認知症の祖母との同居生活:大学生からのSOSと具体的な解決策

認知症の祖母と暮らしている女子大学生です。今年から大阪の大学生になり大阪にいる祖母と暮らすことにしました。祖母には毎日何度も同じことをたずねられます。ほんの数秒で忘れてしまい何度もたずねられそのたびにそうだね~。というように対応しているのですが耳も少し悪く返事をしても聞こえないようでよく怒鳴るように何度も聞き返してきます。また、祖母はすごくおせっかいで私ひとりでできることも勝手にしてきます。だいじょうぶだよ?とやさしく対応してもすぐ忘れてしまいます…。まるで中学生を扱うように対応してきますし何度も私の部屋に入ってくるのが嫌でたまりません。仕方ないことと我慢しますが。しかし、最近怒鳴るように、大きな声で聞き直されることが1日に何度もあり数秒で忘れるしそんな聞き方をされて疲れてきました。何か少しでも言い返すとすごく言い返してきます。そこで学校が終わってもすぐ家に帰りたくありませんでした。ここからが本題なのですが。長くすみません。m(__)m今日家に帰らず近くのショッピングモールで買い物をして夜遅くに帰ってきました。電話しようと思いましたがきっと、しても忘れるからとしませんでした。それから帰って部屋にいると祖母が入ってきてものすごく説教されました。祖母は私のことをものすごく子供扱いしてきます。私もまだまだ自分は未熟だと思いますが、大学から一人暮らしする人もいますし自立はしていくものだし少しでも自信はあります。そうやって失敗しながら学んで成長していくものだと思うからです。しかし、祖母はもともと人の話をなかなか聞いてくれない人だったので私の意見は、つっかかってくるとか自己中だとかなんで攻撃するのとかまったく受け入れてくれませんでした。私は攻撃するようなこと言ってません。認めたくないところがありましたが、反省して平謝りしました。しかし、まったく私の意見は聞いてくれませんでした。いくら病気のせいだからといって毎日嫌みなことをいわれ何度も部屋に入ってこられたり~しなさい、しないといけない。みたいなことを言われ続け我慢を続け言いたいことも、我慢し少し気晴らしのためにと買い物を夜遅くなったために一方的に攻められ正直すごく苦しいです。私の努力不足も十分にあるかもしれません。でも、できれば祖母といっしょにいたくありません。どうしたらいいでしょうか?本当に長くすみません。どうかアドバイス下さい。

認知症によるコミュニケーションの困難と、大学生としての自立の葛藤

大学生活と認知症の祖母との同居生活を両立させることは、想像以上に大変な状況だとお察しします。祖母からの繰り返し質問や干渉、そして一方的な叱責は、精神的な負担が大きく、大学生活にも悪影響を及ぼしかねません。 「自立したい」という気持ちと、「祖母を支えたい」という気持ちの間で葛藤されている様子が伝わってきます。これは決してあなただけの問題ではなく、多くの介護を担う若者が抱える共通の悩みです。

具体的な解決策:専門機関への相談と環境整備

まず、一人で抱え込まず、専門機関に相談することが重要です。

1. 認知症介護支援センターへの相談

お住まいの地域には、認知症の介護に関する相談や支援を行う「認知症介護支援センター」があります。 専門の相談員が、あなたの状況を丁寧に聞き取り、具体的なアドバイスや、介護サービスの利用方法などを教えてくれます。介護保険サービスの利用についても相談可能です。例えば、以下のようなサービスが利用できる可能性があります。

* デイサービス:日中、祖母を施設に預けて、あなたには自由な時間ができます。
* ホームヘルパー:家事や身の回りの世話をしてくれるヘルパーが定期的に訪問します。
* ショートステイ:短期的に祖母を施設に預けることができます。

2. 精神科医・カウンセラーへの相談

祖母との関係性によるストレスや、介護疲れによる精神的な負担は、専門家に相談することで軽減できます。精神科医やカウンセラーは、あなたの気持ちを丁寧に受け止め、具体的な対処法をアドバイスしてくれます。介護する側のメンタルヘルスも非常に大切です。

3. 家族会議の開催

もし、祖母と他に同居している家族や、親戚がいる場合は、家族会議を開いて状況を共有し、今後の対応について話し合うことをお勧めします。一人では抱えきれない負担を、家族みんなで分担することで、あなたの負担を軽減できます。

祖母とのコミュニケーション改善のための工夫

祖母とのコミュニケーションは、認知症の症状によって困難な部分が多いですが、いくつかの工夫で改善できる可能性があります。

1. 繰り返し質問への対応

同じ質問を繰り返された時は、短く、優しく、笑顔で答えることが大切です。毎回同じように丁寧に答えることで、祖母は安心感を覚えます。また、質問の内容をメモしておき、それを提示するのも有効です。

2. おせっかいへの対応

祖母がおせっかいな行動をとる場合は、「ありがとう。でも、今は大丈夫だから」と、優しく断ることを繰り返しましょう。 感情的に反論せず、落ち着いて、祖母にとって理解しやすい言葉で伝えることが重要です。

3. 部屋への侵入対策

祖母があなたの部屋に頻繁に入ってくるのが気になる場合は、ドアに鍵をかける目隠しカーテンを取り付けるなどの物理的な対策も有効です。ただし、祖母が不安を感じないように、事前にきちんと説明し、理解を得るように努めましょう。

4. コミュニケーションの工夫

* ゆっくりと、はっきりとした言葉で話す
* 視覚的な情報(写真、絵)を活用する
* 簡単な言葉を使う
* 祖母が興味を持つ話題を選ぶ

お部屋のインテリアと環境整備

インテリアも、祖母との生活を円滑にする上で重要な役割を果たします。

1. 明るく、清潔感のある空間

認知症の人は、暗い場所や散らかった場所に不安を感じやすい傾向があります。明るく、清潔感のある空間を心がけましょう。

2. 安全性の確保

転倒防止のために、滑りにくい床材を使用したり、手すりを設置するなどの工夫が必要です。

3. 落ち着ける空間づくり

落ち着いた色合いの家具や、自然素材を取り入れることで、リラックスできる空間を作ることができます。グレーは、落ち着きと清潔感を与え、リラックス効果も期待できます。 間接照明も効果的です。

まとめ:専門家の力を借り、自分自身も大切に

認知症の祖母との同居は、大変な道のりですが、決して一人で抱え込む必要はありません。専門機関のサポートを受けながら、少しずつ状況を改善していくことが大切です。自分の気持ちを抑え込まず、専門家に相談し、適切なサポートを受けることで、あなた自身の心身の健康を守りながら、祖母との生活をより良いものにしていくことができるでしょう。 そして、自分の時間も大切にすることを忘れないでください。大学生活を充実させることも、あなたの心の健康を保つ上で重要です。

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