解体現場から建具と畳をゲット!納屋の土間リフォーム計画

解体現場において「必要なものを持って行っていいよ」と家主と解体業者から許可を貰いました。いろいろ貰って行こうと思いましたが、その中でも、建具と畳を貰うことについて検討しております。検討している当方のリフォーム先は納屋の土間の空間です。ここを高床にして畳と襖を入れようと思いますが、あちこちから集めた畳や襖ですと寸法違いがでますが、同じ部屋にあったものを持って来れば大丈夫だろうと思っております。いかがでしょうか?畳は床板の上に載せて周りを木で加工すれば素人の私でも出来そうですが、襖を入れるとなると敷居の加工が難しく私には無理です。大工さんの日当を仮に20,000円とすると3間半ほどの長さでおいくら位かかるものでしょうか?

解体現場からの建材リサイクル:畳と襖の活用

解体現場から建材を譲り受けるのは、資源の有効活用という点でも素晴らしいアイデアです!特に、古民家風の味わい深い納屋をリフォームする際には、古材の活用は雰囲気づくりに大きく貢献します。同じ部屋からの畳と襖であれば、寸法が合う可能性が高く、リフォームがスムーズに進みます。ただし、いくつか考慮すべき点があります。

畳の活用:DIYの可能性と注意点

畳を床板の上に載せて加工するDIYは、十分可能です。しかし、いくつか注意点があります。

  • 畳のサイズと状態の確認:畳のサイズを正確に測り、納屋の土間のサイズと比較しましょう。また、畳の状態(カビや痛みなど)も確認し、必要に応じて修復が必要です。状態の良い畳を選ぶことが重要です。
  • 床板の強度と高さ:畳を置く床板は、畳の重量に耐えられるだけの強度が必要です。また、高床にする高さを決め、適切な高さの床板を作成しましょう。高さを間違えると、襖の取り付けや生活空間の使い勝手が悪くなってしまう可能性があります。
  • 防湿対策:土間の上に直接畳を敷くと、湿気によって畳が傷む可能性があります。防湿シートや防虫剤の使用を検討しましょう。床下換気を確保することも重要です。
  • 仕上げの加工:畳の周囲を木で加工する際には、正確な寸法と適切な木材選びが重要です。木材の選び方や加工方法については、DIYサイトや動画などを参考にすると良いでしょう。初心者の方は、まず小さなサンプルで練習してから本番に取り組むことをおすすめします。

襖の取り付け:専門家への依頼と費用

襖の取り付けは、敷居の加工など専門的な知識と技術が必要になります。DIYで無理に作業を進めると、仕上がりが悪くなったり、怪我をする可能性もあります。3間半の長さの納屋に襖を取り付ける場合は、専門の大工さんへの依頼がおすすめです。

大工さんへの依頼:費用と工程

大工さんの日当が20,000円の場合、3間半(約6.5m)の襖の取り付け費用は、作業時間や材料費によって変動します。

  • 敷居の加工:既存の敷居を使用するか、新たに作成する必要があるかによって費用が変わります。既存の敷居を使用できる場合は費用を抑えられますが、状態によっては交換が必要になることもあります。
  • 襖の寸法調整:解体現場から入手した襖がピッタリ合うとは限りません。寸法調整が必要な場合は、追加費用が発生する可能性があります。
  • 材料費:敷居やその他の部材が必要な場合は、材料費も考慮する必要があります。使用する木材の種類や品質によって費用が大きく変わります。
  • 作業時間:3間半の襖取り付けには、半日〜1日程度の作業時間が必要となるでしょう。大工さんの経験やスキルによっても作業時間は異なります。

これらの要素を考慮すると、3間半の襖取り付け費用は、材料費込みで50,000円〜100,000円程度と予想されます。正確な費用を知るためには、複数の大工さんに見積もりを依頼することをお勧めします。

専門家の視点:リフォームにおける注意点

リフォームを成功させるためには、専門家のアドバイスを受けることが重要です。特に、古い建材を使用する場合は、構造上の問題や安全面に関する専門家の意見を聞くことをおすすめします。

構造上の問題

古い建材は、経年劣化によって強度が低下している可能性があります。そのため、使用する前に専門家による点検が必要です。特に、土間の上への高床式にする場合は、床下換気や湿気対策を十分に考慮する必要があります。

安全面

解体現場から持ち帰った建材には、釘やガラスなどの危険物が含まれている可能性があります。作業を行う際には、安全対策を十分に行い、必要に応じて保護具を着用しましょう。

まとめ:理想の納屋リフォームを実現するために

解体現場から入手した畳と襖を活用した納屋リフォームは、魅力的な計画です。DIYでできる部分と専門家にお願いする部分を明確に区別し、計画的に進めることが重要です。費用や時間、安全性を考慮し、理想の納屋空間を実現しましょう。

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