力が必要です。
  • 過去の経験を振り返る: 過去の経験が、現在の拒否反応に影響している可能性があります。例えば、病院や施設での嫌な経験などがトラウマになっているかもしれません。ご家族で話し合い、過去の出来事を振り返り、原因を探ることも有効です。

2. 安心できる環境づくり

  • デイサービスの見学: 事前にデイサービス施設を見学し、雰囲気やスタッフの様子を把握することで、ご祖母様の不安を軽減できます。写真や動画を事前に見せるのも効果的です。施設のスタッフと事前に面談し、ご祖母様の状況を伝え、協力体制を築くことも重要です。
  • 好きなものを持参: お気に入りのぬいぐるみや写真、音楽などをデイサービスに持参することで、安心感を高めることができます。馴染みのあるものがあると、落ち着いて過ごせるでしょう。
  • 徐々に慣れさせる: いきなりデイサービスに通わせるのではなく、最初は短時間から始め、徐々に時間を延ばしていくことが大切です。無理強いせず、ご祖母様のペースに合わせて進めていきましょう。

3. 効果的な誘導方法

  • 具体的な言葉で説明する: 抽象的な表現ではなく、「今日はデイサービスで、歌を歌ったり、塗り絵をしたりするよ」など、具体的な予定を伝えましょう。認知症の方には、具体的な言葉の方が理解しやすいです。
  • ポジティブな言葉を使う: 「行かない」という言葉を避け、「行ってみようか」や「一緒にいこう」など、ポジティブな言葉で誘導しましょう。強制的な言葉遣いは、かえって抵抗感を高めてしまいます。
  • 選択肢を与える: 「今日はデイサービスに行くか、家で過ごすか、どちらがいい?」など、選択肢を与えることで、ご祖母様の意思を尊重していることを示せます。ただし、選択肢は2つ程度に絞り込みましょう。
  • ご褒美を用意する: デイサービスに行った後には、ご祖母様の好きなお菓子や、楽しい活動などを用意することで、ポジティブな経験を結び付けることができます。
  • 家族の協力: 家族全員で協力し、同じメッセージを伝えることが重要です。一人ひとりが異なる対応をすると、ご祖母様は混乱してしまいます。

4. 専門家のサポート

  • ケアマネージャーへの相談: ケアマネージャーは、介護に関する様々な相談に応じてくれます。デイサービス選びや、ご祖母様に合った介護方法について相談してみましょう。
  • 医師や看護師への相談: ご祖母様の症状や薬の服用状況について、医師や看護師に相談し、適切なアドバイスを受けることも重要です。薬の副作用がデイサービス拒否に繋がっている可能性もあります。
  • 認知症専門の相談窓口: 地域には、認知症に関する相談窓口があります。専門家のアドバイスを受けることで、より適切な対応ができるでしょう。

インテリアと認知症ケア:落ち着ける空間づくり

ご自宅のインテリアも、ご祖母様の安心感を高める上で重要な役割を果たします。

  • 明るくて清潔な空間: 部屋は明るく、清潔に保ちましょう。散らかった部屋は、ご祖母様の不安感を増幅させる可能性があります。
  • 落ち着く色合いの家具: 青や緑などの落ち着いた色合いの家具やインテリアは、リラックス効果があります。刺激の強い色合いは避けましょう。
  • 安全な環境: 転倒防止のため、床は滑りにくい素材を選び、家具の配置にも注意しましょう。段差をなくす工夫も大切です。
  • 見やすい時計やカレンダー: 大きな文字の時計やカレンダーを置くことで、時間や曜日の把握を助けることができます。
  • 思い出の品を飾る: ご祖母様の思い出の品を飾ることで、安心感を与え、会話のきっかけにもなります。

まとめ

デイサービスの拒否は、認知症の高齢者にとってよくある問題です。しかし、ご祖母様の気持ちを理解し、適切なアプローチを行うことで、徐々にデイサービスへの抵抗感を減らし、安心して通えるように導くことができます。ご家族の協力と、専門家のサポートを効果的に活用しながら、ご祖母様にとって最適な介護方法を見つけていきましょう。

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