認知症の父とショートステイ:風邪流行と退所、その対応策

認知症の父がショートステイに入所している施設で風邪が流行り2、3日家で見てくださいと言われました。 介護5で認知症の父がショートステイで入所している施設で風邪が流行りました。 父は少し熱はありましたが、検査してインフルエンザではありませんでした。 しかし、おぼつかない足取りではありますが、自力で歩けて動き回るので 他の部屋とか入ってしまう事があるので、 施設の看護師に「風邪を他の人に移してしまうと困るので 風邪が落ち着くまで、2、3日家で見てもらえませんか?」と突然言われました。 仕方なく家に連れて帰ったものの、認知症で目が離せず、家の中でうろうろして 夜も何回も起きたりと大変です。 1週間経ってもまだ落ち着いたから戻っても大丈夫と連絡がありません。 ケアマネさんに戻れるまで他の施設でショートで少しの間見てもらえないか 探してもらったんですが、空いてないとの事。 いまネットでも空き情報が見られて近辺の施設も空いてたのでちょっと疑ってしまいました。 他の人に移してしまうからというのもわかりますが、そんな簡単に退所させられてしまうものですか? 家で面倒がみるのが大変だから施設にお願いしているのに。 回答お願いします。

ショートステイからの突然の退所要請:その理由と対応

ご高齢の認知症のお父様をショートステイに預けられているにも関わらず、風邪流行を理由に突然の退所要請を受け、ご苦労されている状況、大変お察しいたします。 施設の対応に疑問を感じられるのも無理はありません。 この状況を整理し、具体的な対応策を考えていきましょう。

施設の対応について

施設の対応は、一見すると「感染症予防」という正当な理由のように見えますが、いくつかの点で疑問が残ります。

  • 突然の退所要請: 風邪の流行は予測可能な事態です。 事前に家族への連絡体制や、感染拡大防止策(隔離措置など)が十分に整っている施設であれば、このような突然の退所要請は避けられるはずです。
  • 検査結果の不足: インフルエンザ陰性だったとはいえ、他の感染症の可能性も考慮すべきです。 具体的な感染症の特定と、その感染力の強さ、そしてお父様の症状の程度を踏まえた上で、退所要請の判断がなされるべきでした。
  • 代替施設の確保: 施設側が、お父様の退所後の受け入れ先を確保する責任があるはずです。 ケアマネージャーに依頼したものの空いていなかったという説明は、施設側の責任逃れと捉えることもできます。
  • ネットの情報との食い違い: ネット上の空き情報と実際の状況にずれがある場合、施設の対応に不信感を抱くのも当然です。

退所要請の法的根拠

ショートステイは、あくまで一時的な利用です。 利用契約には、施設側が一方的に利用を打ち切れる条項が含まれている場合もあります。しかし、それは緊急性が高く、やむを得ない場合に限られます。 今回のケースでは、その緊急性ややむを得なさについて、施設側の説明が不十分であると言えるでしょう。

具体的な対応策

  • 施設との話し合い: まずは、施設側に具体的な理由と対応策について、冷静に説明を求めましょう。 記録を残すため、面談の内容はメモしておきましょう。 必要であれば、録音することも検討してください。
  • ケアマネージャーとの連携: ケアマネージャーに、施設側の対応について相談し、適切なアドバイスを求めましょう。 他のショートステイ施設の空き状況についても、再度確認してもらいましょう。 もしかしたら、施設側の情報提供に問題があった可能性もあります。
  • 関係機関への相談: 状況が改善しない場合は、市町村の介護保険担当窓口や、地域包括支援センターなどに相談してみましょう。 彼らは、介護サービスに関する紛争解決の窓口としての役割も担っています。
  • 弁護士への相談: もし、施設側の対応に法的問題があると判断する場合は、弁護士に相談することを検討しましょう。 専門家の意見を聞くことで、より適切な対応策を立てることができます。

インテリアと介護:自宅での介護を快適にする工夫

お父様を自宅で介護する期間が長引く可能性も考慮し、自宅環境の改善について考えてみましょう。 認知症の方の介護は、非常に負担が大きいため、快適な生活空間を作ることで、少しでも負担を軽減することが大切です。

安全性の確保

  • 転倒防止: 廊下や階段に手すりを設置する、床に滑り止めマットを敷くなど、転倒防止対策を徹底しましょう。 家具の配置も、転倒しにくいように工夫します。
  • 危険物対策: 火災や感電事故を防ぐために、コンセントカバーやガス栓カバーを使用するなど、危険物へのアクセスを制限しましょう。 薬や刃物なども、手の届かない場所に保管します。
  • 照明の確保: 夜間の徘徊を防ぐために、廊下やトイレなどに十分な明るさの照明を設置しましょう。 また、夜間でも安心して移動できるように、常夜灯を使用するのも有効です。

認知症の方への配慮

  • 見やすい空間: 視覚的な刺激を少なくし、落ち着ける空間を作るために、壁の色をベージュやアイボリーなどの落ち着いた色にする、家具の配置をシンプルにするなどの工夫をしましょう。 ベージュは、リラックス効果があるとされています。
  • 分かりやすいサイン: トイレや浴室などの場所が分かるように、絵や文字で分かりやすいサインを設置しましょう。 認知症の方にとって、視覚的な情報はとても重要です。
  • 安心できる空間: お父様が落ち着ける場所を作るために、好きな写真や思い出の品を飾るなど、温かみのある空間づくりを心がけましょう。

専門家の視点:介護とインテリアの連携

介護福祉士やケアマネージャーなどの専門家は、介護環境の整備に精通しています。 彼らに相談することで、具体的なアドバイスを得ることができます。 特に、認知症の方の介護においては、専門家の意見を参考に、安全で快適な生活空間を作る事が重要です。

まとめ

今回のケースは、施設の対応に疑問が残る点が多く、ご家族の負担が大きくなっています。 まずは、施設と冷静に話し合い、ケアマネージャーと連携して解決策を探ることが重要です。 同時に、自宅での介護を円滑に進めるために、安全で快適な生活空間を作るための工夫も必要です。 専門家の意見を参考に、適切な対応を検討してください。

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