認知症の母を精神病院に入院させた…罪悪感と今後の対応

今日、認知症の母親を精神病院へ入院させました。 今、少し罪悪感を感じています。皆さんのアドバイスを頂けましたら幸いです。 私は43歳の会社員で、80歳の母親と二人暮らしです。 父親は8年程前に他界しました。 私は二人兄弟の次男でお恥かしながら兄弟とも独身です。兄は母親と昔から仲が悪く実家には全く寄り付きませんし連絡もありません。 母親の様子がおかしいと思ったのは5~6年程前からです。 徐々に物忘れ・勘違いを繰り返すようになり、3年程前からは幻想を見たり(誰かが夜中に部屋に入ってきて暴れていった)、預金通帳が無くなった(私が泥棒扱いされ朝まで怒鳴りつけてきて一睡も出来ず会社に行く事もありました)、暴飲暴食を繰り返す(アイスクリームを10個以上食べる)、などを繰り返し、主治医(母親は糖尿病)の先生の紹介で認知症専門科のある精神病院へも通院させるようにしてました。 足腰は弱ってますが、トイレや食事・歩行は普通にでき、会話(喋り)も比較的しっかりしてます。でも、認知症のこともあり今日まではデイケアに週3回通ってました(要介護3)。しかし、デイケアも何回もトラブルを起こしたり、銀行へ何度も出向きお金を返せ!と職員の方を困らせ警察にもお世話になりました。通帳は家のどこかにあると思うのですが、母親が毎回違うところに隠すようにしまいこんで私もどこにあるか見つけられない状態です。母親は自分がしまった事自体を忘れて私が取ったと思ってます。 最近はご近所の家に意味不明な事を何回も言いに行って市役所・警察へ通報があったり、昼間・夜間に俳諧する事もたまに出てきたので、市役所へも何度か相談に行き、結局、地域包括支援センターの方にも進められ、本日入院させる事にしました。 病院へは市役所から事前に入院のお願いの連絡をして頂いており、本日も地域包括支援センター・ケアマネの方も診察や入院説明まで同行して頂きとても有難く思いました。 しかし、午後に着替え等を持って、再び病院を訪れたのですが…母がここから出て行く!と暴れるので鍵付きの個室に入って(閉じ込めて)いるとの事で母親には面会できませんでした。 事前に先生に拘束する場合等があることは聞いてたのですが、今日病院へ連れて行く時に「入院する予定であること」を母親には黙って連れて行きました… 黙って連れて行った事、又、自分が楽になる為に入院させたようにも感じ、罪悪感を感じています。 認知症の介護経験のある方、認知症に詳しい方、今後について何かご助言・アドバイス頂けたら幸いです。。 (本音は兄に相談しても無駄なので、誰かに聞いて欲しくて今書いています。すみません…)

入院による罪悪感…それは当然の感情です

まず、ご自身の抱える罪悪感は、決して不自然なものではありません。 80歳の認知症の母親を一人で介護し、限界を感じ、入院という決断を下した…その過程で、様々な葛藤や苦悩があったことでしょう。特に、母親に黙って入院させたこと、そして「自分が楽になるため」という思いが混ざっていることに対する罪悪感は、深く心に刻まれているはずです。

しかし、ご自身の決断は、決して「楽になるためだけ」のものではなかったはずです。 長年、母親の介護に尽力し、デイケアでのトラブルや近隣への迷惑行為、そしてご自身の心身の疲労…これら全てを踏まえた上で、最善の策として入院という選択に至ったのではないでしょうか。

認知症介護の現実と、あなたへのねぎらい

認知症介護は、想像をはるかに超える大変さです。 物忘れや幻覚、徘徊、そして突発的な行動…これらは、介護する側にとって大きな負担となります。 さらに、ご兄弟との関係性や、経済的な負担、そしてご自身の健康状態も考慮しなければなりません。

あなたは、長年、一人で母親を支えてきました。それは、並々ならぬ努力と犠牲を伴うものでした。 その事実を、まずご自身で認めてあげてください。そして、罪悪感に囚われるのではなく、これまでの頑張りをねぎらってあげてください。 あなたは、決して悪いことをしたわけではありません。

今後の対応:専門家との連携と、心のケア

今後の対応としては、以下の点を心がけてみましょう。

1. 医療スタッフとの連携を密にする

病院の医師や看護師、そしてケアマネージャーと積極的にコミュニケーションを取りましょう。 母親の状態、治療方針、そしてご自身の不安や疑問を共有することで、より適切な対応が可能になります。 定期的な面会を通して、母親の状態の変化を確認し、必要に応じて医師に相談しましょう。 また、入院による母親の精神状態の変化にも注意深く観察し、医師に報告することが重要です。

2. 地域包括支援センターの活用

地域包括支援センターは、高齢者の介護に関する様々な相談に応じる窓口です。 入院後の生活に関する相談、経済的な支援、そしてご自身の心のケアについても相談できます。 定期的に相談することで、不安を解消し、適切なサポートを受けましょう。

3. ご自身の心のケアを優先する

認知症介護は、介護者自身の心身に大きな負担をかけます。 ご自身の心のケアを怠らないことが、長期的な介護を続ける上で非常に重要です。 相談窓口やサポートグループなどを利用し、専門家のアドバイスを受けながら、ストレスを軽減する工夫をしましょう。 友人や親戚など、信頼できる人に話を聞いてもらうことも効果的です。

4. 兄弟とのコミュニケーション(可能であれば)

兄との関係は難しいかもしれませんが、状況によっては、母親の介護状況や入院の経緯を伝えることを検討してみましょう。 直接話すのが難しい場合は、手紙やメールで伝えるのも一つの方法です。 理解を得られるとは限りませんが、少なくとも現状を伝えることで、将来的な介護の負担軽減に繋がる可能性があります。

5. 具体的なアドバイス:生活リズムの調整と環境整備

母親の入院後、ご自身の生活リズムを見直しましょう。 長年、母親の介護に費やしてきた時間を、自分のための時間として活用し、心身のリフレッシュを図ることが大切です。 趣味や運動、休息など、自分に合った方法を見つけて、無理なく継続しましょう。 また、自宅の環境整備も重要です。 母親が不在になったことで、不要な物を整理したり、部屋の模様替えをすることで、心機一転、新たな生活を始めるきっかけとなるでしょう。

インテリアを通して心の安らぎを

長年の介護疲れから、ご自宅のインテリアにも手が回っていないかもしれません。 しかし、心地よい空間は、心の安らぎに繋がります。 例えば、落ち着きのあるグレーの壁や、自然素材を取り入れた家具などを配置することで、リラックスできる空間を作ることができます。 「いろのくに」では、様々な色のインテリアを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。 落ち着いた色合いのインテリアは、疲れた心を癒す効果があります。 例えば、グレーのソファやクッション、または淡いグレーのカーテンなどを導入することで、リラックスできる空間を演出できます。 また、自然素材の家具や、植物を置くこともおすすめです。

まとめ:あなたは一人ではない

あなたは決して一人ではありません。 医療関係者、地域包括支援センター、そして私たちのような情報提供者など、あなたの周りには多くの支援者がいます。 罪悪感に囚われることなく、前向きに、そして周りのサポートを受けながら、一歩ずつ進んでいきましょう。 まずは、ご自身の心のケアを最優先し、ゆっくりと休息を取ってください。

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